青天を衝けはいよいよ明治編です。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭を竹中直人さんが演じる。

2021年青天を衝(つ)け
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江戸幕府・幕末のヒーローと言えば、水戸藩の徳川斉昭が挙げられます。

 

そのキャスト徳川斉昭を演じるは竹中直人さん。大河ドラマで「秀吉」を演じて個性的な演技を視聴者に見せてくれた竹中直人さんです。

 

幕末が近づく江戸幕府は徳川家が財政難に陥り、天保の改革(1841年~43年、12代将軍は家慶、老中は水野忠邦)も失敗して幕府の経済力も権威も失墜していきました。

 

そこで、「水戸の三ぽい(理屈っぽい、怒りっぽい、骨っぽい)」を地で行った徳川斉昭は貧しい水戸藩を立て直し、幕末で雄藩としての力をつけていきました。

 

しかし斉昭の死後、水戸の攘夷志士たちは内部分裂を起こして水戸藩は維新の中枢から外れていくのです。

 

それだけ斉昭の政治力とカリスマ性が高かったということでしょうね。

 

それでは大河ドラマ2021年「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭と、斉昭を演じる竹中直人さんの魅力を紹介します。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭を竹中直人さんが演じる。

過去の大河ドラマ「秀吉」「軍師官兵衛」でキャスト秀吉を演じた竹中直人さんです。

 

その時代の秀吉は、粗野でありながらも明るく人を魅了するような「人たらし」というべき秀吉でした。

 

しかし今回の大河ドラマ2021年「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭は、後に「烈公」と呼ばれ気性が激しい性格でした。

 

自分にも他人にも厳しいキャスト徳川斉昭を名俳優・竹中直人さんが演じます。

 

「フリーター・家を買う」の主人公の父役のように、会社人間で不器用な父親として描かれるものだと思います。

 

演じる役柄は正反対ですが、竹中直人さんの演技力を楽しみたいですね。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭の生誕から水戸藩藩主になるまで。

徳川斉昭は1800年4月4日、第7代水戸藩主・徳川治紀(はるのり)の三男として生まれます。

 

幕末の尊王攘夷思想の根幹となった水戸学を学び、聡明で評判も良かったといわれています。

 

しかしながら家督は長男・斉脩(なりのぶ)が継ぎ、斉昭は30歳まで今のニートと同じ「部屋済み」として肩身の狭い日々を送っていました。

 

そして、斉脩が病死すると、中下級武士たちの陳情も相まって、他家に養子に行っていた次男を差し置き水戸藩主となるのです。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭の代表的な藩政治。

徳川斉昭の藩政時の理念は「一張一弛(いっちょういっし)」つまり・・・

 

「弓の弦は張り詰め続けるとすぐ切れてしまう、かといって緩めっぱなしだと役に立たない。」

 

それと同様に「子に対する親の教育にしろ、藩主に対する藩士の教育にしろ、飴と鞭を使い分けることが大事なのだ。」という理念です。

 

そこで徳川斉昭は水戸に日本最大規模の藩校(当時の大学)弘道館(こうどうかん)を作りました。

 

水戸学と剣術のスパルタ教育『鞭』を行う藩校です。

 

ただ鞭だけでなく、のちに日本三大庭園の一つとなる「偕楽園(かいらくえん)」も作りました。

 

主君も民衆もともに自然の変化を楽しむ『飴』をもたらしたのです。

 

倹約と軍備の近代化も行います。

 

ただ、大砲づくりに寺の釣鐘や仏像を取り上げたことや許可なく軍事教練したことを問われて、1844年に強制隠居と謹慎処分を受けています。

 

しかし、徳川斉昭の下で出世した中下級武士の突き上げも相まって1846年に謹慎が解除されます。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭の慶喜への教育。

「烈公」と呼ばれた斉昭ですので、子の徳川慶喜への教育も厳しいものでした。

※「烈公」とは,徳川斉昭の没後に付けられた諡(おくりな)です。主に帝王・相国などの貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名のことである。

 

水戸学を厳しく叩き込んだだけではなく、礼儀作法に厳しい性格でした。

 

徳川慶喜の寝相が悪いからと言って、枕の両側に剃刀を置いて寝相を矯正させようとした話はとても有名ですよね。

 

現在だったら虐待ともとれる教育です。でもこのおかげで徳川慶喜の寝相の悪さは治ったようです。

「青天を衝け」で竹中直人が演じるキャスト徳川斉昭の登場シーン。

 

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「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭は慶喜を生み出す。

徳川斉昭の子として生を受けた後に15代将軍となる徳川慶喜は、父の血筋や教育もあってか、非常に聡明で徳川将軍の後継ぎとしても一目置かれるようになるのです。

 

幕末の江戸幕府は徳川斉昭と井伊直弼が激しく対立します。

 

(井伊直弼は2017年大河ドラマで放送した「おんな城主直虎」で登場した徳川四天王の井伊直政の子孫ですね)

 

13代将軍・徳川家定の後継ぎに徳川慶喜を推しました。

 

その理由としては、自分の教育の正しさを証明したいという思いがあったでしょう。

 

ただ一番の理由は徳川慶喜の聡明さを買っていたと思うのです。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭と慶喜

その徳川慶喜の聡明さもやはり父である徳川斉昭譲りだったと思います。

 

260年も続いてマンネリ化していた江戸幕府です。

 

徳川家の中では個人ではなく、家で家に使える武士道が求められていました。

 

水戸・徳川家は「家柄という由緒正しさ」の壁に挫折していたのでしょうか?

 

そんな中で徳川斉昭、慶喜親子は現実の壁で頑固に不器用にぶつかっていったのは確かだったと思います。

 

特に斉昭が慶喜に与えた、尊王攘夷を中心とする水戸学が、戊辰戦争における徳川慶喜の行動を決定づけていったのは事実でしょう。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭の幕政

謹慎が解かれた後、1853年のペリー来航に際しては海軍参与に抜擢されました。

 

水戸学の立場から強硬な攘夷論を唱えます(西洋の物品には興味を示すという面もありましたが)。

 

そのために大砲74砲や戦艦『旭日丸』を建造して幕府に献上するなど、言行は一致していたようです。

 

しかし、現実的な面での開国を主張する大老・井伊直弼とこのころから対立していきます。

 

さらには、第13代将軍家定の後継ぎ争いにおいて我が子・慶喜を推薦しますが、直弼を筆頭とする南紀派に敗北しています。

 

徳川慶福(家茂)が第14代将軍となります。

 

1858年に井伊直弼が独断で日米修好通商条約を結ぶと、徳川斉昭は井伊直弼を詰問したため、7月に江戸の水戸屋敷で謹慎となり、幕府中枢から外されます。

 

やがて1859年、安政の大獄が起きると、徳川斉昭は水戸屋敷での永蟄居(無期の自宅謹慎)を命じられ、事実上政治生命を絶たれました。

 

その翌年の1860年9月29日、徳川斉昭は61歳にして心筋梗塞で亡くなります。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭を演じる竹中直人の魅力。

竹中直人さんは1956年3月20日生まれです。

 

幼いころから映画に頻繁に足を運んでいた影響で、映画関連の仕事を志すようになります。

 

高校時代に映画作成するなどしていましたが、やがて多摩美術大学に入学します。

 

すると、皆に作品をバカにされたため、「(笑いながら)ふざけんじゃねえ、この野郎!」といったことが、お笑いネタ『笑いながら怒る人』の元ネタとなります。

 

コメディアンとしても「竹中直人の恋のバカンス」などに出演する一方、1980年代からドラマや映画にも出演します。

青天を衝けのキャスト徳川斉昭を演じる竹中直人の作品と活躍。

映画「妖怪大戦争」では妖怪・油すまし役を演じます。

「神の雫」「のだめカンタービレ」では外国人の役を演じるなど、エキセントリックで難しい役も演じています。

 


その一方、1992年の映画「無能の人」では主演・監督を務めたり、キネマ旬報ではエッセイを書いたこともありました。

 

そして、2006年4月、母校である多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科客員教授に就任します。

 

さらに、2012年、フランス観光親善大使に就任しました。

 

私生活では女優の木之内みどりさんと1990年に結婚、一男一女をもうけております。

 

スケジュール以外では仕事を断ることで有名です。

 

と同時に、話の流れを知っていて演じるのが嫌いで、台本は読み込まないそうです。

 

それでも様々な役を演じていますよね。

 

視聴率30%だった大河ドラマ代表作「秀吉」「軍師官兵衛」では秀吉を好演した後に、消費者金融『モビット』のCMでも秀吉役で出演していますよね。

 

大河ドラマ出演は青天を衝けで3回目となります。

「青天を衝け」のキャスト徳川斉昭を竹中直人さんが演じるのまとめ。

「青天を衝け」で水戸藩の烈公・キャスト徳川斉昭を演じるは、大河ドラマで秀吉役が当たり役となった竹中直人さんです。

 

粗野だけど明るく人々を魅了する秀吉と異なり、キャスト徳川斉昭は頑固で自他ともに厳しい性格です。

 

その正反対の役を、様々な役柄を演じてきた竹中直人さんが演じるので視聴するのがとても楽しみです。

 

キャスト徳川斉昭の子である徳川慶喜にどのような影響を与えるのか、そしてそれがどのように主人公・渋沢栄一に伝わっていくのか?

 

第60回の大河ドラマ「青天を衝け」を1年を通じて楽しみたいと思います。

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