2023年大河ドラマ「どうする家康」で謎の女・千代と千代を演じるキャスト古川琴音を紹介します。
古川琴音が演じる「巫女・千代」は家康たちが潜入した本證寺の境内で神秘的に舞う歩き巫女です。
華麗な舞を披露すると、一向宗の宗徒たちからは「千代様!」と声援が上がり、まるでアイドルのような人気ぶりでした。
千代は、家康と空誓が出会うきっかけをつくるのです。
愛らしく人気の古川琴音さんは、今やドラマで注目されている若手で、ネクストブレイク女優として期待されています。
一種天才肌の憑依型(ひょういがた)女優である古川琴音さんが「どうする家康」で謎の女・千代をどう演じるか?ワクワクしながら視聴していきます。
(※役が憑依(ひょうい=のりうつる)してしまったかのように見えることから、これを憑依型と言います)
さて、大河ドラマ「どうする家康」は家康の波乱に満ちた人生と各キャストの皆さんが心に響く演技に私は魅了されました。
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第7話で登場し、8話でその怪しい魅力で多くの視聴者の注目を集めた古川琴音さん演じる「千代」。
妖艶な舞を舞ったり、民衆を扇動したりとどうにもただの巫女には見えませんよね。
大河ファンの間では、千代はあの「望月千代女」なのではないか?!という話しも飛び交っています。
望月千代女であるならば、武田信玄とも繋がりが出てくるはず!そしてこれは噂の範囲ですが、千代女はくノ一だったとも言われています。
そう考えると、俄然楽しくなってきませんか?
家康に取り入ろうとしたり、はたまた松本まりかさん演じる女大鼠と対決したりしても面白そう!妄想が止まらなくなってしまいます。
引用:Wik
望月 千代女(もちづき ちよじょ)、望月 千代女房、あるいは望月 千代は、信濃国望月城主望月盛時の妻、信濃国の滋野氏の末裔で、戦国時代における信濃巫の巫女頭(歩き巫女)とされる人物である。作品によってはくノ一とされ、千代女を“ちよめ”と読ませるものもある。
関ケ原の戦いの前哨戦・伏見城の戦いで元忠と共に壮絶な最期が描かれました。
⇒「どうする家康」第42話「天下分け目」のあらすじ(ネタバレ)感想。
家康から伏見城を守る元忠の傍には千代がいました。
関ケ原の戦いがいよいよ始まります。
⇒「どうする家康」第41話「逆襲の三成」のあらすじ(ネタバレ)感想。
千代は家康の家臣・鳥居元忠に匿われていました。家康は千代が姿を消してからずっと探していたのです。
それはたぶん家康の妻・瀬名とどのような世界を作るのかを聞きたかったのではないでしょうか?
瀬名は自決し今や聞くこともできません。36話でどのように描かれるのか?楽しみです。
⇒「どうする家康」第36話「於愛日記」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト/動画配信
甲斐の武田家は信玄から息子・勝頼が新たな戦略で三河への攻撃を仕掛けていました。勝頼は岡崎は内側から崩れると・・・
その陰の実行役が「千代」なんですが、その千代が瀬名に誘われて千代が住む築山に現れます。
20話のエンディングで交わす女二人の会話は女の戦です。
⇒「どうする家康」第20話「岡崎クーデター」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
沿道の庶民を本證(ほんしょう)寺に誘うなど、空誓上人の布教活動を熱心に協力するミステリアスな女性・巫女「千代」。
どこからともなく現れて妖艶(ようえん)に舞い、一向宗門徒の善望を集めます。
洞察力に優れる千代は、庶民に扮して空誓を偵察にきた家康の素性を見抜き、空誓に引き合わせます。
「三河一向一揆」が起こると、戦道具を持って寺に集まれと宗徒たちをあおり、家康に対抗します。
この行動にはある武将の思惑があったのです。そのある武将とは?
⇒「どうする家康」第7話「わしの家」のあらすじ(ネタバレ)と感想。そして初登場キャスト。
「どうする家康」に登場する他のキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。
裕福な家庭に生まれ育ったのでしょう。幼いころよりバレエを習い、その延長線上で演技を始めようと中学、高校で演劇部に入部します。
そして大学でもその専門の学部で知識を習得。
就職活動の時期に将来何をしたいかを考えた「無理かもしれないけど、役者をやってみたいな」と思い、ユマニテのオーディションを受け、合格しました。
ユマニテを受けた理由は、満島ひかりに憧れ一緒に芝居をするには同じ事務所に入ればいいと思ったとコメントしています。
満島ひかりさんに引かれた理由を聞きたいですね。デビュー作は2018年の沖縄市観光PR動画「チムドンドン コザ」です。
古川琴音のコメント:引用:立教大学校友会のインタビュー
舞台について専門的に学びたい。そんな思いから立教大学に進学しました。
中学校、高校と演劇部に所属していたので、10代の頃は舞台に関することに一番興味があったんです。
将来どうなるかよりも、そのときの自分の「好き」という思いを道しるべに映像身体学科を選びました。
写真、映像、ダンス、演劇…いろいろな授業がありましたが、最も心に残っているのは4年次に受講した稲垣諭先生の現象学の講義です。
唐突ですが、たとえば私が今日ここに来るまでには、何匹かのアリを踏んだかもしれません。
でも、自分がそれを認識しなかったら踏んでいないのと一緒で、そのモノ・コトが存在しているという認識は、それが在ると“自分が信じている”という認識でしかない。
現象学の講義はそんな、自分になかった視点を授けてくれました。
いろいろな角度から光をあてて噛み砕いていくプロセスが、役作りの過程と似ているというか、参考になることが多くあって。
その頃すでに今の仕事を始めていたので、講義が毎回楽しみでした。
サントリー『ほろよいで話そ、夏』⇒サントリーほろよい
番組名 | 特集ドラマ『アイドル』 |
放送局 | NHK |
放送 | 2022年8月11日 |
主演 | 古川琴音 |
出演 | 支配人でプロデューサー役:椎名桔平 |
出演 | 劇場の看板俳優役:山崎育三郎 |
脚本 | 半沢直樹、おちょやん:八津弘幸 |
演出 | 青天を衝け:鈴木航 |
物語の舞台 | 劇場:ムーラン・ルージュ新宿座 |
8月15日は終戦記念日。テレビなどマスコミはその特集が組みますよね。日本人として決して忘れてはいけない日だと思います。
特にNHKでは毎年8月は、戦争や原爆をテーマとした特集番組が放送されます。
でも、主にドキュメンタリー番組で歴史番組です。ですが、2022年は戦時下を描いた、異色のドラマ、特集ドラマ『アイドル』が放送されました。
ステージでの歌も踊りも音楽もそして当時(戦前、戦中)の新宿のセットも本格的な作りです。
主演は古川琴音さんです。主役は明日待子で、物語の舞台は、「ムーラン・ルージュ新宿座」という劇場です。
明日待子は戦前・戦中のトップアイドルで1920年生まれで2019年に他界、実存した人物です。
そうです、特集ドラマ『アイドル』は史実を元に描かれています。
イントロで映し出された一枚の写真は明日待子です。ショートカットでとても色っぽく強烈なインパクトがあります。
1936年(昭和11年)当時の新宿が映し出され市電で劇場に向かう地方から出てきた少女・小野寺とし子は、ムーランの座員に選ばれます。
やがて「明日待子(あしたまつこ)」の名でトップアイドルになりました。ドラマでは支配人役の椎名桔平がスターではない“アイドール”と言ってましたね。
ムーラン・ルージュ新宿座は戦時下とはいえ、館内はいつも満員でした。劇場には学徒出陣の学生達も“アイドール”の明日待子に会いにきています。
そんな中、明日待子はある学生に恋をします。学生の名は、須貝富安(正門良規)、戦時下ですからムーランは恋愛禁止なんですが・・・。
待子は、戦時下でもアイド~ルは「人を励ます仕事」だと信じていました。やがて、明日待子は支配人の反対を押し切って戦地へ兵士たちの慰問に向かいます。
もしかしたら恋した学生に会えるかもしれないと思ってかもしれません。
しかし連隊長から、「彼らは明日最前線に向かいます。あなたの笑顔で彼らを笑って死なせて下さい」と言われ、
死へと向かう彼らの背中を押すことになると気づいて、待子は苦しむのです。劇場でも、出征が迫るファンたちに、待子が学生に呼びかけるシーンがありました。
「皆さん、私はずっとここにいます。だから、また会いに来て下さい!」 生きて帰って欲しいという、痛切な願いの言葉です。
どんな時代も、人々はエンターテインメントを求め、戦時下の不穏な空気をひと時忘れ、歌とダンスに熱狂したのです。
エンディングは終戦後(1946年)の新宿が映し出されてムーラン・ルージュ新宿座は戦前と同じくオーデションを行っていました。
明日待子は審査する立場です。その待子の前で歌を披露したのは幼い少女で名を「美空かずえ」
支配人は「あんなのは売れないね。上手すぎて退屈だ」と言います。
でも待子は「でも、分かりませんよ。お客様が求めるものは変わっていきますから。私たちがそうだったでしょう」と言います。
待子の時代は終わったと思ったのでしょうか?
かずえは待子にあなたのようなスターになりたいというのです。それは待子が上京した時と同じでした。
でも待子は私はスターではない「アイド~ル」と答えました。アイド~ルは戦時下でも戦後でも大衆の「希望の光」だったのです。
この「かずえ」は後の国民的スター「美空ひばり」なんですね。
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実在した明日待子は実在の女性です。本名は、須貝とし子さん。1920年(大正9年)に岩手県で生まれました。
13歳で俳優を目指して上京します。「ムーラン」に採用され、デビューすると、あっという間に人気ナンバー1のアイドルになったのです。
昭和初期から戦後にかけて活躍した後、1949年の結婚がきっかけで札幌に移住します。俳優を引退し、日本舞踊の家元・五條珠淑(ごじょうたまとし)として活動を続けました。
亡くなったのは2019年。99歳でした。
ちなみに、ムーランの開館は1931年(昭和6年)で演劇やレビューなどを上演して人気を集めました。戦時下でも営業を続け、閉館されたのは戦後の1951年でした。
古川琴音さんが大河ドラマ「どうする家康」で謎の女・千代をどのように演じてくれるか視聴前からワクワクしています。
初登場は巫女姿の第7話「わしの家」です。家康とは長い付き合いになるとか・・・登場回数も多いと嬉しいのですが。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
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でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
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