青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第16話「大きな国」のあらすじと視聴後の感想。

「麒麟がくる」感想
Pocket

麒麟がくる第16話「大きな国」のあらすじと視聴後の感想です。

放送:5月3日(日曜夜8時)

視聴率:16.2%

いよいよ前半の山場である「長良川の戦い」が迫ってきました。次週の17話の予告で本木道三が最後の見せ場を作っていました。

麒麟がくる第16話「大きな国」のあらすじと視聴後の感想。

自分の次男、三男を殺されて憤る道三と、新しき国づくりを行うため、明智家の領地替えなど、明智家も巻き込んで改革をしようとする斉藤高政(義龍)です。

その中で戦を回避しようと明智光秀は奮闘しますが、最後は道三方につく決断をしますね。明智光秀が苦悩する物語でした。

道三の思い。

戦で死なせた兵の名前が出ないようになって、自分はもう耄碌してきていると自ら悟っていた道三です。

もう自分はここで次世代にその座を譲りたいと思っていたのでしょうが、跡を継がせた高政が疑心暗鬼から自分の弟たちを殺し、ここにきて自分が土岐源氏の子孫であることを強調しているのを見て、

『自分の出自にうそをついて、周囲を欺こうとする高政は征伐しないといけない』と語っておりました。これは道三なりのけじめなのかもしれません。

道三の遺言。

自らの最期を悟っているかのように、『十兵衛、大きな国を作れ、美濃も尾張もなく、国が一つにまとまれば、攻め入られることもあるまい。

信長にはその力がある。お前と信長が手を組めば、それを実現させることが可能であろう』

今回の光の当て方の演出や、演じる本木雅弘さんの声の揚げ方も相まって、非常に印象的でした。

道三は反面教師?

麒麟がくるが始まった当初私は、道三のやり方は光秀にとって反面教師になるであろうと予想しておりました。

が、道三は光秀に、これからの「国の在り方」、そして「光秀の在り方」を教えて退場するという形になるようです。

光秀が道三を嫌いながらも、それでも道三に仕え続け、「長良川の戦い」でも道三方につく理由は、こういう事情があったからなのでしょう。

光秀にとって、これが道三との最後の別れ「道三の遺言」になるのでしょうが、この遺志を光秀は次、織田信長に仕えることになるのでしょうね。

麒麟がくる第16話「大きな国」のあらすじと視聴後の感想。光秀と帰蝶。

弟たちが殺されている帰蝶ですが、意外に落ち着いている「帰蝶」にびっくりでした。本来は取り乱して怒ってもおかしくないところを、落ち着いた調子でした。

(川口春奈さんがかわいいから落ち着いて見えるのでしょうかね)

帰蝶の思い。

「高政やお前にしてやれることなど何もない。去れ」と言っているあたりは、やはり光秀に恨みを持っているからなのでしょうか。

勿論帰蝶と孫四郎・喜平次は同じ母を持つ姉弟でありますから、それくらいの情念があっても当然でしょうね。

「それでも、今回高政があのような行動に出たのは帰蝶の突き上げによる疑心暗鬼もある。尾張の人間である以上美濃に口出しをしないでくれないか」という光秀の意見も尤もですけれど。

帰蝶はしたたか。

それに対して帰蝶の言は「海に面した尾張につながれば、美濃は豊かになるといったのは父」ある意味ではこれも尤もなのでしょうね。

それでもひそかに伊呂波大夫の手招きをし、道三が落ち延びる手段を整えるあたりは「したたか」な女性といえましょうか。

勿論これはフィクション(演出)でありましょうが、今回は歴史の要所要所に帰蝶の策略と暗躍があったというのが斬新ですね。

麒麟がくる第16話「大きな国」のあらすじと視聴後の感想。光秀と高政。

伊藤英明が演じる斉藤高政が凄みを増してきました。父・道三との折り合いは悪く、母・深芳野の死をきっかけに道三は高政に家督を譲ります。

高政の思い。

15話ではその対立がより鮮明になり、”新しい血”も流れました。戦国時代は偉大な父を持つ二代目の当主がどのように活躍するか?が注目されます。

高政は時代に翻弄されたのでしょうか?私は好きにはなれません。

高政は父親・道三を殺した人物として紹介されますが、「長良川の戦い」で高政のもとに集まった兵力は1万7500と言われています。

その高政軍に対し、道三の兵は2700しかなかったと言われています。この兵力の差は高政の人望だったのか?それとも道三への恨みだったのか?

高政は道三を倒した後、他国との関係を改善しようと尽力した様ですが、肝心の尾張との関係がこれからどのようになっていくのか?

その描き方に注目していきたいと思います。

光秀と光安。

光秀が光安そっくりの敵将を討ち取ろうとするシーン第2話でありましたが、これはおそらく『戦になれば肉親をも殺すかもしれない』ということなのでしょう。

史実でも高政は明智城に攻め入り、光安を亡ぼして明智家を一家離散させてしまうのですが、おそらくこのドラマでは、高政は光秀に二度も裏切られたということで、可愛さ余って憎さ百倍というばかりに攻め入るのでしょうね。

勿論光安はこののち、光秀にすべてを託して討たれるということになりそうですが。名バイプレーヤーの西村まさ彦さんが何を託していくのか、非常に楽しみです。

そして、美濃の激動をよそに、駿河では太原雪斎が亡くなっても、どこか緩やかな雰囲気が醸し出される展開でした。

まとめ。

16話「大きな国」の見せ場は、本木道三が光秀に託した遺言めいたセリフですよね。大きな国を光秀に託す。そしてそれは娘婿の信長とならできると発するのです。

そしてエンディングは光秀が「敵は高政さま」とのセリフでした。

その重々しいシーンとは別に菊丸の存在に興味が湧きました。と言うのも、菊丸は三河の農民であると同時に様々な土地に通じている忍びで、おそらくは服部の人間ではないかと私は思っています。

ですが、三河の人間であることは確かですが、服部半蔵ではなさそうです。物語の随所で菊丸の存在は気になりますよね。もちろん架空の人物ですが・・・

竹千代が幼いころから菊丸は見守っているようですが、これから先は光秀と同じく、光秀・元康両名に仕える人間になってくるのと思います。

最終的に本能寺の変が起きた際に、菊丸はどちらにつくのかは分かりませんが、やはり三河の人間であるということと、最終的には何らかの形で光秀に愛想をつかして、菊丸は徳川方につくと思われるのです。

次回はついに道三と息子・高政の戦いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました