2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、大野泰広が演じるキャストは足立遠元です。
文武に長けていたと言われている武蔵の豪族・足立遠元は、「鎌倉殿の13人」のうちの1人ですね。
脚本の三谷幸喜さんが、前回手掛けた大河ドラマ「真田丸」では、真田家重臣の1人として存在感を示していた大野泰広さん。
その時は、なんとカメラテストで主演の堺さんの役をやったことがきっかけで、出演が決まったとか。
「真田丸」に引き続き出演となった大野泰広さんが、足立遠元をどのように演じるのか、期待が高まります!
足立遠元とはどんな人物なのか?また、演じる大野泰広さんの出演作やプロフィールについてご紹介します。
足立遠元は、武蔵国の豪族です。
平治の乱では、源義朝の軍勢に参加。源義平の下で平重盛の兵と対峙する17騎の1人として活躍しました。
源頼朝が挙兵し、武蔵国に入った時には、武蔵の武士たちの誰よりも早く出迎えたことを評価され、武蔵国足立郡を本領安堵されています。
1184年に頼朝が公文所を設置すると、寄人として京都から官僚が招かれる中、武蔵武士で唯一、寄人に抜擢されました。
さらに、1190年に頼朝が権大納言・右近衛大将に任じられた拝賀の際には、選ばれた7人の御家人の1人として参列。
その後も奥州合戦で軍功をあげ、左衛門尉に任ぜられるなど、頼朝から重用され、有力御家人としての地位を確立していきます。
頼朝の死後、嫡男の頼家が2代目将軍に就任すると、有力御家人13人による合議制が敷かれ、13人のうちの1人として幕政に関与しました。
史料「吾妻鏡」では、1207年以降はその名があがることはなく、没年は不明。
武士出身でありながらも文武の才に長け、幕府にて文官の役割もこなした人物です。
大野泰広さんの大河ドラマと朝ドラ出演作について、ご紹介します。
大野泰広さんの大河ドラマ出演は、真田丸に続き2作品目となります。
堺雅人さん主演の「真田丸」(2016年)で演じたのは、真田家重臣・河原綱家(かわら つないえ)。
河原綱家は真田昌幸とは従兄弟です。
迫田孝也さん演じる矢沢三十郎頼幸、高木渉さん演じる小山田茂誠とともに、「真田カローズ」と呼ばれ、視聴者に愛されたキャラクターでした。
大野泰広さんは、これまで朝ドラに2作品出演しています。
広瀬すずさん主演の「なつぞら」(2019年)では、ヒロイン・なつが所属するテレビアニメ制作会社のスタッフ・石沢裕也を演じました。
放送最終週では、大河ドラマ「真田丸」で主従関係だった大泉洋さんとの共演も話題となりました。
大野泰広さんについてご紹介します。
東京経済大学在学中の1997年に加藤直也さん(現在 カトゥー直也)とお笑いコンビ「ハレルヤ」を結成するも、2007年に解散。
勉強のために、小劇場でお芝居をしていたこともあって、解散以降はピン芸人「オーノオーノ泰広」として活動する傍ら、役者としても活動していました。
しかし、芸人と役者の両立について周りからはあまり理解されず、マネージャーからのアドバイスで芸人を辞めることを決意したそうです。
2012年、劇団「東京ミーコ」を立ち上げ、脚本や演出を担当。
その後も現在にいたるまで、俳優を中心に司会、レポーター、作家や演出、番組ディレクターなど様々な分野で活躍中です。
お笑い芸人時代、ネタ書きから練習、演出、発表、修正という流れを自分達でやっていた経験が、
垣根なく色々なことに挑戦することに繋がり、それらが自分の財産として返ってきているという大野さん。
コメディからシリアスまで幅広い役柄を演じることができるのも、多くの経験からくるものなのでしょうね。
今後も注目していきたい役者さんです。
大野泰広さんがこれまで出演した映画の中から、指原莉乃さん主演「ミューズの鏡」をご紹介します。
大野さんは、工事現場のおじさん役という端役で出演しています。
まだ映画への出演本数は少ないですが、今後、どんな映画に出演するのか楽しみです。
第10話「根拠な自信」で登場し、阿波局に得体が知れないと言われていた遠元。
三谷さんが足立遠元をどのように描くのか?そして、大野泰広さんがどう演じるのか?非常に楽しみです!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。