朝ドラ2021年後期の「カムカムエヴリバディ」第8週るい編のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。
8週の木曜日から「るい編」が始まります。安子編の終盤は戦時中そして終戦の時代ですのでどうしても暗くなってしまいました。
あんこも作れなくなり甘いものを食べるシーンもなく笑いも少なくなってしまったのは仕方がありません。
安子編の終盤で“るい”の関係を修復できずに終わりました。そして、“るい”は18歳になり行動を起こすのです。
それは、今後の生活にどう影響するのでしょうか。
と言うことで、るい編のオープニングはミュージカル調で大阪の街をるいが踊りながら登場します。
第8週のルイ編は、安子の娘・るいが成長し、岡山から大阪へと舞台を移します。
るいは幼い頃の傷を抱えながらも、自立した人生を歩むために大阪のクリーニング店で働き始めます。
大阪のにぎやかな下町で、店主の「竹村」のもとで一生懸命働くるい。
やがて、るいは店の常連客であるジャズ喫茶の店主・大月錠一郎(通称:ジョー)と出会います。
ジョーはトランペットを愛する青年で、どこか影のある雰囲気ですが、るいは次第に彼の不器用だけれどもまっすぐな人柄に惹かれていきます。
一方で、るいの額には子どものころに負った傷跡があり、それを人に見せることを恐れて、心を閉ざしてしまうことも。
そんなるいに対しても、ジョーは優しく寄り添います。
音楽を通じて心を開き始めるるい。ふたりの距離が少しずつ縮まっていくなかで、るいは新たな人生の一歩を踏み出そうとしていました。
雉真千吉も“るい”の幸せを願いながらも最期はるいと安子を引き離してしまったと悔いていましたね。
雉真家では、勇がお手伝いの雪衣と結婚し男の子が生まれていましたが、千吉は亡くなりました。
さて、成長したるいは勇とキャッチボールをしながら岡山から出る決意を口にします。勇はるいの決心が揺るがないことを察して許すのです。
“るい”は18歳を機に雉真家を離れて1人立ちすることを決めていたのでした。“るい”は、額の傷を治しませんでした。雉真家に縛られたくない意地でした。
安子はやはりロバートと一緒に渡米したのでしょうか?
そのシーンはありませんでした。そして、「るい大阪編」はるいが明るく街に出て踊るシーンから始まりました。
深津絵里演じる2代目ヒロイン“るい”編がスタートします。
大阪のホテルの面接のために新調した服を着ていた“るい”は、道頓堀のクリーニング店の店主(村田雄浩演じる平助)の自転車にぶつけられ、汚されてしまいます。
クリーニング店で平助の妻(濱田マリ演じる和子)の服を借り、ホテルの面接に行くことはできましたが、面接で額を見せることを拒否した結果、落ちてしまいます。
さて、“るい”はどこで働くことになるのでしょう?
ホテルの面接は落ちてしまいましたが、平助のクリーニング店で求人募集をしているのを聞いて、住み込みで働くことになった“るい”。
平助と和子の漫才のようなやり取りで、徐々に笑顔が戻ってきます。クリーニングの仕事も熱心に覚えていきます。
ある日、オダギリジョー演じる丈一郎が店に客としてやってきます。自分の着ていた服まで脱いで洗濯に出すような、かなりあやしい客でした。
その印象に圧倒され、名前も聞けなかった“るい”。
本来客の洗濯物を判別するために洗濯物に名前を縫い付けますが、あらぬことか“宇宙人”と付けてしまいます。
“るい”の奇抜な想像力の豊かさに笑ってしまいました。雉真家を離れ、ようやく自由になった“るい”の始まったばかりの生活。
明るいものになってほしいです。
最初は不器用ながらも、懸命に仕事を覚えようとする“るい”の姿が印象的です。
働くことで自立しようとするるいの強い意志と、クリーニング屋の竹村和子のあたたかい指導が心に残ります。
るいにとって大阪での生活は新たなスタートライン。過去の痛みを抱えながらも「前に進もう」とする彼女の決意が感じられて胸を打たれました。
ジョーと出会う場面は、ジョーがクリーニング店に服を持ってきてるいと出会います。
最初はぶっきらぼうで不器用なジョーですが、トランペットへの情熱やまっすぐな心根が少しずつ垣間見えてきます。
音楽が好きで、自分の夢に向かって進んでいるジョーに、るいは自然と惹かれていきます。
ただ、ふたりの距離感がとても絶妙で、見ていてじれったくもあり、応援したくなりました。まだぎこちないけれど、だからこそふたりの心が近づく過程に引き込まれます。
幼い頃に負った額の傷をいまだに気にして、前髪で隠そうとするるい。それは単なる外見の問題ではなく、「母と別れた傷」「心の痛み」の象徴でもあります。
このシーンはとても象徴的でした。
過去からの傷がるいの成長と共にどう癒されていくのか、この時点ではまだ分からないけれど、視聴者としては応援したくなる瞬間です。
ジョーがるいの傷に触れず、自然体でいるところも好印象でした。
“るい“は、安子に自分の額を見せながら、「もう、二度と会いとうねぇ」「I hate you.」と言って、安子を遠ざけてしまいました。
今までどんな時も一緒でしたが、2人の間に深い亀裂が入ります。そして、この亀裂は修復を迎えることなく年月が経ちました。
“るい”の雉真家に対する意地と離れる決断、そして安子への恨み。新天地大阪で、誰にも縛られない自由で笑顔あふれるステキな大人になってほしいです。
この週は、るい編の本格的な始まりとして、彼女の新しい生活と、人との出会い、過去との向き合いが描かれる大事なパートです。
ジョーとの関係も、これからどんどん深まっていきますよ。
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