2023年大河ドラマ「どうする家康」第12話「氏真」に登場する志田未来さんが演じるキャストは「糸」です。
その糸と演じる志田未来さんをご紹介します。「糸」はどんな女性だったのか?
「どうする家康」で志田さんが演じた「糸」に興味を持ち調べてみました。
糸とは今川氏真の妻です。今川家と同盟を結んでいた北条家の北条氏康の娘で早川殿と呼ばれていました。
糸を演じる志田未来さんは7歳でデビューし、幼いころから“演技派”として注目されてきました。意外ですが大河ドラマは初出演なんですね。
2023年5月に30歳を迎えるという“節目の年”での大河デビューです。今後の活躍にも期待が高まります。
志田未来が演じる「糸」は北条氏康の娘です。「どうする家康」では北条家を詳しくは描かれていません。(12話時点)
今川・北条・武田が三国同盟を結んだ折に、今川氏真に嫁いできました。
今川義元亡き後、家臣たちの裏切りが相次ぐ中、孤独を極める氏真を支えます。
番組のキャッチコピーは、北条家の女らしく、強い意志を秘めている「関東の雄・北条家から嫁いだ姫」と紹介されています。
2022年7月出演発表時の志田未来のコメント
大河ドラマは、まだまだ遠い存在だと思っていました。まさか出演させていただけると思っていなかったので、とても光栄です。
それと同時に今までに感じたことのない緊張感でいっぱいです。『どうする家康』の世界に入れることを楽しみにしています。
役柄については
多くを語ることのない糸ですが、その中にも強さや優しさ、愛情をたっぷりと感じました。
一度嫁いだ身、妻として夫となる今川氏真の側で、命ある限り支えたいという強い思いに胸を打たれました。
その思いを見てくださる方にしっかり届けられるように演じていきたいです。
と語っていました。
糸(早川殿)は生年不詳ですが、天文15年(1546年)から天文17年(1548年)の間に誕生したのではないかといわれています。
亡くなったのは、慶長18年(1613年)2月。お墓は、東京都杉並区の観泉寺にあります。
観泉寺の住所が「今川」であるように今川家がこの地域に根付いていたからですね。
さて、糸(早川殿)は北条氏康の娘で(四女との説も)早川殿と称したのは、北条家に身を移した時に小田原近くの早川郷に居を構えたからです。
婚姻は戦国時代ですから甲斐(武田)、相模(北条)、駿河(今川)の三国同盟で婚姻関係を結んだものでした。
天文23年(1554年)7月、糸は今川氏真のもとに嫁ぎます。相模から駿河へ向かう婚儀の行列は、見事なものだったと伝わっています。
婚姻時は10歳前後の少女でした。
今川氏真の投降は永禄12年(1569年)で大名としての地位を失うことになります。
以後、氏真と糸(早川殿)は、各地を転々とします。しかし、その生涯は武士の身分を捨てることで今川の子孫は明治維新まで活躍しました。
第12話「氏真」では、武田信玄から攻め込まれ、家臣にも見限られた氏真は、駿河・今川館を捨て掛川城に逃げ込み籠城します。
妻の糸は、実家である北条に身を寄せるよう勧めますが、氏真は耳を貸しません。
家康は兄弟同然に育った氏真と直接戦うことになります。
⇒「どうする家康」第12話「氏真」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
「どうする家康」に出演するキャストの一覧はこちら。
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。
志田未来さんが演じる「糸」は12話「氏真」しか登場しません。志田さんのコメント通り「強さや優しさ、愛情」が演技から伝わってきましたね。
「命ある限り支えたい」という強い思いは義父・今川義元へのお願いの演技でも現れていました。
栄華を極めた今川家。氏真と糸が北条家を頼り逃亡するまでを描いた「どうする家康」
家康が大御所として江戸幕府の支え、最期の地を「駿府」にしたことがこの伏線で分かったような気がした糸の出演でした。
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