大河ドラマ2021年の「鎌倉殿の13人」で、あの鈴木京香さんがキャスト丹後局を演じることになりましたね!
丹後局と言えば、美貌の持ち主としても名高い女性。
平清盛によって幽閉された後白河法皇の側近だった平業房の妻でした。
それでは、丹後局と演じる鈴木京香さんをご紹介します。
夫の死後は、後白河法皇の寵愛をうけ、あれよあれよと政治にまで介入していくような力を持ったと女性です。
その権力ゆえに、「朝務は偏にかの唇吻にあり」(この頃の政治は、彼女の紅唇ひとつに左右される)とまで言わしめた丹後局。
あの楊貴妃にも劣らない悪女っぷり…いえ、美貌と才覚の持ち主!「鎌倉殿の13人」では、どのように演じられるのでしょうか。
丹後局は、夫・業房との間に6人の子(!)がいます。
しかし、平清盛と後白河法皇の仲が悪化した影響で、夫は処刑されてしまうのです。
これだけを聞くと、時代に翻弄された悲劇の女性なのですが、丹後局はそんなところに収まる女性ではありません!
ここから彼女の華々しい人生が始まると言っても過言ではないのです。
夫の死後、世話役として仕えた後白河法皇の寵愛をうけまくった彼女は、やがて政治にも介入していきます。
彼女の一言でなんでも変わっていくほど、権力を持ち、またその権力をふるいまくるのです。
強いのです!!
相当な美貌の持ち主だったとは言われていますが、美しいだけでは並み居る権力者たちを思いのままにすることは難しいでしょう。
かなりの賢さも持った女性だったと推察できますよね。
女性として持ちうる武器をすべて使って、時代に君臨した丹後局。
後白河役の西田敏行さんを意のままにする、鈴木京香さん演じる美女・丹後局の姿を見るのが楽しみでなりません!
朝廷の権力(仕来たり)は丹後局がまだ握っていましたね。その描き方が実に上手い。
⇒「鎌倉殿の13人」第24話「変わらぬ人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
鈴木京香さんは、過去に5作品の大河ドラマに出演しています。
しかも、今回の「鎌倉殿の13人」の脚本家でもある三谷幸喜さんの作品には3作すべてで出演となる“皆勤賞”。
初回三谷作品となった2004年の「新選組!」で、鈴木京香さんは、お梅役を演じています。
新選組筆頭局長・芹沢鴨の愛妾ですね。
新選組にふさわしくないと討伐される芹沢の巻き添えになったと史実では言われていますが、ドラマでは沖田総司が、お梅を逃がそうとします。
しかし、すべてを悟ったお梅は、沖田の剣で自らの胸を突いて果てる。
芹沢に殉じたのです。
あの壮絶でありながら、美しい最期は、今思い出しても涙が溢れます。
鈴木京香さんは、朝ドラにも数多く出演されています。
2021年の「おかえりモネ」では、主人公・モネの母永浦亜哉子役を演じていました。
島の人々の明るさと温かさに惚れ込んで移住してきた亜哉子。
根っからの明るい女性ではなく、鈴木京香さんご自身も「努力して皆の心に飛び込んでいく女性」と表現されています。
鈴木京香さんの美しさと、優しく包み込むような笑顔が、亜哉子の誠実な人柄を際立たせていましたよね。
鈴木京香さんは、外見の美しさだけではなく、内面までも美しいと評判の女性です。
撮影が過酷な時なども、周囲に気遣いを忘れない人なのだそう。
同時に「女優に結婚は必要ない」という考えも持つストイックさも持っていらっしゃるようです。
そういえば、以前共演した木村拓哉さんからは「姉さん」と呼ばれていましたね。
女性らしい見た目とはうらはらに、さっぱりとした性格なのかもしれません。
そんな凛とした鈴木京香さんですが、2019年の大河ドラマで主役の明智光秀を演じた長谷川博己さんとは、もうずいぶん長いこと噂があります。
鈴木京香さんのお誕生日月である5月には、もはや風物詩と言っていいくらいに二人の結婚話しが週刊誌などで報道されます。
初共演のころは頼りなかった長谷川さんも、今や押しも押されもせぬ大スターですので、そろそろ芸能界のビッグカップルの結婚!なんて話しが聞けたら良いですよね。
凛とした美しさと、内面からにじみ出る芯の強さを感じさせてくれる鈴木京香さん。
私が、私が!と前に出るタイプではない彼女だからこそ、自分自身にしっかりと向き合い、女性として時代を切り拓いていった丹後局役がよく似合いそうです。
美貌と才覚をもって華やかに、そして懸命に生きた丹後局。
鈴木京香さんがどう演じてくれるのか楽しみにしたいと思います!
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