大河ドラマ2021「青天を衝け」で大島優子が演じるのは栄一の2番目の妻・キャスト兼子です。
栄一と深い関係の役柄で出演する大島優子ですが、大河ドラマは初出演なんですね。
明治政府の下で働いていた栄一ですが、やがて政府の元を去り、在野で商工会議所を設立するなどの形で、明治日本の経済の発展に努めることになります。
そんな彼に接近してくるのが、豪商の生まれでありながら没落し、芸者として身を立てていた伊藤兼子です。
演じるのは、NHK朝ドラ『スカーレット』で戸田恵梨香さん演じる川原喜美子の幼馴染・熊谷照子役を好演した大島優子さんです。
どのような形で栄一、そして物語にかかわってくるのでしょうか。
さて、1万円札の渋沢栄一が主人公「青天を衝け」の成功ストーリーは観ましたか。
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伊藤兼子は、渋沢栄一の2番目の妻です。
栄一の最初の妻であった千代は1882年にコレラで亡くなり、その翌年に兼子は31歳で栄一と再婚します。
実は彼女もバツイチだったのです。
波乱万丈な人生でしたが、栄一の前妻・千代の思いを胸に養育院を引き継いでいきます。
1851年に生まれた兼子の実家は、実は『江戸一の大富豪』と呼ばれた川越の伊藤八兵衛の家でした。
そのため最初の結婚は、婿養子という形でした。
しかしながら実家がアメリカとの共同事業で失敗し没落し、それが原因で離婚します。
兼子も次女でしたが、妹たちを養うために芸者で生計を立てます。
そんな折、兼子は千代を失った栄一に見初められ、やがて結婚するのです。そして、三男一女をもうけます。
その後は、夫婦で渡米しセオドア・ルーズベルト大統領と面会したり、栄一の渡米実業団の50人の中の一人になっていたり、
鹿鳴館でバザーを出したりするなど、社会的にも一目置かれた存在になったようです。
ただ、ドラマでは描かれていませんでしたが、栄一は女癖が悪く、様々な女性と関係を持っており、聖書を読んだ兼子が
「うまいこと論語を見つけたね。聖書だったらそのおきてを守れない」と皮肉る一面もあったようです。
そんな兼子は1917年、夫である栄一よりも先に65歳で世を去ります。
実業家の妻として一目置かれながらも、夫の浮気症には快く思っていなかったと思います。
栄一との生活は幸せであったかどうかは、定かではありません。
NHK朝ドラ『あさが来た』で史実の女性活動家である平塚らいてうを演じたり、『スカーレット』では主人公の幼馴染を好演したりしています。
元AKB48のアイドルである彼女が、『香川照之の女版』を目指して、どのような役をこれから演じるのかが楽しみですね。
大河ドラマは、栄一役の吉沢亮さんと同じく初出演となります。
これから先、どのような大河ドラマに出ることになるのかが楽しみですね。
結婚のきっかけになった作品です。
主人公・川原喜美子の幼馴染として生まれ、窯元の家の娘として、勝ち気で融通の利かない性格で、高校に進学しても友達の少ない役をこなしています。
喜美子が大阪に旅立っても多くの手紙を出すその姿は、まさに本当の友情を見せつけたものといえましょう。
そして窯元を継いで結婚し、子宝にも恵まれますが、番組公判では家庭菜園に熱中するなど意外な面も見せました。
史実の女性活動家である「平塚らいてう」を演じました。
しかしながらドラマでは、明と名乗っている頃の、精神的に未熟な女学生として描かれ、主人公・あさの言動を高慢で恩着せがましく感じて悪口を校内に広めるなど、陰険な面が強調されました。
しかし逆に「あさ」からやんわりと褒められた結果、あさを超える女性になると決意することになります。
後に雑誌「青鞜」を刊行し、婦人運動に邁進していきます。
主人公の同級生である原沢大洋の彼女・平野ユミを演じております。
東京のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に勤務する女性の愛と転身を描いたこの物語において、川井千鶴役を演じております。
『出会いカフェくん』を原作にしたこの映画で、大島さんはウシジマの債務者である鈴木美來を演じております。
情に厚いながらも、パチンコ依存症の母を持つがゆえにウシジマの客になってしまうのには悲惨さを感じますね。
社会最底辺の人間の苦悶と陰惨が生々しく描かれたこの映画で大島さんは、
北米最大の日本映画祭「第6回JAPAN CUTS ジャパン・カッツ!」で「Cut Above Award for Outstanding Debut」を受賞しております。
身体は氷のように冷たいながら、熱い性格を持つ雪女の役を演じております。
ちょっと変わった雪女の設定に、大島さんが違和感を感じていないとよいと思うのですが。
主人公にしてディズニープリンセス、王女メリダの声を当てております。
これまでのピクサー作品よりも暗く大人向けの作品であるこの作品において、大島さんは王女としての束縛を嫌うメリダ王女をよく演じております。
後にメリダ王女は2019年公開の映画『シュガーラッシュオンライン』でもカメオ出演し、大島さんはこの映画でも声を当てています。
大島優子さんを知ったのはAKB48です。AKBの中心的アイドルとして活躍していました。
1988年栃木県で生まれ、1996年、母親の薦めでセントラル子供劇団に所属し、子役として芸能活動を開始します。
子役時代も含めると芸歴は20年以上になるのですね。
2006年2月26日に「第2期AKB48追加メンバーオーディション」に合格します。
4月1日に秋葉原AKB48劇場でのチームK初日公演において公演デビューをしました。
AKBを引退したのは2014年です。
AKB48劇場で開催された「大島優子卒業公演」をもってAKB48を卒業しました。
AKB48として『第58回NHK紅白歌合戦』に初出場するなど国民的アイドルとして大活躍しましたね。
卒業してからは、女優中心に活躍するようになります。
大島優子と結婚することを発表している林遣都(けんと30)は2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に出演しました。
栄一の後妻となる兼子を演じることになる大島優子さん。
夫の浮気症に悩みながらも三男一女をもうけ、実業家の妻としても活躍することになる彼女を、大島さんがどのように演じるのかが楽しみですね。
青天を衝けの後半は、吉沢亮さんをはじめとする若手が光る大河ドラマで終わるのでしょうね。
兼子がどのように登場し、栄一に接近することになるのか、今から目が離せません。
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