2024年大河ドラマ「光る君へ」でキャストの松下洸平は宋の見習い医師「周明(ヂョウミン」を演じます。
松下さんが演じる「周明(ヂョウミン」は21話「旅立ち」から登場します。尚、松下洸平さんは大河ドラマ初出演です。
「周明(ヂョウミン」は大河ドラマのオリジナルキャラクターで脚本家の大石静さんと演出スタッフが生み出した人物です。
ただ、当時も越前(現:福井県越前市)では宋との交易は行われていたでしょうし物語で描かれるのように難破船が漂流し多くの宋の方々が暮らしていたのも事実でしょう。
光る君へ20話「望みの先に」でまひろの父・為時は越前守に任じられました。それは右大臣である道長の配慮があったからです。
まひろは宋の制度に興味を持っていたので宋人と会えることは喜びでした。父と共に996年の夏ごろから~997年にかけて約1年半余りまひろは越前で過ごしました。
まひろ(紫式部)が生涯で唯一都を離れて暮らした地でもあるのです。
そんなまひろが周明と出会うことで源氏物語を生み出す原動力になるのか?この先の展開が楽しみです。
いずれにしても周明との出会いと日々の触れ合いで「越前編」からのまひろは成長することになるのでしょう。この時、まひろは27歳になっていました。
⇒吉高由里子(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じるまひろ(紫式部)とは。
21話「旅立ち」のエンディングで登場しますがセリフはなく本格登場は22話「越前の出会い」からです。
二人の出会いは越前の海辺でした。お互いの名前を砂に書きます。このシーンは幼少の頃、まひろが道長に会った時とかぶりますね。
その22話のエンディングで周明が流暢な日本語を話すシーンがあり、まひろと為時は驚きます。
周明が流暢な日本語を話すことに驚くまひろは「あなたは宋人なの?それとも日本人…」と問うと周明は宋人と速攻で答えます。
それに対し自らが津島の生まれで12歳の時、口減らしのため海に捨てられたが宋の船に拾われ、その後過酷な労働を強いられたが逃げ出し、薬師に助けられ見習いにしてもらったと身の上を明かす。
周明から宋の言葉を習う日々が続きます。覚えの良いまひろは宋語の上達も早く周明から褒められます。
二人の仲は接近しているように思われ、為時は周明と宋の国にいってもよいのではとまひろに言います。
ですが、まひろはそんな仲ではないと否定していましたね。
周明とまひろは日課のように宋語の学びをしていますが、ある時、なぜ朝廷は宋との商いに否定的なのか?とまひろに問います。
まひろは分かりませんと言い、なぜあの人が拒むのか?というと、周明はあの人とは?問いただします。
まひろは左大臣・道長と近しい関係であることを明かすと、周明の顔色が変わります。そして、
…周明は朱に“まひろが左大臣の女かもしれない。うまく取り込んで左大臣に文を書かせる”と報告します。
その後、朝廷との商の扉を開くため越前に来た朱に、成功したら宰相の侍医に推挙して欲しいと願い出るのでした。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第23話「雪の舞うころ」のあらすじ(ネタバレ)感想。
次週は周明がまひろにさらに接近し朝廷への文を書かせることに成功するのか?いやまひろはその魂胆を見抜くのか?
なにやらドロドロしてきましたね。
「光る君へ」に出演するキャストの一覧はこちら。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」キャスト一覧。キャスト変更有り。
周明はオリジナルキャラクターなのでまひろを利用し宋と朝廷との商いを成功に導くのか?
それとも、まひろが京に戻ったなら越前編は終了し、宣孝と結婚後のシーンに移り周明は宋に帰国するのかは現時点ではわかりません。
いずれにしても周明はキーパーソンだと思いますので退場はまだ先ではないかと思います。
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