中村勘九郎(キャスト)が「どうする家康」で演じるは茶屋四郎次郎と二代目清忠。

2023年大河ドラマ「どうする家康」で、茶屋四郎次郎を演じる歌舞伎俳優キャスト「中村勘九郎」さんと茶屋四郎次郎を紹介します。

又、茶屋四郎次郎の二代目として「関ケ原の戦い」の前に、茶屋四郎次郎清忠としても登場します。

中村勘九郎さんと主演の松本潤さんとは公私ともに仲が良が良いことも有名ですが、今回の出演に関しては、

「徳川家康の御用商人として取り立てられた茶屋四郎次郎、家康の数々のピンチを救った男ですが、公私ともに仲が良い“松本”家康殿のため、身を粉にしてお仕えしたいと思います」

とコメントしています。

『茶屋四郎次郎にお任せあれ!!』歌舞伎役者らしくリズムよく抱負を語る中村勘九郎さん。

中村勘九郎の茶屋四郎次郎に期待が高まります。

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中村勘九郎(キャスト)が「どうする家康」で演じるは茶屋四郎次郎。

茶屋四郎次郎とは。

茶屋四郎次郎と言うのは、実は通称で本姓は「中嶋」と言います。代々、四郎次郎を名乗ることになっているので、いわば世襲制なのです。

その初代が清延(きよのぶ)で、清延こそが中村勘九郎さん演じる茶屋四郎次郎なのです。

「どうする家康」の中では、武士としてはまるで才能がなかったようですが商才に長け、京へ出て豪商といわれるまでに上り詰めた男として描かれています。

その才覚で家康を出世頭と見込み、あの手この手で助けを出す。

嫌らしさが出ないのは、その陽気な性格ゆえなのか、あれよあれよと家康のスポンサー的な存在となっていきます。

本能寺の変では、家康にそれを知らせた人物としても有名。

家康の成功は、自分の成功、豪快に商魂たくましく、日本一の豪商へと駆け上っていきます。

中村勘九郎(キャスト)が「どうする家康」で演じるは茶屋四郎次郎の登場は。

第13話「家康、都へゆく」で登場。

茶屋四郎次郎の登場は第13話「家康、都へゆく」です。

茶屋四郎次郎は家康のために当時は大変貴重なお菓子であったコンフェイトをやっとの思いで手に入れ、家康に献上します。

第41話「逆襲の三成」で二代目茶屋四郎次郎清忠で登場。

「どうする家康」第41話「逆襲の三成」のあらすじ(ネタバレ)感想。

中村勘九郎(6代目)が過去に出演した「大河ドラマ」

2004年:新選組!

2004年:新選組! (役:藤堂平助)

2019年:いだてん〜東京オリムピック噺〜(主演:金栗四三)

金栗四三と言えば、日本人で初めてオリンピックに参加した人物です。

金栗四三と、日本にオリンピックを招致した田沼政治が描かれています。

2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で、中村勘九郎さんは主演を務め、金栗四三を演じました。

初参加で大惨敗を喫した1912年のストックホルムから、1964年の東京オリンピックが実現するまでの日本人の「泣き笑い」が刻まれた激動の半世紀を描いた作品です。

大河では鬼門とも呼ばれた近代を舞台としましたが、スポーツと落語を主軸に置くことで共感を呼び、大河ドラマの新境地を開いたともいわれている作品です。

中村勘九郎さんは、金栗四三の人物像を演じるだけでなく、箱根駅伝で山上りの名手と言われた金哲彦氏をコーチに迎え、

金栗四三の少年時代からストックホルム五輪時代へかけてフォームが洗練されていく様まで見事に演じ分けたことでも評判を呼びました。

中村勘九郎(6代目)の映画一選。

歌舞伎NEXT 阿弖流為(アテルイ)

2016年に制作された「歌舞伎NEXT 阿弖流為(アテルイ)

新橋演舞場で上演された同作品を映像化したものです。2002年に「劇団☆新感線」の作品として上演されたものの歌舞伎版。

蝦夷(えみし)を率いるリーダー・阿弖流為と、それを討伐する坂上田村麻呂。

敵同士でありながら、奇妙な友情で結ばれた2人の男の戦いを軸に、阿弖流為を導く謎の女・立烏帽子をはじめ一筋縄ではいかない登場人物たちによるスペクタクルな物語が展開されます。

歌舞伎と近代舞台が見事に融合し、そのスピード感とスケールの大きさが話題になりました。

「歌舞伎を知らなくても楽しめる!」「めちゃくちゃ格好いい!!」と大きな評判を呼んだこの作品で、中村勘九郎さんは坂上田村麻呂を演じています。

謎の女・立烏帽子は勘九郎さんの弟の七之助さんが演じ、田村麻呂を征夷大将軍に推挙する右大臣藤原稀継役は昨年の「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じて注目を集めた坂東彌十郎さんが務めています。

まとめ。

中村勘九郎さんを一言で表現すると「清々」なのではないでしょうか。

どこにいても、爽やかで清々しい魅力をふりまく役者さんです。

歌舞伎役者らしく、立っているだけでぱっと目を引く凛々しい立ち姿に、はっきりとした顔立ちも魅力の一つ。

舞にも定評があり、それはちょっとした動作にも表れます。

歌舞伎俳優ゆえの雅やかさが、茶屋四郎次郎役に良く活きています。

豪快に、雅やかに、商人として戦国を生きていく茶屋四郎次郎を中村勘九郎さんがどう演じるか。楽しみでなりません。