青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第38話「丹波攻略命令」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
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大河ドラマ「麒麟がくる」第38話「丹波攻略命令」のあらすじと感想です。

放送:12月27日(日曜夜8時)

視聴率:11.5%

大河ドラマ「麒麟がくる」は残り6話(全44話)になりました。「本能寺の変」に向けてどんな展開になるのか?とても楽しみです。

光秀は、なぜ「本能寺の変」に至ったのか?その謎が残りの展開から分かってくるのですね。

2020年最後の放送は38話「丹波攻略命令」です。

いよいよ明智光秀が残した功績の中でも最も有名な丹波攻めが始まりますね。

その丹波攻めの導入部分になるのが38話です。

織田信長は、天正3年(1575年)6月光秀に丹波攻略を命じました。光秀の苦難の戦いがここから始まるのです。

麒麟がくる第38話「丹波攻略命令」のあらすじと感想。

38話のイントロで幼女から少女になった「たま」が登場します。

「たま」は幕臣だった三淵藤英から華道の手ほどきを受けています。そして・・・

“明智光秀”これが、信長様の下されたご判断か。信長からの文が光秀に渡されました。光秀の坂本城にいる三淵藤英に、信長は切腹の沙汰を言い渡したのです。

“明智光秀”死罪だけは免じてもらいたい。明智光秀は、信長にそう直訴すると三淵に申し出ると、三淵は生きあるかぎり信長につくことはないと言い切ります。

三淵藤英は幕臣として誇り高き最期を遂げたのです。

斉藤利三登場。

天正2年(1574年)秋、光秀は細川藤孝、佐久間信盛の軍勢とともに、三好一党と一向一揆の連合軍を追い払うべく、河内の国を攻め込みます。

そんな折、光秀のもとに信長の家臣・稲葉一鉄(斉藤道三の家来でしたよね)に仕える斉藤利三が、家臣にしてほしいとやってきます。

“斉藤利三”明智様がご主君なら、いかなる戦いにも身を投げうつことができる、そう思い、、横暴な稲葉のもとにはもういられないと語る斉藤利三です。

ここから光秀の苦労が始まるのです。織田信長は利三を稲葉に引き渡せと光秀に命じます。しかし引き渡せば利三は殺されてしまいます。

明智光秀は人の命を大事にしない、家臣を道具としか思っていないのでは国は治まらないと信長に直訴します。

信長と光秀。

「家臣一人の命も大事にしない主君では国は治まらない!」と、光秀の考え方を信長に強い口調で迫ります。

当然、信長は怒り、光秀に向かって、”織田信長”もうよい帰れ!と大声で怒ります。光秀も帰りまする!と言ってその場を立ち去ってしまいます。

信長はバツが悪そうに、帰りたい者は帰せ!と言い、すぐさまぐずぐずするな、呼び戻せ!と命令します。

このセリフ懐かしいですね。明智光秀と斉藤道三が稲葉山城でも同じことがありました。道三は信長の義父ですよね。

その後織田信長は、笑顔で宣教師からもらったという洋装を光秀にゆずり利三を返さぬ代わりに、義昭の息のかかった者が多い丹波を平定せよと明智光秀に言い渡すのです。

斉藤利三の子は?

38話から離れますが、斉藤利三は光秀から本能寺の変の計画を最初に知らされる武将です。

「麒麟がくる」ではまだ先になりますが、利三も秀吉によって殺されます。洛中を引き回された後に六条河原で斬首されます。

後世には斉藤利三の子・「福」後の「春日局」が有名ですね。

ですが、当時は「謀反人・光秀の家臣の娘」という立場は自身の身の上を話すこともできずにいたでしょう。

でもその立場から一気に立身出世を果たした春日局には非常に興味がわきますよね。

「春日局」は江戸幕府・三代将軍家光の乳母としてその存在感を確立し大奥の絶対権力を得て明治維新まで「大奥」の制度が続くことになります。

徳川幕府の礎を築いた女政治家だと思います。

麒麟がくる第38話「丹波攻略命令」のあらすじと感想。光秀の残酷な丹波攻め。

ここも38話から離れます。

この年代になると光秀の文書が残っているので史実をいかに演出するか?大河ドラマのクライマックスに入りますよね。

天正7年(1579年)の丹波八上城の攻防で、光秀が丹波の土豪衆に宛てた文書が残っています。

「敵兵を1人たりとも残さず抹殺せよ。首の数に応じて恩賞を与える」といった内容です。

光秀の残酷で非情な一面を記した史料(『小畠家文書』)です。この内容をいかに見せるか?それは視聴後に・・・

光秀の丹波攻略は、史実ではかなり残酷なことをやっていたのですがこの光秀のイメージを出すのは苦労があると思います。

史実では、丹波攻略のクライマックスは「八上城の攻防」です。

しかしその間に味方の裏切り、敵軍の攻勢による一時撤退、そして何より妻・煕子の死など、光秀にはさまざまな苦難が襲うのです。

それでも、光秀は丹波攻めを再開した2年後に、八上城を陥落させて丹波を平定します。そして、信長から賞賛を受けています。

信長と関白・二条。

さて、義昭がいなくなった都の公家勢力は信長の力に頼っています。

信長は関白の二条晴良と関りを深めていました。しかし、帝はこれでは信長が、かつての足利家のようになると思っているのでしょう。

正親町天皇は一刻も早く第一皇子の誠仁(さねひと)親王に譲位し、上皇となって朝廷を力強いものにしたいと望んでいました。

しかし譲位には莫大な費用がかかります。

足利家と深い繋がりがあった二条晴良は有利な立場を今は失っています。

ゆえに、帝の譲位を利用し、信長を手元に引き寄せたいという魂胆なのでしょう。

帝の想い。

内裏では、正親町天皇が万葉好みの珍しき鳥は如何いたしておる?と光秀に何なら期待しているようです。

さらに、物語が進み、光秀が丹波を平定した後、信長の権力はさらに強まります。

「本能寺の変の前年、天正9年(1581年)、信長は己の強さを見せつけるために、軍を京に総動員して大規模な軍事パレードを行います。

いわゆる『京都御馬揃え』です。

史料には、招待された正親町天皇が喜ばれたと記されていますが、歴史研究者の間では、信長が天皇を威圧するためにやったという説が根強くあります。

明智光秀がなぜ「本能寺の変」を起こしたのか?光秀キャスト紹介でも記していますが、その説が今回の「麒麟がくる」で解るような気がしてきました。

大河ドラマ「麒麟がくる」の中で、これから朝廷と信長の関係性をどのように描いていくのか、注目して視聴したいと思います。

信長の軍事パレード。

天正9年(1581年)正月23日、信長は京で馬揃え(軍事パレード)を敢行します。

馬揃えの総責任者は明智光秀です。信長公記によれば顔ぶれと順番は次のようでした。

1番=丹羽長秀・摂津衆・若狭衆

2番=蜂谷頼隆・河内衆・和泉衆

3番=明智光秀・大和衆・上山城衆

4番=村井貞勝・根来衆・上山城衆

5番=織田信忠・御連技の御衆

6番=近衛前久・公家衆

7番=細川昭元・旧幕臣衆

8番=馬周衆・小姓衆

9番=柴田勝家・越前衆

10番=織田信長

織田軍団の精鋭が参加しています。

信長は軍事力を帝に見せる事で「正親町天皇に譲位を迫る意図があった」と言われているので、事実であったなら光秀の心はとても複雑であったと思います。

この軍司パレードを「麒麟がくる」の何話で放送するのかも楽しみの一つですね。(それともセットが壮大でできなかったのか?)注目です。

たまと誠仁親王。

38話では、明智光秀の次女・たま(後の細川ガラシャ)役として芦田愛菜、正親町天皇(坂東玉三郎)の嫡男、誠仁親王役に加藤清史郎らが登場します。

元天才子役の“大人の演技”に大注目です。

麒麟がくる第38話「丹波攻略命令」のあらすじと感想。光秀の丹波視察。

明智光秀は丹波視察を計画し、太夫に会って丹波に詳しい人を紹介してもらいますが、それが菊丸なんですよね。

菊丸は駒の家にいます。ここで薬を売りながらの情報収集をしていたのでしょう。当然、光秀は駒と会い義昭の話にもなります。

そこで、菊丸のメモの字と37話で光秀が何ものかに「信玄の死」の文の字が同じであることが解ります。

光秀は菊丸は何者なのか?と・・・

太夫、元関白・近衛前久、そして菊丸・・・

尺の関係でその他大勢を取りそろえた感じですね。

まとめ。

三淵の幕臣としての武士の意地と、関白・二条と権力の頂点に立った信長の思惑が交差した38話でした。

そんな中、明智光秀は単独で丹波に入るのですが、ここはドラマのフィクションですよね。

駒や菊丸そして大夫などドラマオリジナル人物も登場し光秀の丹波攻めの裏舞台を披露しました。

次週は2021年正月3日放送です。

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