2023年の大河ドラマ「どうする家康」でキャスト今川義元を演じるは狂言師の野村萬斎さんです。その義元と演じる野村萬斎さんを紹介します。
併せて過去の大河ドラマ出演作と出演映画一選もご紹介します。
2021年11月29日に「どうする家康」の「新出演者発表会見」で発表されました。
大河ドラマの出演は、1994年の「花の乱」以来、実に29年ぶりだそうですね。
「狂言をやっているせいかですね、戦国時代あたりは親しみというかわたくしの故郷のような気もいたしております。のびのびと演じさせていただきたいと思っています」
と抱負を語った野村萬斎さん。
狂言師だからこその気品と、野村萬斎ここにあり!という独特な存在感で、どんな義元になるのか楽しみです。
さて、大河ドラマ「どうする家康」は家康の波乱に満ちた人生と各キャストの皆さんが心に響く演技に私は魅了されました。
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駿河国大名・今川義元のイメージと言えば、「高貴な名君」なのではないでしょうか。
公家文化にも精通する教養人だったと言われています。
民の為の王道政治を掲げる理想主義者であったとも言われていますよね。
劇中でも、人質として預かった家康の聡明さに目をつけ、幅広い教養を身に着けさせます。家康が実の父のように尊敬する人物です。
2020年の「麒麟がくる」では片岡愛之助さんが演じていました。
⇒片岡愛之助は2020年大河ドラマ「麒麟がくる」でキャスト今川義元を演じる。
今川義元が何話から登場するのかはまだわかりません。(放送前)
史実として幼少の家康(竹千代)が人質としてやってくるのが今川家なのでかなり初期の段階での登場が期待されますね。
義元は家康が慕う相手でもありますので、初対面時は不安に怯える家康に優しく接するのでしょうか。
家康の出発点ともなる出会いに期待が膨らみます。
しかし、一般的には信長に敗れたことで武将としての評価は低かったようです。
第1話は週タイトルの桶狭間の戦いが見せ場となりました。桶狭間と言えば信長が奇襲をかけ義元を打ち取ります。
これが史実なので、今川義元は第1話で退場です。非常にさみしいですね。(と思っていましたが、嬉しいかな期待を裏切ってくれました)
評価が低いのは勝者の視点で描かれているのであって実際は駿河の街づくりなどとても名君でした。
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今川義元が登場しすぐ退場してしまう第1話。
⇒「どうする家康」の第1話「どうする桶狭間」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第1話で義元が舞うシーンはまさに萬斎さんの真骨頂ですね。
物語では舞の全シーンを見ることはできませんでしたが、ツイッターで紹介しています。
「どうする家康」で登場する他のキャストの一覧はこちら
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。
応仁の乱を描いた1994年の大河ドラマ「花の乱」。
この作品で野村萬斎さんは、大河デビューを果たします。狂言師としては活躍されていましたが、TVの世界ではまだまだ無名の野村萬斎さん。
その野村萬斎さんが演じたのは細川勝元でした。しかも、東軍の細川勝元と相対する西軍の将・山名宗全役を演じたのは、かの萬屋錦之介さん。
大ベテランに演技で挑んだ野村萬斎さんは、この時まだ弱冠28歳。独特なセリフ回しに鬼気迫る演技が大注目されました。
後に「野村萬斎を見るだけでも花の乱を見る価値がある」と言われるほどの演技力をみせつけました。
2001年公開の「陰陽師」は、夢枕獏さんの同名連作小説を元に、オリジナルストーリーを展開させた映画です。
好評を博し、2003年には「陰陽師Ⅱ」も公開された大ヒット作。
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野村萬斎さんが演じたのは、主人公である陰陽師・安倍晴明。
演技力もさることながら、平安時代の雅やかな衣装に身を包み、妖しなのではないかというような妖艶さも醸し出す野村萬斎さんの演技が話題になりました。
所作の美しさも素晴らしく、普段日本舞踊や狂言などを見る機会の少ない人々の心まで掴んだ「舞」の場面も大変な話題となりました。
穏やかななかに、芸への厳しさと深い愛情が見て取れる野村萬斎さん。
気品があり、高い志があり、「どうする家康」で演じる今川義元にもリンクする部分が多いですよね。
同時に今川義元には「公家かぶれ」なんていう噂もありますので、その部分を、野村萬斎さんの妖し気な魅力でどう演じていくのか。
「理想主義者」のあたりが幼き家康に大きな影響をおとすのではないかなど想像が止まりません。
私の予想ではかなり早い段階での登場なのではないかと思っているので、楽しみに2023年を待ちます!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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