青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第14話「聖徳寺の会見」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
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麒麟がくる第14話「聖徳寺の会見」のあらすじと感想です。信長と道三が会見する有名な場面「聖徳寺の会見」です。

放送:4月19日(日曜夜9時)

視聴率:15.4%

信長と道三が登場する大河ドラマでは必ず登場するシーンですよね。そして、14話のドラマ展開ではやはり道三VS高政を脚色しています。

麒麟がくる第14話「聖徳寺の会見」のあらすじと感想。

信長と道三。

この二人の会見シーンはもう少し長い尺で編集してほしかったですね。その理由は、道三と道三の息子・高政の確執を演出するシーンとの対比です。

娘婿の信長と実子の高政との武士の器を道三は既にこの会見で感じ取っていたはずです。飾りである守護はいらない、鉄砲を戦の道具に替えるなど道三の思いをもう少し長く演出してほしと思いました。

信長と道三。この二人の性格と共通点をです。

斉藤道三の思い。

いよいよ織田信長と斎藤道三が会見する『聖徳寺の会見』が放送されましたね。

当初斉藤道三は信長を噂通りの『うつけ』と考えていて、そうであるならば謀殺することも考えていたようです。

けれども、実際のところはいくつもの鉄砲を持つような織田の経済力と、

良きパフォーマンスを見せつけるためならば妻のいうことをも進んで受け入れる器の大きさ、

および草莽の出身でありながら若い衆を出世させるというしたたかさを見て、

『卑しき身からなりあがった自分によく似ている』ということで、斉藤道三は織田信長を非常に気に入るようです。

「聖徳寺の会見」史実との違い。

無数の鉄砲を持っているあたりに一目置くという点や、奇怪な服装から正装に着替える前に時間がかかりすぎているという点といい、史実とはずいぶん違っているようです。

ですが、道三が信長を気に入るというのは史実通りのようですね。

道三が高政に対し、『一見うつけに見えるが、あの中には野心としたたかさがある』と評し、自分一人だけでも信長を援助しようというあたりは、信長と自分を重ね合わせたからでしょうか。

麒麟がくる第14話「聖徳寺の会見」のあらすじ感想。信長の先見。

そして信長の「これからは戦も世の中もどんどん変わる」というセリフは、現代の私達にも通じるメッセージだと思います。

いかがでしょうか?

現代もITを中心に、AI、仮想通貨、ロボットとどんどん世の中が変わろうとしています。

そして世界の人類を襲った「見えざる敵」とどのように戦っていくのか?

「見えざる敵」と戦っている戦時から戦後へと移った時に政治を含めた日本人の価値観、生活様式そして信長が感じたように世界の価値観が変わるかもしれません。

さて、斉藤道三もまた、草莽の人間であるからこそ、自分も変わらねばと思ったのでしょうね。

しかしながらそれを強引なやり方でやったがゆえに、美濃の国には高政をはじめとする不満分子も多かったのは事実だったようです。

変革はいいことなのです。

でも、変革の中で必ず出てくる廃棄物処理をうまくできなかったがゆえに、信長も道三も配下あるいは息子に討たれてしまうという非業の死を遂げたように私には思えるのです。

明智光秀の価値観。

明智光秀は苦しい立場です。高政とは「お主の願いはなんでも聞く」と以前に約束していましたからね。

でも光秀は信長とは何度も会っているので性格は解っていたはずです。古いモノの価値観を変えることができるのは信長かもしれない、そう思ったかもしれません。

伝統とか武士の頂点は将軍だとかの価値観を光秀は持っていたはずです。これからも新旧の違いの価値観と光秀は戦っていくことでしょう。

麒麟がくる第14話「聖徳寺の会見」のあらすじと感想。斉藤高政は。

後の長良川の戦いで高政と光秀は対立することになるのですが、それまでは光秀が高政を裏切ったりしながらも盟友関係を築いてきた2人です。

実際に道三が信長を助け出そうとして、高政が反対意見を述べた時に、高政は光秀の意見を求めているのですから、まだまだ信頼関係があったのは確かでしょう。

とはいえ、光秀は道三のことは好きな上司ではないものの、光秀の先見の明や志については共感を覚えていたようで、それが光秀と高政を結果的には袂を分かさせてしまうものだと思われますね。

斉藤高政の器量。

また、光秀は何度も帰蝶を介して信長に会い、信長の性質について理解していること、及び帰蝶が信長を気に入っていることを知っていたのに対し、

高政は美濃から出たこともなく、信長の本当の気質についても理解していなかったことが、2人の考え方の違いになってくるものと思われます。

次回、高政は信長との盟約を解消して今川方の織田彦五郎につこうかという策を述べるようですが、ここに開明的な光秀と保守的な高政の違いが出てくるものと思われますね。

悪く言えば、高政は今川のような長いものに巻かれやすい所があると思います。

高政の母・深芳野の死。

今回高政の母である深芳野が、心労からか発狂して自殺し、そこで改めて道三は家督を高政に譲るというシーンがありましたが、あまり深芳野の苦悩のシーンがこれまではっきりと描かれていなかったことが残念です。

ともあれ、深芳野というかすがいを(子はかすがいならぬ妻・母はかすがいといったところでしょうが)失った高政と道三はついに武力衝突を起こすようです。

次回が前半の山場である高政反乱のようなので、どのようにして光秀は道三方につくのか、どのように2人は袂を分かっていくのかが楽しみといったところです。

まとめ。

14話では藤吉郎が登場します。藤吉郎はただ単に出世のために駒に近づいているという感じで、駒もちょっと藤吉郎の馴れ馴れしさにはうっとうしがっていたようです。

この後、藤吉郎は信長に仕えていくわけでしばらく駒にはかかわらないのではないでしょうか。

藤吉郎、駒、菊丸の関係は割とあっさりしたもので、それよりもこののち、高政の反乱で浪人となることになる光秀を、駒や菊丸がどのように助けるかというところに「麒麟がくる」の重点が置かれるものと思われます。

ただ、次回は再び藤吉郎が駒に近づき、そのことで藤吉郎が再び危険な目に合うようですけれども、果たして、藤吉郎を襲撃した人間は菊丸ということになるのでしょうか?

そのことで駒がすぐに菊丸を叱責して、菊丸が藤吉郎を襲わなくなるし、藤吉郎も駒になれなれしく近寄りはしなくなるという展開ならばいいのですけどね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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