塩野瑛久(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる66代天皇・一条天皇(懐仁)を紹介します。
「一条天皇」はどんな人物だったのか?
藤原道隆が中関白家として権力の頂点にいた時の天皇です。「光る君へ」では定子が中宮の時に、成長した一条天皇が登場します。
一条天皇は文芸に深い関心を示し、『本朝文粋』などに詩文を残しています。又、音楽にも堪能で、笛を吹くシーンが度々登場します。
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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無料期間中にあなたの好きなキャストさんを観ましょう。散楽の一員・直秀を演じた松熊克哉さんは9話で殺されてしまいましたからね。
この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
花山天皇退位事件(寛和の変)後、幼くして一条天皇が即位します。円融天皇の唯一の皇子です。
母は、摂政藤原兼家の娘・藤原詮子です。入内した定子を寵愛します。
永観2年(984年)に立太子の礼が行われます。2年後の寛和2年(986年)に花山天皇が電撃的な出家によりわずか7歳で即位します。
これは外孫を早く皇位に即けたい兼家のクーデタと言えます。
11歳で元服し、藤原道隆(道長の兄)娘定子を中宮として、敦康親王が生まれます。
道隆死後、その弟の道兼が関白になりますが、わずか7日後に死んでしまいます。その後は、道隆の子・伊周と道長の権力闘争が起きます。
一条天皇の在位は25年に及びましたが、寛弘8年(1011年)三条天皇に譲位します。
この時、第一皇子の敦康親王の立太子を望むが、道長の外孫の敦成親王が皇太子になりました。
「光る君へ」第15話「おごれる者たち」の中盤で塩野さんが演じる一条天皇が登場します。
幼い一条天皇の心情を引き継ぐかのように、天皇らしい気品と若者らしい感性を見せてくれました。
第16話「華の影」でも、ゆったりとしながらも気位のある所作を見せてくれましたが、関白道隆の言いなりになっていましたね。
ただ、民に寄り添い、国をよくしようと一生懸命務める一条天皇の姿も描かれていました。すごく聡明な、愛情深い天皇をどのように今後描いていくのか。
注目です。
まだ若い一条天皇は関白道隆の考えや策に対して、自らの意見を強くは主張していません。ただ、成長過程で関白道隆の意見をはねのけることもあるかも知れません。
定子との微笑ましい関係性とともに、自分の政を進めていくことができるのか?そして、道長との関係はどうなるのか?
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」第15話「おごれる者たち」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
一条天皇の崩御は寛弘8年(1011年)6月22日です。
第40話「君を置きて」で崩御するシーンが描かれました。彰子に見守られながら帝は横たわり一粒の涙の最期がとても寂しく印象的でした。
週タイトルの「君を置きて」の君とは最期を看取ってくれた彰子を示すのか、それとも先に逝った定子なのか?あなたはどちらだと思いますか。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」第40話「君を置きて」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
塩野瑛久が「光る君へ」で演じる「一条天皇」に、多くの視聴者が注目していると思います。
成長した一条天皇は第15話で初登場します。幼いころの一条天皇の優しさを残しながら天皇の自覚を持ち始めた一面が描かれていました。
政の最初のシーンは関白道隆と対峙シーンでした。一条天皇は民を思い都にまん延する疫病対策をするべきだと進言します。
しかし、関白道隆は軽く跳ね返します。ここからが一条天皇が成長する出発点なんですね。
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