朝ドラ(連続テレビ小説)2021年後期「カムカムエヴリバディ」第2週安子編のあらすじとネタバレを紹介します。
安子と稔は文通を通じて距離を縮めていきます。しかし、稔が名家・雉真家の跡取りであることから、安子との関係は周囲にとって簡単なものではありません。
この週は、安子と稔の純粋な恋が社会的な壁にぶつかりつつ、戦争という時代の波が迫ってくる…というとてもドラマティックで切ない展開です。
次代は1939年~1941年です。
安子の兄・算太が借金をして勘当され、橘家に暗雲が。そんな中、安子に砂糖会社の息子との見合い話が持ち上がります。
安子の気持ちは稔に向いていますが、家族の幸せも願っており、心は揺れ動きます
1939年~1941年。
安子は大阪に帰った稔と文通を始めます。物語はお互いの文を読み合いながら時間が経過していきます。
その文の数でお互いの気持ちの距離が近くなっていくのです。友情から恋心に変わっていくのですね。
一方、稔の弟の勇は甲子園出場に向かって野球の練習に励んでいるのですが、安子に対しては素直に自分の思いを表現することができません。
この先、いつ胸の内を告白するのでしょうか?
そんな二人の関係、いや三人の関係の時間は流れていくのですが、折しもヨーロッパでは戦争が始まり、英語講座もなくなってしまいます。
稔の大学の授業も英語ではなくドイツ語になっていましたね。
ダンサーになるため修行にでたはずの算太が戻ってきます。算太のダンス(ジルバかな)はとてもかっよよかったですよね。
算太は橘のみんなに自慢話をしますが、家業を継ぐわけではありません。
そんなある日「たちばな」にこわもての男が押しかけてくるのです。算太が勤めていたダンスホール関係者から多額の借金をしていたようです。
さて、さてこれからどうなる事やら・・・
第8回は泣けますね。切ないです。そして稔は安子が大阪に配達にきたことでないと解っていました。
いよいよ大変な時代に突入していきます。砂糖が配給制になりました。「たちばな」の菓子作りも大変です。
そこで、安子に佐藤会社の息子との見合い話が持ち上がりました。
当然安子は乗り気ではありません。そして翌朝、置手紙をして小さなカバン一つで始発の電車に乗り込むのです。
行先はどこなんでしょうか?もちろん大阪の稔の下宿です。二人は映画を見てそばを食べそして安子は汽車に乗り岡山に帰ります。
汽車の中で悲しく悲しくて一人で泣いていると安子の前には大阪で別れた稔がいました。そして「なぜ泣いているの?」と問うのです。
夕焼けが美しい川辺で二人は会話を交わします。
安子: “It smells like the ocean” (潮の香りがします)
稔: “Do you you see that beautiful sunset?” (あの美しい夕日が見える?)
安子: ” Yes, I do. I see a beautiful sunset over the river” (はい、見えます。川の向こうに美しい夕日が)
第9回も泣けます。本当に泣けます。安子は夜遅く岡山の自宅に戻りますが一人でなく稔も一緒です。
稔は安子の父・金太に交際を認めて欲しいと申し出るのです。金太は誠実な稔を認めつつも安子が橘家を継ぐと決めています。
その夜は一旦稔も実家に戻り父と仕事の話から砂糖が入りづらくなることを言われます。ふと橘の家業が心配になります。
安子のお見合いの話は稔の件でなくなりました。安子はいつものように店番をしていますが、一緒にいる親友のきぬちゃんから
安子ちゃん…わからなんだらええけど…きぬちゃんはずーーーっと前から気づいとるんよ。。
と意味深なことを言われますが安子はその意味が解りません。
そしてそしてもっと切ないのは稔が弟の勇から安子が好きなことを突然と聞かされる場面です。
エンディングは勇と稔のキャッチボールのシーンでした。兄・稔は雉真家の跡取りです。その兄にキリっと自分の気持ちを伝える勇ですが、
この後、稔はどうするのでしょう?
勇は兄の稔に安子が好きなことを昨日打ち明けました。安子への恋心を断ち切れない複雑な思いを抱えて甲子園に臨みます。
しかし、戦況の悪化に伴い思わぬ知らせが勇に伝えられるのです。そうです中止の知らせです。
勇くんの大事な最後の夏でしたが、2020年の甲子園も中止になりましたよね。球児たちが泣く姿がニュースで流れていました。
しかし勇の時代は戦況の悪化です。なんともやりきれないですね。
第10回は勇のやるせない場面の連続です。安子への思い、そして兄には野球しか勝てない、でもその野球の夢も敗れてしまう。
「たちばな」の従業員にも召集令状が届きはじめ、ラジオからドイツとソ連の戦況を伝える臨時ニュースが流れていました。
そしてエンディングは遂に日本が開戦する12月8日の戦況がラジオから流れるのです。来週の安子と稔はどうなるのでしょう?
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第2週までで16年の歳月が描かれ、展開は速いものの、無駄と感じさせない丁寧に描いています。
特に、安子と稔の手紙のやり取りを一話まるごと使って描くなど、時間の使い方が贅沢で、登場人物の心情が深く伝わってきます。
戦争が日常生活に忍び寄る様子が描かれ、砂糖の配給制や甲子園の中止など、具体的な出来事を通じて、戦争が人々の生活に及ぼす影響がリアルに伝わってきました。
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