青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第17話「長良川の対決」のあらすじと視聴後の感想。

「麒麟がくる」感想
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麒麟がくる第17話「長良川の対決」のあらすじと視聴後の感想です。

放送:5月10日(日曜夜8時)

視聴率:14.9%

いよいよ長良川の対決ですね。その感想ですが「巨星堕つ」という言葉がぴったりなのでしょうか。

斎藤道三が最期を迎えました。

麒麟がくる第17話「長良川の対決」のあらすじと視聴後の感想。

長良川の戦いそのものはあっさりとしていました。この戦いのキーは、高政(義龍)の父が道三であることをはっきりと強調する道三と、

それを否定しようとする高政なんでしょうね。

道三と高政。

本来道三を殺さず生け捕りにしようと考えていた高政は、

『高政の父は道三だ』ということを繰り返す道三を結果的には討ち取ってしまう結果となりました。

高政は道三の言ったように、本当は自分が道三の子であるとわかっていながらも、自分で見ないようにしていたのでしょうか。

それがおそらく、高政が35歳で病没することになる伏線なのだと思います。

高政の思いは?

高政にとって『道三は本当の父ではない、自分の本当の父は土岐頼芸』という説を、本当に信じていたのかどうかは分かりません。でも、

道三が言ったように、『本当は間違っているとわかっているが、自分で見ないようにしている』のかもしれません。

そのあたりはこれから、高政が改めて国衆を治めはじめてから、35歳で早世するまでの間に分かるのでしょう。

死に際で高政は父親についてどう思うのか。

高政の父は道三。

当初高政は、『父殺しの汚名を着せられたくはない、殺さず生け捕りにせよ』と言っていました。

しかし、道三との一騎打ちの際、

道三に『自分を偽り、周りを欺くような人間にこの国を治める資格はない。そなたの父はこの斎藤道三ぞ』と言われ、

道三を討ち取るよう部下に命令したのです。

やはり高政は、本当は自分の父は道三だと気づいていたのでしょう。

道三が死ぬ際に高政を抱きしめ、「勝ったのは道三じゃ」と言ったのは、そのことを道三は気づいていたのですね。

道三の死。

だとすると、ドラマで道三が高政を冷遇し続けてきたのは、

『自分が土岐源氏の血を引く土岐家の子だと、自分を偽り、皆を欺こうとしていたから』という可能性が高そうです。

高政もまた、自分が冷遇され続けたことによって。

『自分の本当の父は道三ではなく、土岐頼芸なのでは』という思いをどんどん強くし、この悪循環が今回の悲劇につながったと思うのです。

史実では道三が高政を暗愚な『耄(おいぼれ)者』とみていたからのようですが。

長良川の戦いで高政が道三より数多くの兵を集めた時には、道三は高政の器量を読み違えたことを後悔したようです。

麒麟がくる第17話「長良川の対決」のあらすじと視聴後の感想。叔父と甥。

光安には、ドラマのなかでほっと息がつけるパートを担ってもらいました。と演出家が西村さんにお願いしたそうです。

光秀、長良川へ。

数人の家臣と共に長良川の南側の河原近くまで馬を走らせてきた光秀が見たのは旗指物に桔梗の紋でした。

叔父・光安の軍勢です。

しかし、光秀は負傷していましたが光秀に「敵の手薄な川下へ行け」と命令します。

この言葉が戦場で交わす最後の言葉となったのはこの時点ではもちろん分かりません。

西村まさ彦さんが演じる明智光安は17話で退場になるのですが、なんかとても寂しく切ない思いですよね。

道三に惚れて最後まで道三に忠誠を尽くした明智光安も道三と共にお別れなんですね。

光安の言葉。

西村まさ彦さんは真田丸でもそうでしたが、必ず主役の存在をより一層高めてくれる味を出す役者さんですね。

光秀の父の弟。叔父光安の最期の言葉「明智家を守って城を創って欲しい」でした。

もちろん光秀はその事業を成し遂げるのです。

叔父ではなく父としての言葉でしたね。西村光安は、明智の誇りと気高さを見事に表現していました。

この最後の言葉が光秀の成長の礎になっているのですね。

麒麟がくる第17話「長良川の対決」のあらすじと視聴後の感想。民?の二人。

駒はところどころでホット一息できる場面を作ってくれています。やはり架空の人物ですので演出家としては踊り場は創りやすいでしょうね。

駒と菊丸。

菊丸は三河の忍び?(いや武将のようです)菊丸は完全に駒さんに惚れていますね。

でなければ駿河から美濃へ駒の願いだとは言え案内しませんよね。

駒は解っているのか関係ないと思っているのか菊丸にズケズケと話をします。

物語で二人は三河と美濃の国境の山道を歩いていました。

駒は駿河を出るとき、菊丸に「美濃とはいわぬ、せめて尾張まで」と言ってましたよね。

駒はなにしろ光秀に会いたい一心なのです。

駒の決意。

駿河にいた東庵は菊丸に必ず駒を連れ帰るようにお願いしています。

しかし駒は美濃へはやく行き光秀の様子が知りたくて知りたくて急いでいます。

やはりまだ駒さんは光秀に惚れているのでしょうか?菊丸が危険だから美濃は危険だからと止めても聞きいれません。

美濃では親子で戦さをしているのですから危険ですよね。

でも駒の決意は固いのです。菊丸に「嫌なら駿河にかえればいい」と言ってさっさと一人で歩いていきます。

菊丸は惚れた弱みで後を追うのです。

まとめ。

さて、道三は自ら死に場所を選んだのですね。自分が築いた美濃の国の中心でわが子と戦う、戦国時代の運命と言えばそれまでですが、

なぜそこまで追い詰めたのでしょうか?

 

道三は高政より優れていた娘婿・信長に美濃を託したのでしょう。ですからその思いを光秀に16話の「大きな国」で伝えたのでしょう。

前半の山場である長良川の戦いが終わりました。

とはいえ、戦のシーンがそれほど多く描かれていなかったので、物足りなさも感じていたりもしました。

光秀と高政が袂を分かつシーンや、光安との最後の別れのシーンに尺を置かざるを得なかったからですね。

それでも道三と高政との一騎打ちのシーンですが、

高政の父が道三であることを改めて強調する道三と、それを必死に否定しようとする高政のシーンや、

光安が光秀に対し、「今は討ち死にするのではなく、必死に逃げて生き延び、明智家を再興して城を持ってもらいたい」と

必死に懇願するシーンなど、印象深い場面も非常に多い17話でした。

光秀たち明智家の人々は美濃から離れ越前に向かいます。最後までお読みいただきありがとうございます。

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