2024年大河ドラマ「光る君へ」で「藤原道長」を演じるキャストは「柄本佑」さんです。
「藤原道長」はどんな貴族だったのか?「藤原道長」がなぜ絶大な権力を独占できたのか?また紫式部との恋は?愛人関係だったのか?
等など、知っているようで知らない藤原道長。
キャストの「柄本佑」さんが演じる藤原道長を番組を視聴しながら学んでいきたいと思います。
まひろとの恋編はフィクションだと思いますが、道長の権力志向がどの時点で火が付くのかの伏線が何話かで描かれると思います。
第6話「二人の才女」で道長は父・兼家から、兄の所業(まひろの母を殺したこと等)を忘れるよう命じられます。
又、自分たちが表の道を行くために道兼は泥をかぶる存在(裏)だとも告げられ、一族の闇深さを思い知ることになります。
恋心と権力との狭間で揺れ動く道長の心理がどのように変化するのでしょうか?
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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無料期間中にあなたの好きなキャストさんを観ましょう。散楽の一員・直秀を演じた松熊克哉さんは9話で殺されてしまいましたからね。
この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
柄本佑(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる「藤原道長」とは。
「光る君へ」で登場する藤原道長とは?
平安の貴族社会で、最高の権力者として名を遺した男性・藤原道長は名門、藤原北家に生まれ、兄の道隆、道兼の陰で、一見目立たない存在でした。
しかし、やがて思わぬ事態が重なり、若くして政権の中心に躍り出ることになり、戸惑いながらも、政治家としての力をつけ、その非凡さが表出します。
※)思わぬ出来事とは何か?「光る君へ」ではどのように描かれるかに注目しています。
道長は、娘たちを次々と天皇の后とし、続く代々の天皇の外戚となることで、頂点に上りつめていきます。
柄本佑(キャスト)が「光る君へ」で演じる「藤原道長」の出世。
- 永延元年(987年)一条天皇22歳左京大夫となる。源倫子と結婚する。
藤原道長が絶大な権力をどう築いたか?
藤原氏は天皇の外戚(親戚)として絶大な影響力を持ち権力を強くしていきます。その絶頂期が「藤原道長」の時代です。
道長に最初の転機が訪れたのは父である兼家の出世です。「光る君へ」でも兼家の出世から描かれますね。
「光る君へ」藤原道長の家族構成。
生誕 | 康保3年(966年) |
死没 | 万寿4年12月4日(1028年1月3日) |
父 | 藤原兼家 |
母 | 藤原時姫 |
兄弟 | 道隆、超子、道綱、(道綱母養女)、道兼、詮子、道義、綏子、兼俊 |
正室 | 源倫子 |
妻 | 源明子 |
妾 | 源簾子、源重光の娘、藤原儼子、藤原穠子 |
正室・倫子の子 | 長女の彰子、次女の妍子、四女の威子、六女の嬉子 |
道長の父・兼家の出世。
若い道長は父の出世により、わずか22歳で一気に従三位に叙され、異例のスピードで出世していきます。
歴史学者の「本郷和人」さん曰く、道長は現代のビジネス漫画で言えば「島耕作」のようだと分析しています。
「島耕作」を愛読したファンなら分かると思いますが、島の出世は「画期的な企画」を提案し成功させたからではありません。
いろいろな女性と付き合いながら人付き合いの中で物語は展開し島課長から島会長までサラリーマンの階段を昇りつめていきました。
藤原道長も人間関係を大事にしながら紫式部にも恋をしていたのかも知れません。
柄本佑(キャスト)が「光る君へ」で演じる「藤原道長」の権力。
藤原道長は娘を嫁がせて天皇の外戚となる。
藤原道長は康保3年(966年)生まれで、万寿4年12月4日(1028年1月3日)に亡くなりました。平安時代中期の公卿です。
道長の有名な和歌に、
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば
があります。『自分の権力は満月のように、欠けた部分は一つも無い』という意味です。
藤原道長の望月の解釈。
「望月」の歌から大変傲慢な独裁政治を行ったイメージで語っていた道長像ですが、近年の調査で少し変わってきました。
NHK歴史関連番組「英雄たちの選択」では諸先生方が述べていますが、傲慢な独裁政治は行っていないようです。
400年にわたって戦のない、 話し合いによって物事を解決していく政治が基本でした。
第1話「約束の月」で道長の少年時代に“俺は怒るのは嫌いだから”の台詞は道長の政治の根本だと脚本の大石さんはコメントしています。
藤原道長は娘を嫁がせて天皇の外戚となる。
長女の彰子 | 一条天皇の后となる。 |
次女の妍子 | 三条天皇の后となる。 |
長女・彰子の子 | 後一条天皇、後朱雀天皇、 |
藤原北家の子として生まれた道長は、権力を得た後も自分の娘たちを皇后にしてきました。先ずは長女の彰子を入内させ一条天皇の皇后にします。
天皇の親戚となったのですね。次の三条天皇には次女の妍子を入れて中宮とします。
だが三条天皇とは深刻な対立が生じ天皇の眼病を理由に退位に追い込み、彰子の生んだ後一条天皇に四女の威子を中宮とします。
道長は摂政になります。
4年ほどで摂政を嫡子の頼通に譲り後継体制を固め、さらには、六女の嬉子を後の後朱雀天皇となる敦良親王に入侍させます。
晩年は壮大な法成寺の造営に精力を傾けました。「光る君へ」では道長の家系をどのように描くかに注目が集まりますね。
- 道長の妻・倫子との子:彰子(一条天皇の后)
- 道長の妻・倫子との子:妍子(三条天皇の后)
- 道長の妻・倫子との子:嬉子(後朱雀天皇の后)
- 道長の妻:倫子との子:威子(後一条天皇の后)
柄本佑が「光る君へ」で演じる「藤原道長」のまひろとの恋路。
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大河ドラマ「#光る君へ」
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— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) February 9, 2024
まひろと道長の恋愛ストーリーは脚本家の大石さんの見せどころですね。2人のキューピットとしてオリジナルキャラクター直秀を登場させます。
道長とまひろのキューピットとしてまたこの時代の市井の人々が権力に対して批評する代表として描いています。
しかし、その直秀が8話で捕まってしまいます。彼は盗賊でもあったのです。彼は何を望んでいたのか…。
9話で直秀の最期が描かれますが、も少し長生きさせてもよかったと思っています。いずれにせよ12話でまひろと道長の恋路は終わります。
そこまでは各話毎に紹介します。
「光る君へ」の藤原道長と紫式部の関係は。
「光る君へ」の主人公・紫式部(まひろ)とは幼いころに出会います。
二人には身分差があり、一定の距離があるかに見えますがその心は生涯離れることのできない、ソウルメイトとしてつながっています。
のちに紫式部の作品「源氏物語」の執筆をバックアップし、后となった娘に学問を授けさせるために宮中に出仕させます。
互いの人生の輝き、喜び、そして苦しみをつぶさに見つめあうことになる「紫式部」と「藤原道長」。
藤原道長はどこか光るもののある青年貴族に成長します。
- 寛和2年(986年)花山/一条天皇21歳蔵人・少納言・佐少将となる。まひろに恋します。ですが…
- 永観2年(984年)円融/花山天皇19歳右兵衛権佐となる。藤原の身分をまひろに明かします。
まひろは自分の母「ちはや」が道長の兄である兼道に殺された事を告白します。
- 永観元年(983年)円融天皇18歳侍従となる。
「光る君へ」では第3話。
⇒「光る君へ」第3話「謎の男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。源倫子が登場。 - 天元3年(980年)円融天皇15歳従五位となる。母の時姫逝去
- 康保3年(966年)村上天皇1歳藤原兼家の五男として誕生。
第12話「思いの果てに」でまひろは道長と別れる。
まひろは道長の妾でも良いと考えていました。その事を伝えに行きたかったのでした。
しかし、道長の言葉は「源倫子」の婿にいくとのことでした。まひろが良く知っている倫子が正室では妾にもなれません。
やはりここでもすれ違いが生じ、二人は別れてしまうのです。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第12話「思いの果て」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第11話「まどう心」でまひろにプロポーズ。
道長はまひろを忘れることができません。父兼家の命でクーデターの一員になり任務を果たしましたが…
思いを込めてまひろをいつもの廃屋に呼び出しプロポーズしますが、その想いは空回りしてしまいます。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第11話「まどう心」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第10話「月夜の陰謀」でまひろと結ばれる。
道長はまひろと会いたくて、会いたくて文を出します。和歌での文ですがまひろの返歌は漢詩でした。
道長は行成にその漢詩の意味を教えてもらい漢詩で返歌を送ります。するとまひろは道長が待っていた廃屋にやってくるのです。
そこで二人は結ばれました。肌を合わせながらもまひろは涙を流すのです。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第10話「月夜の陰謀」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第9話「遠くの国」直秀が…
やはり想像通り直秀は殺害されてしまいました。遠くの国に行きたいと思っていたのに…
⇒「光る君へ」第9話「遠くの国」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第8話「招かれざる者」まひろが母の仇と対峙。
第8話は衝撃的なシーンがありました。まひろが帰宅するとそこに母の仇である道兼がいるではありませんか。
目を合わせることができませんでしたが、なんとか冷静に振舞いその場を切り抜けたのですが、まひろの精神は穏やかではありません。
そして、盗賊の一員として道長の屋敷に入り込んだ直秀は捕まってしまいました。彼の命はどうなるのか?
物語の転換期なのか?
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第8話「招かれざる者」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第7話「おかしきことこそ」打きゅうをやる道長。
あるとき、道長は四条宮で打きゅう(ポロに似た競技)に出場することになりました。
⇒「光る君へ」第7話「おかしきことこそ」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第6話「二人の才女」まひろに恋文を送る。
とうとう道長の恋心がはっきりと文で表現したエンディング。まひろの従者の乙丸が三郎の使者から送られてきた文だとまひろに渡します。その文には、
「ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし恋しき人のみまく欲しさに」
⇒「光る君へ」第6話「二人の才女」のあらすじ(ネタバレ)感想。
第5話「告白」で真実を知る。
道長は直秀の助けを得てある廃屋でまひろと会います。まひろは、道長の兄である兼道が母を殺したことを一生恨むと道長に話すのです。
その時、道長はただただ謝るのです。
第4話「五節の舞姫」で倒れる。
道長は「五節の舞」で舞を披露した後で舞姫が倒れたことを耳にしました。その姫がまひろだったことも分かりました。
自分が身分を隠していたからか?
⇒「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第3話「謎の男」で捕まる。
アバンでまひろは盗賊と間違えられて捕まった「道長」に「その人ではありません」と放免に訴えます。
そのシーンで道長は心の声で、
来るな。俺は大丈夫だ。
とまひろの目を見つめ、まひろは道長の心の声を受け止めました。ふたりの心が既に結ばれ始めたのです。
しかし、道長の身元が明らかになれば、大丈夫だと思うが、貴族をどつきながら乱暴に捕縛した放免の二人はまた牢獄行きかも知れません。
⇒「光る君へ」第3話「謎の男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。源倫子が登場。
第2話「めぐりあい」で登場。
三郎と名乗っていた道長は元服後大内裏で仕事に励んでいました。まひろと道長が再開したのはひょんな出来事がきっかけでした。
まひろは三郎が足で文字が書けることを覚えていたのです。
⇒「光る君へ」第2話「めぐりあい」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」キャスト一覧&相関図。
まとめ。
柄本佑が「光る君へ」で演じる「藤原道長」の演技に、多くの視聴者が注目していると思います。
と言うのも、柄本佑のイメージは「光る君へ」の主役・吉高由里子主演のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)で大人の色気を感じた方も多いと思います。
大人の色気漂うカメラマンの好演は今回の藤原道長にオーバーラップしますよね。
様々な作品に出演することによって、確実に実力をつけ俳優として光り輝いている柄本佑です。
中世の歴史ファンなら誰もが知る「藤原道長」の演技に注目し応援しましょう。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。