大河ドラマ2024年「光る君へ」に登場する「藤原実資」と実資を演じるキャストの秋山竜次(ロバート秋山)さんを紹介します。
「藤原実資」とはどんな人物だったのか?
公式発表では、藤原小野宮流の当主で、道長の先輩格です。有識故実に通じた学識人で、プライドが高く頑固者です。
しかし、権力におもねることなく、代々の天皇や公卿から信頼を集めます。
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
藤原実資は、藤原道長より9歳年上で、90歳まで生きました。21歳の頃から64年間も日記を書き続けた公家です。
それにしても、自分の出世のため、子孫のためとはいえ、よほどの根気がなければ日記を続けることは困難だと思うのですが。
ドラマで登場するときも、博識なうえに礼儀を重んじながら、筋道を通すシーンが度々あります。ですので、信頼できる学識人として道長や天皇から一目置かれたのでしょう。
でも、実資の日記には愚痴や嫉妬も書いています。
最終的に従一位・右大臣に昇り、「賢人右府」と呼ばれました。実資の残した日記「小右記」はこの時代を知る貴重な資料となっています。
小野宮流は藤原北家嫡流でありながら、分派であるはずの「九条流」に摂関家の主導権を奪われました。
が、九条流に対して記録資料の面で優れ、故実に通じる家として著名であり、実資は膨大な記録資料を実頼より継承したといわれています。
また学問のみならず、蹴鞠の達人としても知られています。
正暦元年(990年)に権勢を誇っていた「九条流の兼家」が没すると、子の道隆が関白となります。
次いで道兼を経て、道長が内覧を許されて右大臣となり、伊周(道隆の嫡子)との政争の末に主導権を握ります。
実資は道長の所業に対して強い批判を書き残しています。
「光る君へ」では実資をどのように描くのか?史実にあるように道長の批判の書き写しをどう描くなどとても興味深いでしょね。
実資は蔵人頭として常に天皇や道長一族を近くで観ています。実資はそうやって観察して感じたことを日記(小右記)に書いています。
⇒第7話「おかしきことこそ」での実資の妻の台詞にありました。政局が動く大事な局面では必ずいる男です。
前例のないことや道理に反する人には手厳しい反応を見せる藤原実資を演じているのはロバートの秋山竜次さんです。
実資の登場シーンがあるとSNSで“ロバート実資”の独特の存在感やおかしみのある演技が話題になっています。
“ロバート実資”人気上昇の効果もあって、実資が書き残した日記「小右記」(しょうゆうき)が人気のようです。
「光る君へ」での実資はとても重要な人物です。ですので頻繁に登場することでしょう。
初登場は第2話「めぐりあい」です。
⇒「光る君へ」第2話「めぐりあい」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
実直で正義感の強い実資が妻に「くどい」「日記に書きなさいよ」と、本気で面倒くさがられるシーンもありました。
とても人間くさいシーンですし、ロバート実資の魅力でしょう。
現代社会でもこのような人はいますよね。30話以降でまひろが「源氏物語」を執筆していきますが、まひろのことを日記に登場させるのでしょうね。
さて、「光る君へ」は脚本の大石さんが発しているように「平安時代のセックス&バイオレンス」です。
そのバイオレンスのパートが藤原兼家で、ゴットファーザーです。その兼家家に対抗するのが実資なのです。
その後何話まで登場するかは現時点では分かりません。ただ実資は90歳まで生きたので最終話まで登場する人物なのでしょう。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」キャスト一覧&相関図。
父親はヤクザ映画の斬られ役などで活動した元俳優です。
お笑いトリオの「ロバート」のメンバーで馬場裕之とは、幼稚園から高校まで同級生で仲が良かったようです。
秋山さんは、大河ドラマ出演なんて考えたことがなかったので、オファーを頂いたときは「そんなことない」と思ったそうです。
脚本の大石さんとお会いすると「お会いしたかったです」と言ってくれたようです。
台本は秋山さんを想定して書いてあり、藤原実資を真面目な中にもユーモアを感じる公家として描いています。
1978年生まれで、福岡県出身です。
高校卒業後に上京し、当初の目標は芸人ではなく代官山で雑貨店を経営することでした。しかし、面接で不採用が続いたことで断念しました。
その後、アルバイトをしているとき偶然に吉本総合芸能学院(NSC)東京校の広告を見て、馬場を北九州から呼び寄せて一緒に入学しました。
秋山竜次が「光る君へ」で演じる「藤原実資」に、多くの視聴者が注目していると思います。
と言うのも、本人もコメントしていましたが、まさかの大河出演ですよね。ただ実資も秋山さんも観察眼は鋭く周りをよく見ています。
「光る君へ」の実資は第2話「めぐりあい」での台詞「右大臣は嫌いだが」を2度発する時から注目しています。
この実資が「光る君へ」でどのような役割になるのか注意深く見ていきたいと思います。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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