青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第3話「美濃の国」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
Pocket

麒麟がくる3話「美濃の国」のあらすじと感想です。

放送:2月2日(日曜夜8時)

視聴率:16.1%

天文17年(1548年)3月

麒麟がくる第3話「美濃の国」のあらすじと感想。

今回美濃守護として登場した土岐頼芸は、飄々として掴みどころがなく、いかにも公家然とした感じでした。

道三と土岐頼芸。

源氏の血を引いている土岐家です。しかし、武士らしくないと思うのですが、これが旧体制を象徴していて、活力を失った守護大名だということを意識しているものと考えられました。

しかし道三が遠回しに自分が土岐頼純を暗殺したことを打ち明けた点といい、道三が妙に目立っている感じです。惜しむらく主人公である光秀の影が隠れちゃっている感じですね。

でも、光秀の平時の描写は、『麒麟がくる』ことの大切さを伝えたいのか、のどかっぽくてよいのではないかと思います。

菊丸と駒。

その中で菊丸と駒との浮ついた描写や、光秀が帰蝶に双六で51回負けたということの描写はコメディっぽくて、妙にこの大河ドラマに合わない気がしたのですが。

その中で、高政(義龍)の道三に対する反発がよく描かれていると思うのですが、伊藤英明さんは残念ながら『自分の父は土岐頼芸』だと信じる若者を演じるには不適切だったかも。

『麒麟がくる』国づくりをするにはどうしたらいいかを光秀と語るシーンでは、光秀・高政の道三に対する不満から、物語のキーワードにつなげていくうまさがあると思いました。

麒麟がくる第3話「美濃の国」あらすじと感想。帰蝶の存在。

一見気丈にふるまっているようで、実は落ち込んでいるというのが帰蝶なんでしょうね。

明智光秀と帰蝶。

畑仕事に精を出す(この時代の武士は平時、農業に従事しているのがほとんど。兵農分離が進むのは信長になってから)光秀に対して少しやさぐれた態度をとっていたのもそれが原因ですね。

そのためか、『と話をしているうちに元気を取り戻す』というシーンの描写が弱かったのは残念です。

元気を取り戻した後、光秀に自分の夫の死の真相を訪ねるシーンは、裏を返せばそれだけショックだったということでもあるのでしょうけれど。

[char no=”5″ char=”光秀”]

父上と夫の板挟みになった帰蝶様の心中はいかばかりであったか[/char]という光秀の言葉に一瞬表情が変化するシーンは、それを大きく物語っているものではないかと思われます。

深芳野と斉藤高政。

深芳野は前の夫であり頼芸に未練はないというような口調で高政には話をしていましたね。

しかし、それと裏腹に酒に逃げるような態度をとっているのはどうしてなのか?何か気になりますね。

一説では、頼芸に離縁された時、深芳野は頼芸の子を身ごもっており、それが高政であるという説もあるのですが、尺の都合かこの話で事情が省かれたのはなぜなのかとも思いました。

そうすれば高政の『自分の父は頼芸ではないか』というセリフにも重みが増すと思ったんですが・・・。

(その一方で頼芸は高政を取り込もうとするも、再び織田をけしかけて戦を起こそうとしているようです)

麒麟がくる第3話「美濃の国」のあらすじと感想。明智光秀と斉藤高政。

高政は頼芸が本当の父なのではないかという思いを持ちつつ、同時に父が自分に冷淡であることや、父は戦には強いが政治的センスは無い事。

いずれ自分が父に代わって美濃の国を治めるという思いを光秀に話しその時には協力してくれと求めます。

史実の斉藤高政(義龍)は政治的センスはそこそこあったようですが、わずか35歳で亡くなったということが、斎藤家の衰退・滅亡を招いたというのが大方の見方のようです。

光秀は『麒麟がくる世の中』にできるかどうかを見極めたいと、遠回しに保留します。

そのなかでどのように高政は反乱を起こすのか、そして友である光秀は、どのようにして高政と袂を分かつのかがこれからのポイントですね。

道三は大体1クール(3月中)あたりで物語から退場すると思うのですが、そのプロセスをこれからのドラマの流れでどれだけリアルに描けるのか?とても楽しみです。

まとめ。

3話の視聴率は16.1%でした。裏のテレビ朝日系の「ポツンと一軒家」が18.8%だったようで、2.7%負けてしまいました。残念ですね。

3話のイントロは前回が戦だったので、『戦の合間のそれぞれの思い』という副題がぴったりというところでしょうか。

とはいっても、夫を殺された帰蝶の思いは割とあっさりしていましたね。

第3話のメインは土岐頼芸に会ったことによる斉藤高政が『自分の父が利政ではなく頼芸なのではないか』と思い込むシーンです。

そして高政が光秀と共に鉄砲の試し撃ちに出かけ、戦には強いが政治的センスが無い道三(利政)には未来がないと思っていること。

いずれ父にとって代わって新しい国づくりをするという志、そしてその時には協力を光秀に求めるシーンがありました。

帰蝶も高政も父親に面従腹背していることが遠回しに強調されており、それがのちの長良川の戦いの伏線になるものと思いますが、果たして、どうなんでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました