岸谷五郎(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる「藤原為時」を紹介します。
「藤原為時」はどんな貴族だったのか?
数々の名作ドラマや映画でファンを魅了してきた「岸谷五郎」さんが「光る君へ」でどんな演技を魅せてくれるのかも期待しながら視聴していきます。
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
藤原為時は、平安時代中期、一条朝の貴族、歌人、漢詩人で、紫式部の父です。
当時、藤原家の一族は多くが文官として仕え、漢詩や漢文の教養が求められていたため、彼もその教育を受けました。
特に、為時は漢文学や漢詩に秀でており、この才能が為時の後の役職にも影響を与えました。
為時は、10代半ばで官人(公務員)養成の大学に入り、漢文学に優れた菅原文時に師事します。
20歳ころに藤原為信の娘と結婚し、式部と惟規を産んでまもなく亡くなりました。その後、為時は再婚し数人の子女を儲けています。
永観2年(984年)花山天皇の漢詩文の教授を務めます。蔵人の同僚に佐々木蔵之介が演じる藤原宣孝がいました。
ところが花山天皇がわずか2年で電撃退位すると、為時は蔵人を解任され、以降暫く任についていません。
藤原為時の主な官職の一つとして、地方の「国司」に任じられたことが挙げられます。
国司とは、平安時代の律令制に基づく地方行政官であり、中央政府から派遣され、地方の統治や税収の管理を行う役割を担っていました。
為時は、越前守や越後守など、複数の地方国司に任じられています。国司は、数年間の任期があり、その間に地方の収入を中央に報告し、財政や行政を担当します。
為時も同様にこれらの職務に従事し、地方の実務経験を積むことになります。
一条朝に入ると約10年に亘って散位の状況から、長徳2年(996年)に従五位下・越前守に叙任されて越前国へ下向します。
この際に娘の紫式部も同行します。
越前国(現在の福井県)の国司を務め、現地の政治・経済の管理を行いました。越前は、比較的豊かな地域であり、国司としての業務は地方統治の経験を積む重要な役職でした。
寛弘6年(1009年)正五位下・左少弁に叙任されるが、2年後の寛弘8年(1011年)に越後守となり再び受領を務めます。
息子の惟規も越後国に同行したが、惟規はまもなく現地で亡くなっています。
また、長和3年(1014年)6月に任期を1年残しながら越後守を辞任し帰京したが、一説には直前に紫式部が亡くなったからではないかと言われています。
越前守に赴任後まもなく、為時は商船の剛首(船長)朱仁聰などど顔を合わせ、漢詩の贈答を行いました。
その贈答は「水館」において行われました。当時の迎賓館ですね。国司自ら出向し朱仁聰やその関係者と漢詩を贈りました。
この交流は両国間の軋轢やトラブルの回避にきわめて有効であり、それには中国語に長けた為時の功績の一つでしょう。
文章生経験のある為時はやはり適任であったと思われます。
藤原為時は、漢詩や漢文に精通した学者としても名高く、その教養は朝廷内でも認められていました。
学者としての一面は彼の娘・紫式部の文学的才能にも影響を与えました。
学者としての仕事内容は、朝廷内での文書作成や詩の作成、また、学問的な討論などが含まれています。
※)「光る君へ」ではどこから描かれるか?どこまで描かれるのか?視聴後に掲載していきます。
為時はまひろと一緒に21話で越前へ旅立ちます。24話まで越前での国司としての仕事、そして外国人である中国人との交渉も描かれています。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」第21話「旅立ち」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
藤原為時は主人公まひろの父ですので、子役のまひろから登場します。
⇒「光る君へ」第1話「約束の月」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
⇒岸谷五郎が出演した「大河ドラマと朝ドラ」の作品名とキャスト名一覧。
岸谷五郎が「光る君へ」を演じる演技に、多くの視聴者が注目していると思います。
大河ドラマでの印象として残っているのはやはり2011年の「江~姫たちの戦国~」での秀吉役でしょう。
様々な作品に出演することによって、確実に実力をつけ俳優さんとして光り輝いている岸谷五郎です。
「光る君へ」での大河ドラマ出演は2021年「青天に衝け」以来3年振りの出演です。
中世の歴史ファンなら誰もが知る「紫式部」ですが、その父の存在や紫式部に与えた影響はほとんど分かりません。
「光る君へ」でその当時の人間模様を学びながら岸谷五郎の藤原為時を見守っていきたいと思います。
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