正名僕蔵(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「松葉屋半左衛門」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「松葉屋半左衛門」と聞いてもピ~ンとこない大河ファンも多いと思います。
松葉屋半左衛門は吉原の老舗女郎屋の主人です。
正名僕蔵さんは大河ドラマは2回目ですね。前作の出演は2014年放送の「軍事官兵衛」で元荒木家臣で黒田家の下男・谷崎新吉を演じました。
さて、蔦重は吉原の繁栄と女郎たちの幸せを真に願い熱い情熱で突き進みます。
前編の相棒は「花の井改め瀬川」。二人の愛情はソウルメイトでしたが時間と共に微妙な男女間の愛に育っていきます。
でも、吉原花魁の恋愛は御法度。この非常な吉原事情は9話と10話で描かれ、小芝風花は瀬川を見事に演じました。この好演は「NHKオンデマンド」で!
吉原で花の井(後の5代目瀬川)をはじめ50人以上の女郎や女郎見習いを抱える老舗の女郎屋「松葉屋」を経営する主人です。
しかし、女郎の世話は女将の「いね」に一切任せっきり男で、尻に敷かれているようですが、本心は分かりません。
吉原でぶつかる「蔦重」に関しても、正面切ってぶつかるわけでもなく、賛成するわけでもなく、まして目をかけることは一切いたしません。
松葉屋半左衛門が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」
設定は存在感の薄さで誰よりも「忘八」らしいとありますが、第1話、第2話を視聴した限り、その通りの人物です。
見逃してしまうほど薄い存在なんですが、第9話「玉菊燈籠恋の地獄」では、忘八らしい一面を見せていました。
蔦重と瀬川の足抜け計画を未然に防いだのです。二人の将来を熟慮した結果だと思います。
それにしても「花魁の仕事=夜の営み(セックス)」を一瞬でも表現した大河の制作スタッフに敬意です。
NHKの現場も挑戦しているのですね。
第9話「玉菊燈籠恋の地獄」では、瀬川が客を取っている様子をわざと蔦重に見せてまで、2人の想いを断ち切ろうとした松葉屋半左衛門です。
もちろん二人が憎くてとった手段でないのはないのです。そして蔦重を瀬川が嫁ぐ日に会わせる粋な計らいをしてくれました。
第10話「青楼美人の見る夢は」で描いています。
二人はいつまでも自分たちの夢を、吉原の美しい未来を、語りながら楽しい時間を過ごしたことでしょう。
忘八でも人としての情けはあるのです。
第1話で蔦重が松葉屋の女郎たちに貸本を持っていきますが、その部屋の奥に女将のいねと一緒にいます。
蔦重との直接な会話は第2話で一瞬で終わります。
吉原の悲惨な影の部分が描かれますが、半左衛門もその吉原の忘八の一人なので、曲者感が今後の展開では出てくると思います。
いいとこを狙う男です。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
1話、2話では存在感はありません。ただ、9話でその存在の大きさが分かりますので、だてに老舗女郎屋の主人をしているのではありません。
今後、蔦重をどのように支援していくのか見守っていきます。
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