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2024年大河ドラマ「光る君へ」第19話「放たれた矢」のあらすじ(ネタバレ)感想。

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2024年大河ドラマ「光る君へ」第19話「放たれた矢」のあらすじ(ネタバレ)感想をご紹介します。

いよいよ、道長と伊周の権力争いが激しくなります。民からの税免除について二人の意見は真っ二つに割れました。

道長は公卿たちの意見をまとめ一条天皇に伝えることにしました。

長徳元年(995年)、藤原実資は権中納言に、源俊賢は参議に、藤原行成は蔵人頭となりました。

項目 内容
2024大河ドラマ 光る君へ
放送話 第19話
放送日 2024年5月12日(日)
週タイトル 放たれた矢
視聴率 10.8%(先週比:%)

「光る君へ」第19話「放たれた矢」のあらすじ。

道長が右大臣に任命され公卿の頂点へと上り詰めました。これを境に先を越された伊周との軋れきが高まっていきます。

一方まひろは、ききょうのはからいで内裏の登華殿を訪ねることになります。定子との初対面に緊張する中、一条天皇も現れました。

ある夜、隆家は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていきますが、これが大事件へと発展することになるのです。その大事件とは…

紫式部(まひろ) 吉高由里子(役:紫式部)
藤原道長 柄本佑(役:藤原道長)
まひろの父・藤原為時 岸部五郎(役:藤原為時)
まひろの将来の夫・藤原宣孝 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝)
藤原隆家(道隆の次男) 竜星涼(役:藤原隆家)
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 吉田羊(役:藤原詮子)
道長の次兄・藤原道兼 玉置玲央(役:藤原道兼)
道長の友 町田啓太(役:藤原公任)
道長の友 金田哲(役:藤原斉信)
道長の後輩 渡辺大知(役:藤原行成)
一条天皇の后 高畑充希(役:藤原定子)
歌人・清少納言 ファーストサマーウイカ(役:ききょう)
藤原道隆 井浦新(役:藤原道隆)
脚本 大石静

大河ドラマ2024年「光る君へ」のキャスト一覧。

「光る君へ」19話「放たれた矢」のネタバレ。

長徳元年(995年)

一条天皇と道長。

道長は一条天皇の前で、自分が関白の職を望まないのは、陣の定めで公卿たちが意見を述べ、論じ合う場に加わるためであるとはっきり述べました。

一条天皇が「これまでの関白とはずいぶんと異なるのだな」と口にすると、ためらいなく「はい」と答えます。

道長は「異なる道を歩みとうございます」と言うのです。

道長は父とは異なる道を歩むことを望み、民を思い、政への意欲を見せる一条天皇の意見を好意的に取り入れます。

父は政は家だと言ったが道長はその家を守り繁栄させるためには民を思うことが本当に必要なのだと思っていたのでしょう。

そしてそれはまひろとの約束でもあるのです。

19話からは道長が変わります。政を意識しその施策は父とも兄とも違うやり方を行っていくのです。

一条天皇がまひろと会う。

まひろが一条天皇と対面し、政への意見を述べるシーンがありました。そのまひろの言葉を道長に伝える一条天皇。

~「あの者が男であったら、登用してみたいと思った」~と道長に言うのです。

道長はまひろの名を耳にした途端、息を呑み、目を瞬かせ、「お上に対し奉り、畏れ多い事を申す者だと思いまして」と返事をします。

そして道長はまひろの父・為時を従五位下に推挙するのです。

道長は礼を言う為時に向かって「お上の御為に尽力されよ」とだけ言い伝えてその場を立ち去りました。

とても凛々しい道長でした。

道長の日記。

尺としてはとても短いシーンでしたが、道長の日記が映し出されていました。藤原行成から公卿衆の様子を書で報告を受けた後に、

行成は「日記をつけるとよろしいですよ。私は毎日行っています。」と助言していましたよね。その後、道長の妻である倫子がその日記を眺めていました。

右大臣になってから道長は日記をつけはじめるのですね。後に『御堂関白記』と称されますが、この日記が今でも残っています。

NHKの歴史番組「英雄たちの選択」で紹介していますので、興味のある方は「NHKオンデマンド」でご覧下さい。

「英雄たちの選択」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。

為時の昇進。

まひろの父為時が突如従五位下に昇進しましたね。10年前には式部丞・六位蔵人として花山天皇に仕えていましたから、あれから10年経ったと言うことです。

道長が右大臣となり政権のトップになった時点ですから、ドラマで描かれた「いと」の言葉は重みがあります。

道長とまひろの関係が間違いないと思うのはごく自然でしょう。淡路守でしたが、淡路の国司になるのでしょうか?

隆家の一本の矢。

第19話エンディングで、伊周と隆家のシーンでは伊周が女に裏切られたと嘆き、鼻をすすって泣いていました。

伊周はまぎれもなく崩れていきます。

弟の隆家はそんな伊周を強引に女の家へ連れていきます。それは、伊周の女がいる別の男をこらしめてやるはずでした。

しかし、そのつもりで矢を射るのですが、その相手はなんと花山院でした。それは、道隆亡き後の中関白家の転落の始まりです。

大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「光る君へ」第19話「放たれた矢」の感想。

19話からやっと道長の政局争いが描かれました。ただ、ドラマで描かれているように道長はまひろと約束した民の為の政を志していたのでしょう。

1000年前の政治ですので、使われる日本語も難しく理解するには時間を要します。また政治の中核にいる公卿たちの出世欲を描く心のシーンとなると理解するのに更に時間を要します。

道長が若いころから付き合ってきた3人のシーンがありました。町田啓太が演じる藤原公任が出世を諦めたとのシーンはとても興味深いものでした。

公任の父は橋爪淳が演じた頼忠です。とても小さな声で時の円融天皇に報告する時に「聞こえん」と怒られていました。

道長の父である段田安則が演じた藤原兼家の前任関白です。ですので当然公任も関白を目指していたのでしょう。

ただ、目の前にいる仲間であった道長の「※陣定」における采配は見事であったと言い、道長に対抗する気は薄れてしまったのではと思います。

※陣定)(じんのさだめ)
平安時代摂関期の朝議である定(議定)のうち、左右近衛府の陣で行われる公卿の審議と決定を指します。陣座(じんのざ)または杖座(じょうざ)とも呼ばれ、内裏の左右近衛陣にあり、公卿が政務を評議するために着席した場所です。

現在の内閣ですね。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

道兼ロスだけど、
いよいよメインの道長だなぁという回でした。でも伊周、隆家と中宮さま兄妹に天皇、
F4や(行成の道長推しが微笑ましい)まひろに為時パパ、とりまく公卿たち

本当にひとりひとりのキャラクターが生きてて面白い。お久しぶりの花山院もでてきて
歴史に詳しくなくても楽しんでいます。

まとめ。

次週は第20話「望みの先に」です。