大河ドラマ2023年「どうする家康」で田辺誠一(キャスト)が演じる武田軍の「穴山梅雪(信君)」をご紹介します。
武田氏の一門で、『冴えわたる知略・戦略・策略』というキャッチフレーズを持つ穴山家の当主・穴山梅雪(信君)。
「徳川慶喜」「風林火山」「青天を衝け」に続き、4度目の大河出演となる田辺誠一さん。
信玄と勝頼のもとで外交戦略を遺憾なく発揮する様を流石の存在感で魅せています。
「どうする家康」で田辺誠一が演じる「穴山梅雪」とは。
「どうする家康」では3/12(日)放送の第10話から出演します。外交戦略に長けた穴山梅雪(ばいせつ)信君(のぶただ)は、武田軍の駿河侵攻において先鋒として今川家の切り崩しを担った武将です。
武田家と甲斐の国を守るために尽力したという穴山梅雪。信玄亡き今、信玄の息子・勝頼のもと、どう織田や徳川と対峙していくのか楽しみです。
「穴山梅雪(信君)」は信玄の親戚。
穴山信君の母は武田信玄の姉で、妻は信玄の娘ですので、武田家とはきっても切れない親戚関係にあります。
ですので、武田家に重用され、河内地方の支配を任されます。また、今川家とも親戚関係でしたから、駿河が武田領となると駿河・江尻城主として庵原郡一帯を支配します。
織田信長が甲斐に侵攻すると、家康を通じていち早く信長に降伏します。武田家滅亡後は、信長より河内地方を安堵されます。
「穴山梅雪」は武田家を裏切っていた。
武田の忠臣であり、外交戦略の要として手腕を奮っていた穴山梅雪ですが、実は武田から離反する行動にでます。
織田・徳川勢と武田勢が戦った「長篠の戦」で、武田は織田に敗れ、弱体化していきました。
そして、織田の甲州侵攻で武田家が滅亡する直前に、穴山梅雪は徳川に下ったのです。家康と共に信長に謁見しましたが、そのすぐあとに本能寺の変が起きます。
大河ドラマ2016年「真田丸」でも武田勝頼が登場します。武田家滅亡の引き金を引いたのは「穴山梅雪」の裏切りかも知れません。
⇒大河ドラマ2016年「真田丸」で平大岳(キャスト)が演じる「武田勝頼」とは。
穴山梅雪の最期。
ここからの穴山梅雪の最期までは諸説あり、宇治田原で一揆に巻き込まれて亡くなったとする説のほかに、
家康一行のしんがりを務めて亡くなった説、明智光秀から家康討伐を命じられた土民たちが家康と間違えて穴山梅雪を討ったなど、様々な説があるのです。
どの説をとっても、徳川にくだってわずか一年ほどでその生涯を閉じることになってしまった穴山梅雪。
「どうする家康」ではどんな風に穴山信君の最期が描かれるのかも、見どころの一つかもしれません。
「どうする家康」で田辺誠一が演じる「穴山梅雪」の登場話。
初登場は第10話「側室をどうする」。
家康が側室を決めます。その名は「お葉」です。しかしお子は産みますが、彼女は同性愛者だったのです。
そんな展開で登場したのが、今川に侵略する信玄の元にいた穴山です。
⇒「どうする家康」第10話「側室をどうする!」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
「穴山梅雪」の最期は29話「伊賀を超える!」。
家康と共にいた堺見物。家康が京に戻るとき別れを告げますがその時、信長が本能寺で討たれたことを知ります。
家康とは別行動で明智軍から逃れますが、途中で捕まりその首は明智光秀が「家康の首」として見分します。
梅雪は「わしが家康じゃ」と言って討ち取られたようです。
⇒「どうする家康」第29話「伊賀を越える!」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト
まとめ。
どんな役を演じても根底に「誠実」という言葉が浮かび上がるイメージを持つ田辺誠一さん。
主役も勿論ですが、しっかりと作品を支えるバイプレーヤーとしての魅力も際立つ役者さんです。
そんな田辺誠一さん演じる穴山信君の転機とも言える「長篠の戦」は見逃せません。「どうする家康」ではどんな風に作品を彩ってくれのか、楽しみに観たいと思います。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。