「麒麟がくる」の女性キャスト深芳野。南果歩が演じる
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戦国三大謀略家・斎藤道三の側室として、のちに道三を討ち取ることになる義龍を生むことになる深芳野

 

深芳野は室町幕府で侍所のトップを務めた一色家の娘という、由緒正しい家柄の生まれでもあります。

 

かつては土岐頼芸の愛妾でしたが、その後に成り上がりの道三の妾となります。商人出身で品がない謀略家であったと思しき道三と接するのはさぞかしつらかったでしょう。

 

そんな彼女を演じるのは、渡辺謙さんの元妻で、2016年NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』で主人公の母親役を演じた南果歩さんです。

 

信長の妻・濃姫と同じで、はっきりとした生没年もわからず謎めいた印象を残す深芳野と、彼女を演じる南果歩を紹介します。

「麒麟がくる」の女性キャスト深芳野。南果歩が演じる


室町幕府が武士たちを統率するために置かれた侍所のトップを務める四職・一色家の娘として生まれたという説が有力で、母もまた一色家の一色義遠の娘と言われています。

 

つまり相当由緒正しい家の生まれと考えられます。

 

かたや一介の油売りの父(ちなみに菜種ではなくごま油)から親子二代で出世した道三とは、どうにも釣り合いの取れない凸凹夫婦であったといえましょう。

 

しかしながら道三は美濃を収めています。

 

ですから、四職というお飾り名門の家で貧寒にないていた一色家にとっては、夫とは話が合わないながらも、経済的には比較的恵まれた環境に置かれたのかもしれません。

キャスト深芳野。名門で美濃一の美女

美濃一の美女とされており、身長は六尺二寸(約187㎝)あったといわれていました。

 

由緒正しい家柄や、この発育の良さも相まって、男を非常に引き付ける人物であったことは想像に難くありません。

 

しかし一色家は応仁の乱以降没落してしまっていたため、美濃の守護であった土岐頼芸の妾として生計を立てていました。

 

しかし飽きられたのか、1526年12月頃に頼芸の部下であった道三(当時の名は長井規秀)に身売りされてしまい、そのまま道三の側室となるのです。

キャスト深芳野。息子は斉藤高政(義龍)

そして1527年7月8日、道三を殺して当主となる息子・義龍をなんと20歳で生んだといわれています。(その子は頼芸の子であり、義龍は落とし種という説もありますが定かではありません)

 

その後の深芳野についてはよくわかっておらず、義龍が道三を撃つのを見届けることができたどうかも分かりません。

 

しかし、没落した由緒正しい間の家に生まれながら、守護の妾、次いで道三の妾になって後継ぎの義龍を生んだという点では、彼女も数奇な運命をたどったというべきであり、悲劇のヒロインと言えましょう。

「麒麟がくる」の女性キャスト深芳野。深芳野の登場シーン

14話「聖徳寺の会見」


関連記事⇒麒麟がくる14話「聖徳寺の会見」のあらすじと視聴後の感想

14話の「聖徳寺の会見」は歴史的に有名な織田信長と斉藤道三が会見し道三は信長を気に入るシーンから始まります。

 

ただ、後半で深芳野は一人ぼっちの寂しさなのか「自殺」してしまうのです。そのことで道三と道三の息子・高政の確執は深くなってしまいます。

13話「帰蝶のはかりごと」

関連記事⇒麒麟がくる13話「帰蝶のはかりごと」のあらすじと視聴後の感想。帰蝶の心理戦

13話は帰蝶が信長を道三の会見の場にいかに優位に見せるかの作戦を練って実行する帰蝶の活躍を主に描かれています。

 

そのふとした息抜きで道三と深芳野の二人だけのシーンがあるのですが、そこに息子の・高政が入ってきて雰囲気は壊れます。

3話「美濃の国」


道三と深芳野の二人のシーンはこの部屋からです。

 

関連記事⇒麒麟がくる3話「美濃の国」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

「麒麟がくる」で女性キャスト深芳野。南果歩が演じる。

キャスト深芳野。南果歩のプロフィール

1964年1月20日、兵庫県尼崎市生まれ。現在は沢村一樹主演のドラマ『刑事ゼロ』に出演するなど、ドラマや映画に数多く出演する南果歩ですが、

 

2007年に母親が韓国人であることを告白しており、在日3世であることがわかっております。

 

(この点は元夫の渡辺謙も言及しているようで、それで自分は韓国に興味が持てたとまで言っております。)

 

南果歩の祖父は、唐の役人を先祖に持つ剣道具職人だったといわれています。

 

ですが、当時日本領だった韓国で韓国人への風当たりは強く、貧しさで和歌山県に移住。京都を得て尼崎の在日町に転居しております。

 

両親も離婚し、貧しい中で彼女は尼崎市立尼崎高等学校を出て、桐朋学園大学短期大学部を卒業。

 

大学在学中の1984年に映画『伽倻子のために』のオーディションに出て、2000人の中から選ばれ、主演で映画デビューを飾りました。

キャスト深芳野。南果歩の私生活

私生活では『そこに僕はいた』で有名な作家・ミュージシャンである辻仁成と1995年に結婚し、1男を設けますが、2000年3月に離婚しています。

 

2003年1月にテレビ東京系ドラマ『異端の夏』で共演した渡辺謙と2005年12月3日に再婚するも、2018年5月17日に離婚しています。

 

また、所属事務所もユマニテや、2009年からエス・エス・エム、2012年にホリエージェンシーに移籍するあたり、極めて自立していて我の強い性質が推測されます。

 

そこは瀬戸内寂聴と親交があるから故なのでしょうか。

キャスト深芳野。南果歩のドラマ出演

1985年にTBS系のドラマ『五度半さん』でテレビデビュー。

 

1986年には坂東玉三郎演出の舞台『ロミオとジュリエット』に出演し、舞台でもキャリアを積むことになります。

 

1989年に『夢見通りの人々』などの助演に対して助演女優賞をもらっています。

 

2015年にアメリカ映画『MASTERLESS』にも出演し海外でもデビュー。

 

映画・舞台・テレビドラマ・ラジオと様々な分野で活躍しているのです。

 

また、アニメ映画『それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ』ではヒロイン・サニーの声を当てております。

 

『梅ちゃん先生』で主人公の母親役となり、高橋克実演じる厳格な父と対照的に、おっとりしながらも気品があり、芯の強い母親を演じた南果歩です。

キャスト深芳野。南果歩の大河ドラマ

大河ドラマは『翔ぶが如く』や『元禄繚乱』以来3回目の出演となります.

 

『元禄繚乱』でも大石内蔵助の愛妾を演じていました。

 

今度はどのような『愛妾』を演じ、ストーリー展開にどのようにかかわってくるのか、それに期待をかけたいですね。

ところで、南果歩の魅力は気品あふれる雰囲気と、貧しい在日韓国人の生まれで、2016年にステージ1の乳がんも経験しながらすべて乗り切って今に至った精神力といえましょう。

 

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「麒麟がくる」の女性キャスト深芳野。演じるは南果歩のまとめ

濃姫が織田信長の元に嫁いだ背景には、尾張南部で力を伸ばしていた織田家と和睦することで敵を少なくすることがありました。

 

この直後、道三が娘婿の信長に会う際、

 

『いつも奇怪な格好で街を練り歩いていた信長を当初は見下していたものの、自分と会うときは衣冠束帯の正装を着るという柔軟性を見せて(道三はこの時略服)、信長に一目置くようになった』

 

という説があまりにも有名ですが、その策略に、フィクションではあっても深芳野が介入してくるのは確かと言えましょう。

 

勿論、どのように介入してくるのかは全く読むことができません。

 

ただ、由緒正しい家柄に生まれた深芳野は、エキセントリックな信長や、もともと卑しい家の生まれであった明智光秀を嫌い、冷たくあしらうのではないかと私は見ています。

 

もしそうだとしたら、光秀は『麒麟・王者』に一番近い一色家の生まれでありながら自分に冷たく接する深芳野や一色家に絶望し、、、

 

『本当の王者・麒麟はどこにいるのか』という思いを改めて強くして人生を歩んでいくものとも思われるのです。

 

武力と調略、つまり王道ではなく覇道がものをいう時代で、王者が統治するときに来る神獣『麒麟』が来そうもない中で、、、

 

王者に近い家の人間に生まれながら妾としての人生を余儀なくされた深芳野が、どのように『麒麟がくる』方向に物語を持っていくのか気になるところです。

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