大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第26話「悲しむ前に」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
第25話「天が望んだ男」のエンディングで頼朝は鎌倉へ戻る途中で落馬し意識がなくなります。
源頼朝の容体を心配する政子や安達盛長が涙に暮れていました。
そんな中、第26話では義時は先を見据え、大江広元らと頼朝の嫡男・頼家を次の鎌倉殿とする新体制作りを始めます。
しかし、比企能員の力が増すことを嫌う「りく」が、夫・北条時政をたきつけてこの流れに対抗します。
鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻り父・頼朝の容体を知らされた頼家の行動とは・・・。
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建久9年(1198年)12月末。
頼朝は御所に運ばれ、安らかに眠っています。しかし医師の見立てはとても厳しく、もって後数日とのことでした。
「神仏がこぞってお助けしても持ってあと数日」
頼朝の命が尽きようとしている中、義時らは次の政(まつりごと)の形を定める為に動き始めます。
頼朝の命とともに鎌倉殿の権威が消えることを知っている人々は、頼朝の命が尽きる前にその権威を手中に収めようと画策を始めました。
頼朝が治めたはずの鎌倉が、今また暴れ始めたのです。
いよいよ謀殺のバトンが頼朝から義時の手に渡ります。スタートは次回第27話「鎌倉殿と十三人」ですね。
その時の義時は八重のもとに食べ物や花を運び続けたあの明るい小四郎の笑顔は無くなってしまうのでしょう。
それが義時の運命なのかもしれません。
第26話「悲しむ前に」の終盤で義時は父・時政に「鎌倉あっての北条」と言います。
優しい北条のパパ時政も人が変わってしまうのでしょう。
鎌倉のために行動する義時の決意を感じる姿がとても印象的な第26話「悲しむ前に」でした。
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