黒木華(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる「源倫子」を紹介します。
「源倫子」はどんな女性なのでしょうか?道長と結婚後の倫子は同志のような関係を築いていきます。
ただ、倫子が唯一心を乱される存在は道長のもう一人の妻・明子です。また明子以外にも道長が想っている女性(まひろ=紫式部)の存在も分かっているのでしょう。
そのシーンを注目しながら見守っています。
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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無料期間中にあなたの好きなキャストさんを観ましょう。散楽の一員・直秀を演じた松熊克哉さんは9話で殺されてしまいましたからね。
この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
源倫子の生誕は、康保元年(964年)で天喜元年6月1日(1053年)に没しています。
平安時代中期の貴族女性で、後の権力者・藤原道長の正室になります。父は左大臣源雅信、母は藤原穆子。
宇多天皇のひ孫という血筋の良さで貴族の姫たちの中心人物です。想い人だった道長と結婚し、道長の出世を支えていきます。
左大臣源雅信の娘である源倫子はとても恵まれた環境で育ちました。お姫様で心に余裕があり頭のいい女性です。
紫式部(まひろ)が和歌を学んでいるサロンに参加したことで倫子はまひろと出会います。サロンは家柄のよいお嬢様方が集まる場所で「まひろ」には異質な場所です。
しかし、倫子はまひろにも平等に接します。和歌の読解力に引かれたようなセリフもあり、倫子は自分にはない部分に興味を持ったのかも知れません。
倫子は道長の正室になります。
NHK公式では「打きゅう=ポロのような球技」をしている姿に一目ぼれとあります。柄本さんが演じる道長が打きゅうをしている映像がありましたね。
道長と結婚した時は道長より2歳上の24歳でした。翌年、長女の彰子(後の一条天皇中宮)を産みます。
その後、頼通、妍子(後の三条天皇中宮)、教道、威子、嬉子(後の東宮敦良親王妃、後冷泉天皇母)の二男四女を授かります。
息子二人はそれぞれ摂政、関白となります。
娘たちもそれぞれ天皇の后や皇太子紀となって「一家三后」と称されます。皆最高の地位に就きました。
倫子の性格は「光る君へ」でも描かれるように、活動的な面もありながら、娘の彰子に仕える女房たちにも細やかな気遣いを見せる面もあります。
寛弘5年(1008年)娘の彰子が一条天皇の皇子敦成親王(後一条天皇)を産み、その50日の祝いで道長が酔って有頂天になります。
ドラマではまひろの歌に返歌するシーンが描かれますが、倫子は居たたまれず退出してしまいます。
この様子は「紫式部日記」でみることができます。ともかく道長が出世するに伴って倫子も変わっていくと思いますし、まひろとの関係も面白くなっていくことでしょう。
寛弘5年(1008年)に倫子は従一位となり、長和5年(1016年)には后に准ずる准三宮となり、その後身内にも先立たれますが、90歳の長寿を保ちます。
華やかなサロンが描かれる、第3話「謎の男」で登場します。偏継(へんつぎ)カルタのシーンで、
すごーい!まひろさんは漢字がお得意なのね。
衛門のよいお相手になりそう。うふふ。
とのシーンです。ほめているのか嫌味なのかの本音は分かりませんが、黒木さんが演じているので心優しい姫君との印象が残りますね。
⇒「光る君へ」第3話「謎の男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
まひろが左大臣・源雅信の屋敷を訪ねます。そこは雅信の娘である「源倫子」ら身分の高い姫君たちの遊びの場でもありました。
まひろの身分の低さに戸惑いを見せる姫たちでしたが、倫子はおおらかに招き入れるのです。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」キャスト一覧&相関図。
黒木華は2024年現在、大河ドラマに3本、朝ドラには2本出演しています。
⇒黒木華が出演した「大河ドラマと朝ドラ」の作品名とキャスト名一覧。
黒木華が「光る君へ」を演じる演技に、多くの大河ファンが注目していると思います。
黒木華のイメージは派手さはなく、どちらかと言えば“地味”ですが、温かみや素朴さを感じる“和風美人”ですよね。
しかし、「芯が強く意志を貫くまっすぐさ」「人間としての器量の大きさ」を感じさせるような品位を持っているので「源倫子」とリンクしますよね。
今回の「光る君へ」で黒木華の上級お姫様を早く見たいですね。大河ドラマは三度目の出演で初出演した時の「梅」役でも芯がしっかりした女性でした。
確実に実力をつけ女優さんとして光り輝いている黒木華と主人公のまひろを演じる吉田由里子さんとの息のあった演技を魅せてくれるでしょう。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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