大河ドラマ2024年「光る君へ」で三浦翔平(キャスト)が演じる「藤原伊周」を紹介します。
「藤原伊周」とはどんな貴族だったのか?父の道隆の没後、その地位の後継を狙うが、執政権は道長に移っていきます。
道長との出世競争に負けて絶望し、焦りもあり事件を起こしてしまいます。
歯車が狂い勢いも薄れる中でプライドを捨てて道長にすがる姿に寂しさを感じます。
さて、「光る君へ」は、雅で華麗な舞台に素敵なキャストの皆さんが導いてくれます。あなたが大好きなキャストは誰ですか?
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この9話は「光る君へ」の最初の山場だと思います。
藤原伊周の読み方は「これちか」です。父は藤原北家、摂政関白内大臣藤原道隆で伊周は嫡男です。
母は、高階貴子。生誕は天延2年(974年)とされています。妹は一条天皇の后となった高畑充希さんが演じている藤原定子です。
伊周は道長の甥ですが道長とは一世一代の政敵となります。ですので、「光る君へ」では道長と伊周の政権争いが描かれます。
その政権争いは道長の父・兼家の最期が描かれる第14話「星落ちてなお」で摂政関白の跡継ぎは道隆と決まった時点から始まっていました。
正暦元年(990年)に父の道隆(道長の兄)が関白になると伊周も急激な昇進を重ね、正暦5年(995年)には21歳で内大臣となって道長を追い抜いていきます。
父・道隆が権力をわが物のする比例して伊周も出世します。第15話「おごれる者たち」では、道長との最初の争いごとも描かれました。
伊周は関白になれなかった要因の一つに「関白を兄弟順にする」と言う道長の姉・詮子の熱い意向によるものでした。
ただ道長の兄・道兼が関白になりますが、7日間でこの世を去り、その後は、道長が内覧となり伊周が関白になることはありませんでした。
今後も2人の権力闘争は激しくなっていくのでしょうが、父・道隆の没後は伊周の力は衰退していくのです。
「長徳の変」は長徳2年(996年)に発生しました。
それは、正月16日、太政大臣「藤原為光の四女」に通う本郷奏多さんが演じている「花山法皇」を伊周の従者が矢を放ったことでした。
※)「光る君へ」では弟の隆家が矢を打ちました。
⇒竜星涼(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原隆家とは。
伊周は、自分の思い人の「藤原為光三女」と誤解し、放った矢が法皇の袖を突き通したのです。上皇に向けて矢を射掛けたという事件は政治問題化しました。
道長の娘である中宮彰子の皇子誕生で道長の権力は増々強くなっていきます。それに対比して伊周は諦めずに虎視眈々の権力への執念を燃や続けます。
しかし、政治的影響力は既に失い、寛弘7年(1010年)この世を去ります。権力闘争は道長の勝利でした。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
「光る君へ」で登場する藤原伊周がどんな人物であったのかはあまり知られていません。
ですので11話から登場した三浦翔平さんが演じる「藤原伊周」を見ながら学んでいきたいと思います。
公式では非常に貴族として優秀でそれゆえに自信家であったと紹介しています。描き方もそのようなシーンが度々ありました。
親の七光りは現代社会でも特に政治の世界では世襲として地盤を引きつぎますが、素晴らしい功績を遺した令和の世襲議員はいませんね。
1000年前の日本では世襲が当然でしたので伊周を学びながら平安の権力闘争を見続けていきたいと思います。
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