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大河ドラマ2024年「光る君へ」第18話「岐路」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

大河ドラマ2024年「光る君へ」第18話「岐路」のあらすじ(ネタバレ)と感想をご紹介します。

藤原道隆の死から10日後、清涼殿では藤原実資、藤原道綱らが次の関白に行方について話をしています。

実資は、年若く、天皇のいとこに当たる藤原伊周よりも、天皇の叔父である藤原道兼が適任だと語っていました。

そして、この様子をいつものように一条天皇が壁の穴から覗いているのですが、天皇の判断は…

項目 内容
2024大河ドラマ 光る君へ
放送話 第18話
放送日 2024年5月5日(日)
週タイトル 岐路
視聴率 9.4%(先週比:▼0.7%)

先週の17話はこちら
2024年大河ドラマ「光る君へ」第17話「うつろい」のあらすじ(ネタバレ)感想。

紫式部(まひろ) 吉高由里子(役:紫式部)
藤原道長 柄本佑(役:藤原道長)
まひろの父・藤原為時 岸部五郎(役:藤原為時)
まひろの将来の夫・藤原宣孝 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝)
藤原隆家(道隆の次男) 竜星涼(役:藤原隆家)
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 吉田羊(役:藤原詮子)
道長の次兄・藤原道兼 玉置玲央(役:藤原道兼)
道長の友 町田啓太(役:藤原公任)
道長の友 金田哲(役:藤原斉信)
道長の後輩 渡辺大知(役:藤原行成)
一条天皇の后 高畑充希(役:藤原定子)
歌人・清少納言 ファーストサマーウイカ(役:ききょう)
一条天皇 塩野瑛久(役:一条天皇)
脚本 大石静

大河ドラマ2024年「光る君へ」のキャスト一覧。

さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。

脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。

心豊かで裕福な大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。

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「光る君へ」第18話「岐路」のあらすじ。

光る君へ」第18話「岐路」のあらすじです。


道隆の死後、一条天皇が次の関白にと命じたのは道兼でした。道兼は民の為によい政をと奮起していました。

伊周は一条天皇の前では不満を漏らさなかったが、定子と二人になると不満をあらわにします。

定子は、伊周に人望がないために一条天皇は関白を任せられないのだと言います。がしかし、道兼は関白就任の日に倒れ、七日後にこの世を去るのでした。

その頃、為時の屋敷にききょうがまひろを訪ねてきました。

次の関白は伊周か道長かで内裏では話が持ち切りだと聞かされます。そんな夜、まひろが道長との思い出の場所へ行くとそこに道長もくるのですが…。

「光る君へ」第18話「岐路」のネタバレ。

光る君へ」第18話「岐路」のネタバレです。

長徳元年(995年)4月

藤原宣孝が帰京。

18話のアバンでは4年前から筑前守として大宰府に就任していた藤原宣孝が帰京しました。宣孝はお土産を沢山持ってきてくれました。

そのうちの一つに武士が飲むお酒をまひろにも勧めるのです。さらに「紅」を渡しました。

一番の土産はお話です。宋のお話でした。まひろは宣孝に宋の国のことを聞かせてほしいとせがみます。

博多の津(港)には宋からの商人や役人が訪れているため、宣孝は宋について詳しかったのです。

宋には科挙という制度があり、これに受かれば身分が低い者でも政に加われると言うのです。まひろはこれに驚き宋に憧れを抱くのでした。

この件でまひろは政への関心が増々大きくなっていくのですが…

佐々木蔵之介(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原宣孝とは。

一条天皇の盗み聞き。

清涼殿では、藤原実資、藤原道綱らが、次の関白の行方について話をしています。

実資の考えは、年若く、天皇のいとこに当たる藤原伊周よりも、天皇の叔父である藤原道兼が適任だと言います。

但しいつものように「好きではないけどな」と一言付け加えて語っていました。

その様子を一条天皇は壁の穴からのぞき見をしていたのです。そして、一条天皇は道兼を関白にすると決め、登華殿で伊周に告げるのです。

塩野瑛久(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる一条天皇とは。

道兼の最期。

一条天皇から関白の職を頂いだばかりのある日、道兼も病に倒れました。

道兼はその日の前に、道長に「まずは諸国の租税を減免し、新規の荘園を停止しよう」と話をしていました。

さらに、疫病に苦しむ民のための“救い小屋”にも力を入れようとしていたのです。そんな生まれ変わろうとしていた道兼でした。

見舞いに来た道長に「近づくな、俺は疫病だ。お前が倒れれば、我が家は終わる。二度と来るな」と突っぱねる道兼。

だが道長は、しばらく様子を見ていてすぐに去ることはしませんでした。そして、苦しむ道兼を見ていた道長は道兼の体をさすり、道兼の最期まで寄り添ったのです。

玉置玲央(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原道兼とは。

伊周の変貌。

伊周は一条天皇の前では関白になれなかったことへの不満は見せなかったが、定子の館では相当荒れていました。

伊周は変貌するのでした。

伊周は公卿たちにも評判は芳しくありません。ただ接待されて忖度している公卿たちがいるのも事実なのでしょう。

しかしながら実資にとってはやや鼻につく存在ともいえるのでしょう。一条天皇は関白にすることなく、内覧の職をも取り上げました。

いよいよ伊周と道長の政権争いの場面が近づいてきました。

三浦翔平(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原伊周とは。

道長が内覧宣旨へそして右大臣に。

道長の姉・詮子が一条天皇に道長を関白にと迫るシーンがあります。しかし一条天皇は伊周に決めていると詮子に伝えるのです。

泣きながら訴えた詮子の気持ちが伝わったのかは定かではありませんが、その翌日一条天皇は道長に内覧宣旨せんじを下しました。

道隆の死後、伊周から取り上げた内覧の職を道長に与え、それから一月後には、一条天皇は道長に右大臣に任じたのです。

これで道長は公卿のトップの座に就いたのです。ただ一条天皇は道長に関白の職を与えようとしていましたが、道長は断るのです。

それは関白よりも内覧の職のほうが存分に働けるからだといい断ったのです。

柄本佑(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原道長とは。

まひろが廃邸へ。

ある日、まひろの館にききょうがやってきました。おいしそうなお菓子を中宮からもらったようです。

ききょうは内裏では次の関白が伊周か道長かの話で盛り上がっていることをまひろに伝えます。まひろはさりげなく道長の政の才について尋ねました。

道長は贅沢を許さず、公卿や女官にも人気がないと言います。権勢欲もなさそうなので関白にはならないだろうとききょうは言います。

そんなことでまひろは道長を思い出したのでしょうか?なぜか、かつて道長と会っていた廃邸に立っていたのです。

吉高由里子が大河ドラマ「光る君へ」で演じる主人公はまひろ(紫式部)とは。

するとそこに道長が現れます。またあの日のように抱き合う二人になるのか?と思いきや、言葉も交わさずまひろはその場を去るのです。

それは交わす言葉がその時はなかったのでしょう。

大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「光る君へ」第18話「岐路」の感想。

様変わりする伊周を演じる三浦翔平の鬼気迫る演技に先ずはビックリです。何度も何度も「子供を産め」とシーンは父の道隆にダブりますね。

それにしてもその凶器とも言える言葉をただ耐えて聞いていた定子役の高畑充希の演技も素晴らしかった。

兄弟だからなのか、それとも一条天皇を信頼しているからこのような屈辱ともいえる言動に耐えることができたのか?

いずれにせよ18話「岐路」ではそれぞれのキャストの皆さんの演技に吸い込まれた45分でした。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

「皇子を産め!」の強要、わざと道隆とダブらせた気がします。定子の悔しそうな辛そうな表情……
さらに詮子の「関白は道長に!」。訴えという形でも実質あれは強要です。
二人が閨で語るシーン。背景を考えると哀れになりますね。この国で最も高い地位にある若い二人が、支えになる相手はお互いしかいなかったという。

まとめ。

次週の光る君へは第19話「放たれた矢」です。

週タイトルの「岐路」とは「岐路に立つ」などに使われる言葉ですよね。分かれ道、二また道なんですが、誰を指しての岐路なんでしょうか。

まひろと道長の恋路はエンディングだけでしたので二人の「岐路」ではなさそうです。ではだれなの?

それとも人物ではないのかな?いやいややはり伊周の立場に立てば彼の岐路かも知れません。

関白になれず内覧の職も外され天皇との関係は遠くなってしまいました。まさしく「岐路に立つ」ですね。

彼が一条天皇や公卿たちからも立派な人間であると思われる日はやってくるのでしょうか?

来週の予告では一本の矢を誰かが誰かに放されます。はたして誰がその矢を放したのか?そしてその目的は?

これからも続く権力闘争で増々面白くなる「光る君へ」。来週が楽しみです。