大河ドラマ2021年「青天を衝け」第29話「栄一、改正する」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
栄一の進言は、上司の大隅や伊藤から認められ、民部省内に新たに改正係が設置されました。杉浦譲や前島密を静岡から呼び寄せます。
改正掛は租税の改正、貨幣や郵便制度の確立など、新たな国づくりのため、まい進します。しかし、
旧幕臣の活躍を快く思わない一派と対立もしてしまいます。
そんな中、栄一は惇忠と再会します。新政府に平九郎を殺され心に傷を負っていた惇忠に、栄一は密かに温めていた提案を切り出すのです。
先週は⇒「青天を衝け」第28話「篤太夫と八百万の神」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
大久保は大隅を非難していました。それは大政官と十分に話し合うことなく旧幕臣を登用し改正係を創設したのは出過ぎたことだというのです。
大久保は栄一や大隅にこれ以上出過ぎたまねはするなと行って立ち去ってしまいます。
日本は輸出品である生糸の品質向上をフランスから強く求められていました。ですので製糸工場の建設が急務となっていました。
養蚕に詳しい栄一は、大隅からこの件を一任されており、多忙の中でも懸命に取り組むのです。
栄一はこの件に関しては惇忠の力を借りたいと考え、新政府への出仕を求めました。
惇忠は平九郎の命を奪った新政府のもとで働くことをためらっていたが、やがて出仕の決心をするのです。
明治4年(1871年)3月1日
改正係の成果の一つである郵便制度が開始しました。栄一は胸を高鳴らせて、静岡の慶喜に宛てた手書きを投函し、新たな国づくりに励んでいることを知らせました。
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