2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、浅野和之さんが演じるキャストは、伊東祐親です。
伊東祐親は、主人公・北条義時の祖父です。登場は序盤になりそうですね。
第11話「許されざる嘘」で元・下人の善児に殺されます。
当初、伊東祐親役は、辻萬長さんとの発表でしたが、病気療養のためご出演を辞退された辻萬長さんは逝去されました。(ご冥福をお祈りします)
実は、浅野さんが三谷作品の代役を務めるのは、今回が2回目です。
浅野さんといえば、名バイプレーヤーで三谷作品の常連でもありますね。
三谷さんの脚本で伊東祐親がどのように描かれ、浅野さんがどのように演じるのか、注目ですね!
今回は、伊東祐親がどんな人物だったのか?また、演じる浅野和之さんの出演作やプロフィールについてご紹介していきます。
伊東祐親は、平家に仕えた伊豆国の武将です。
平清盛から、平治の乱で敗れて伊豆に流された源頼朝の監視役を任されますが、祐親が不在の間に、頼朝と娘の八重姫が恋仲となってしまいます。
激怒した祐親は、2人の子である千鶴丸を川に沈めて殺害。
頼朝も殺そうと企てますが、頼朝はそれを知って逃げ出し、計画は失敗に終わります。
1180年、頼朝が平家追討の命を受けて挙兵すると、平家側である大庭景親軍に参加。
その後、関東武者の多くが頼朝側についても、変わらず平家に仕え続けました。
しかし、富士川の戦いの時、子・祐清と共に頼朝軍に捕らえられてしまいます。
娘婿の三浦義澄のもとに預けられ、2年後、義澄の嘆願によって恩赦されることとなりましたが、1182年に自死しました。
伊東祐親は自死ですが、鎌倉殿の13人の第11話「許されざる嘘」では元祐親の下人・善児によって殺害されました。
殺害を指示したのは頼朝ですが、その要因は・・・
鎌倉殿の他のキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2022「鎌倉殿の13人」のキャスト一覧。残りのキャスト発表。
浅野和之さんの大河ドラマ出演は、「八代将軍吉宗」(1995年)以来、3作目となります。
西田敏行さん主演の「八代将軍吉宗」では、幕府の採薬使を務めた本草学者・丹羽正伯を演じました。
なんと「鎌倉殿の13人」は、27年ぶりの大河ドラマということになるのですね。
これまで数多くのドラマに出演している浅野和之さんですが、朝ドラへの出演はまだありません。
今後の出演が期待されます。
浅野和之さんについてご紹介いたします。
幼い頃から人前に出るのが好きだったことから、高校で演劇部に所属。
その後、児童劇団の青年部で本格的にノウハウを学び、桐朋学園大学で演劇漬けの日々を過ごします。
安部公房スタジオへの参加を経て、1987年に野田秀樹さん主催の劇団「夢の遊眠社」へ入団。
1992年に劇団が解散してからは、舞台だけではなく、数多くの映像作品にも出演しています。
2002年の舞台「You are the Top」では、主役の代役を公演直前に引き受け、数日間でセリフ・歌・踊りを覚え、見事演じ切りました。
それ以降、三谷作品の常連に。
今回の「鎌倉殿の13人」でも代役ということで、三谷さんにとって本当に頼れる俳優さんなのでしょう。
名バイプレーヤーとして、舞台やドラマで精力的に活躍を続ける浅野さんが大切にしているのは、役に丁寧に向き合い、職人のような繊細さと大胆さを持って演じることだそうです。
だからこそ、シリアスな役からインパクトのある振り切った役まで、幅広い役柄を演じ分けることができるのですね。
今回は、どんな役なのだろうとファンをわくわくさせてくれる俳優さんです。
浅野和之さんは、映画にも多数出演しています。その中でも、三谷作品には欠かせない存在です。
三谷さん脚本・監督のSFコメディー「ギャラクシー街道」では、顔を白塗りした個性的なキャラクター・謎の男役を好演しています。
さて、鎌倉殿の13人ではピンチヒッターとして出演しました。
その役は主人公・北条義時の祖父・伊東祐親です。第一話からの登場ですので伊藤祐親がどんな武将だったのか?
その役を演じる浅野和之の魅力をあらすじを読みながら感じて下さい。
大河ドラマへの出演は27年ぶりの浅野和之さん。
義時の祖父役なので、序盤の登場となりそうですが、三谷さんの脚本と浅野さんの演技によって祐親がどのような人物として表現されるのか、非常に楽しみですね!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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