風間俊介(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「鶴屋喜右衛門」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「鶴屋」って何?と思う方は多いと思います。
「鶴屋」は地本問屋の屋号で、喜右衛門は問屋仲間のリーダー的な存在です。風間俊介の大河ドラマ出演は3回目ですね。
鶴屋喜右衛門は生没年不詳です。
上方から江戸に来て、鶴喜(つるき)と呼ばれたり、仙鶴堂(せんかくどう)(遷鶴堂)と号したりしていました。
鶴屋喜右衛門は三代にわたって襲名され、大河ドラマに登場するのは蔦屋重三郎と同年代に活躍した初代です。
初代の鶴屋喜右衛門は元々京都の書物問屋でしたが、万治年間(1658~1661年)になって江戸へ出店しました。
京都の本家は寛永年間(1624~1644年)から幕末まで存続しています。
江戸に出てきた鶴屋喜右衛門は明治時代まで存続し、多くの絵双紙(えぞうし)や錦絵を版行しました。
鶴屋喜右衛門が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。
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江戸市中の地本問屋のリーダー的存在で、草双紙や錦絵で多くのヒット作を出版しながら、若い才能を発掘するのにも熱心でした。
ただ、吉原出身の蔦重を仲間にすることは嫌っており、その新規参入を阻止しようとします。
江戸の出版文化の代表は極彩色の浮世絵や絵入りの「娯楽小説の草双紙」です。これらは気軽に楽しむことのできる出版物として広く享受されていました。
草双紙(くさぞうし)とは、絵入り通俗読み物で、「赤本、黒本、青本、黄表紙、合巻など」の総称です。
絵草紙(えぞうし)、絵本(えほん)とも呼ばれました。
草双紙の特徴は、毎ページに挿絵が入り、余白を平仮名の本文で埋めることです。現代のまんがですね。
江戸で生産された草紙類は「地本」と呼ばれていました。上方から江戸に運ばれる「下り本」に対して、江戸での生産・消費を前提とする地物の本を意味します。
そのような地本を取り扱う問屋を地本問屋と呼んでいました。
喜右衛門は鱗形屋孫兵衛や西村屋与八達と一緒に蔦重の前に立ちはだかります。間違ったことは言わずに信念をもっている人で決して悪人ではありません。
喜右衛門は優れたビジネスマンで、初対面から蔦重には才覚を感じています。ただ、目指すところも目的に進むプロセスも違うのでしょうか?
蔦重との対峙シーンが何話にあるか現時点では分かりませんが、その時、明確に違う2人を見ることができるでしょう。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
視聴後に掲載します。
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