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前野朋哉(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる勝川春章とは。

前野朋哉(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「勝川春章」を紹介します。

「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「勝川春章」を知る人はかなり「通」の方で初めて聞く大河ファンも多いと思います。

「勝川春章」は有名な「葛飾北斎」の師匠で、蔦屋重三郎(蔦重)が活躍した時の絵師です。蔦重の仕事仲間です。

前野朋哉は大河ドラマ2度目の出演です。(前回は八重の桜)

 

さて、蔦重は吉原の繁栄と女郎たちの幸せを真に願い熱い情熱で突き進みます。

前編の相棒は「花の井改め瀬川」。二人の愛情はソウルメイトでしたが時間と共に微妙な男女間の愛に育っていきます。

でも、吉原花魁の恋愛は御法度。この非常な吉原事情は9話と10話で描かれ、小芝風花は瀬川を見事に演じました。この好演は「NHKオンデマンド」で!

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前野朋哉が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる勝川春章とは。

享保11年(1726年)または寛保3年(1743年)~寛政4年(1793年)

勝川春章は、江戸時代中期を代表する浮世絵師です。

役者絵では役者個人の特徴を捉えた似顔絵風作画の先鞭をつけ、肉筆の美人画でも細密優美な作風で高い評価を得ました。

後の喜多川歌麿や葛飾北斎などにも影響を与える勝川派の祖です。

勝川春章が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。

勝川春章とは。

勝川春章の役者絵(立役や敵役の男性美)は、写実的でブロマイド的な似顔絵を完成させ、大衆に支持されました。

のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱えます。喜多川歌麿や美人画の写楽の役者大首絵に影響を与えました。

美人画、相撲絵、武者絵など多岐にわたる題材を手掛けていますので、彼がいなければ写楽の「役者大首絵」は生まれなかったかも知れません。

美人画にも優れ、優美でたおやかな美人像を打ち立てました。

大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」

 

勝川春章と蔦重の接点。

青楼美人合姿鏡」を北尾重政と共に描き、蔦屋から版行しました。北尾重政とは家が向かいで親しく、その指導を受けたようです。

蔦重にとって春章は大事な仕事仲間です。第10話「青楼美人の見る夢は」で北尾重政と共に登場します。

勝川春章と吉原。

第10話「青楼美人の見る夢は」で北尾重政と一緒に松葉屋に上がり「瀬川」や他の遊女たちの日常生活を描きました。

ドラマでは、瀬川が最初で最後の自分の似顔絵を見ながら涙するシーンでもらい泣きしてしまいます。

勝川春章の作品。

ドラマとリンクしている作品はやはり、「青楼美人合姿鏡」でしょう。

「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。

まとめ。

第10話で登場しましたが、少ない尺でしたので、今後、弟子となる北斎との出会いが描かれることを期待しています。