青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第15話「道三、わが父に非ず」のあらすじと視聴後の感想。

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麒麟がくる第15話「道三、わが父に非ず」のあらすじと視聴後の感想です。

放送:4月26日(日曜夜8時)

視聴率:14.9%

本木道三の迫力ある名演技はまさにマムシの道三です。

道三は剃髪し入道・道三となりました。イントロから入道・道三が出てくるので15話はいつもより緊張感がありました。

麒麟がくる第15話「道三、わが父に非ず」のあらすじと視聴後の感想。

しかし、光秀が案じていたことが起きてしまいます。道三はなぜ家督を高政に譲ったのでしょうか?

その答えを光秀に教える事はしませんでした。

もしその事を光秀に伝えていたら高政に伝えていたでしょう。ここからが歯車が狂っていたのでしょう。

道三の子・孫四朗。

美濃の内戦は心の内戦から表の戦いが始まってしまいます。道三が苦労して作り上げた美濃の国はさてどうなるのでしょうか?

ドラマでは兄の枕元によろうとしたところ戸をふさがれて討たれたようですが、史実では酔ったところを斬り殺しているようです。

元々、孫四郎は正室の子ゆえ甘やかされて育ったのだと思います。

道三と孫四朗。

道三の思いが孫四郎に伝わっていなかったのか、孫四郎は高政が織田との盟約を見直すなどということを挙げて廃嫡を主張して、断られると激昂したり、高政に勝ち誇った笑みを浮かべるなどと専横な態度が目立っていましたね。

道三が高政に家督を譲った背景には、高政を将の器とは思っていなかったらしく、『耄(おいぼれ)者』と侮っていたようです。

ドラマではまず高政にいろいろ試させて失敗させ、一人前にさせようと考えていたようですが、史実では『高政の後、利発な孫四郎が一人前になるのを待って政権移譲』という形で考えていたのではないかと思います。

それでも光秀に本心を語らないあたりは、道三の猜疑心の強さの顕れであったのでしょうか。光秀のもどかしさがよくわかる気がします。

高政の思い。

高政もまた、道三に家督を譲られたものの、家臣である稲葉良通のそそのかしも相まって猜疑心が強くなり、ついに弟の暗殺という手段に出てしまいました。

『家督など、道三の手によってどうにでも変えられる』という家臣の言葉に動じる高政は、父親を嫌っているというよりは恐れていたのかもしれません。

高政が家督を継いでからも、帰蝶・信長が挨拶どころか手紙もよこさないあたりも、高政の猜疑心が膨れ上がる原因になったものと思われます。

自分は側室の子であるというコンプレックス、あるいは道三の子ではないのではないかというという猜疑心が、高政を反乱に追い込んでいったのではないのでしょうか。

麒麟がくる第15話「道三、わが父に非ず」のあらすじと視聴後の感想。道三、怒りのシーン。

斉藤高政による孫四郎と喜平次暗殺、つまり弟殺しがついに勃発します。

高政が弟・暗殺。

娘婿を毒殺するなど、道三を演じる本木雅弘さんの怪演ぶりが光っていた「麒麟がくる」でしたが、今回も孫四郎と喜平次を失った時の嘆きと怒りのシーンが、顔に塗られた血と並んで非常に印象的でした。

家督を譲っても道三と高政との対立が消えない中では、ある意味では当然の帰結だったのでしょうか。

麒麟がくる第15話「道三、わが父に非ず」のあらすじと視聴後の感想。尾張の内戦。

道三の本心が読めないときの光秀の鉄砲に八つ当たりをするというというもどかしさは、非常にわかる気がしますね。

そして恐れていたことが起きた時、光秀はどのようにして道三方につくのでしょうか。麒麟がくるの前半・斎藤道三の最期が近づいてきました。そして尾張でも事件が起きました。

本木雅弘さんの斉藤道三はかっこよかったですね。

尾張の守護が暗殺。

あっけないですね。

尾張の守護であった斯波が守護代・織田彦五郎によって暗殺され、その彦五郎もまた織田信光に暗殺されて、信長が事実上尾張を統一することになりました。

今回は暗殺を帰蝶がそそのかす筋書きになっていましたが、よく信光が受け入れたものだと思いますね。

おそらく主殺しをしたということで、彦五郎は人望もなかったということが背景にあったのでしょう。信光もできるかどうか不安だったようですが。

尾張の信長。

信長の予想以上の奮闘は、今川以上に斎藤家にも衝撃が走ったようです。(それで高政自身の求心力の低下につながると思ったことが、高政反乱の一因になるようです。)

今回の信長は天才というよりは、包容力のある人間といったところでしょうね。草莽の家臣や鉄砲といった新しい技術や人材を積極的に取り入れていく感じです。

かと思えば、守護の斯波家も目的とあらば積極的に受け入れて、仇討の神輿にする。

それでもそんな人間だったからこそ、秀吉も光秀も仕官できて、なおかつその中で出世することが出来たのでしょうね。

帰蝶と織田信光。

信長の叔父・信光は帰蝶と対面すると、彦五郎から碁に誘われたことを打ち明けるのです。すると帰蝶はほほ笑みながら

[char no=”9″ char=”帰蝶”]良いお話ではありませぬか…打ちにお行きになればよろしいかと…[/char]

「碁を打ちに出かける」と・・・[char no=”9″ char=”帰蝶”]行って、お打ちになれば、よろず片がつくというもの[/char]と語り[char no=”9″ char=”帰蝶”]碁が終わったと知らせがあれば、時を移さず殿も参られましょうぞ[/char]と帰蝶はほほ笑みかけるのです。

帰蝶が意味深な言葉と見事な手管を駆使し、叔父・信光を操ろうとする姿は帰蝶なくして織田家はない。と思う瞬間でしたね。

“打ちにいけ”は“討ちにいけ”碁でないことは明らかです。

まとめ。

ますます面白くなる「麒麟がくる」です。美濃の内戦が始まりましたね。尾張も内戦がありましたが、信長が手中に収めました。これから信長が躍進していきます。

それにしても帰蝶の頭の回転は鋭いですね。信長の叔父・織田信光とのお団子を食べながらの会話はとても意味深い会話でした。

前半の山場である長良川の戦いが近く、いよいよ光秀は窮地に立たされると思われますね。

本当は道三の志も理解しており、高政とも古い付き合いの学友であるだけに、板挟みも臨界点に達していくと思います。

そして光秀は道三側についたがゆえに、高政側の攻撃を受けて叔父を失い、一家離散して貧しい生活を余儀なくされるという物語の分岐点でもあります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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