大河ドラマ2021年「青天を衝け」の主人公は渋沢栄一で、吉沢亮さんが演じてました。
渋沢栄一は武蔵の農村地主の生まれでありながら、やがて幕臣に取り立てられ、ヨーロッパにも留学し、幕府の財政を支えた財界人です。
明治維新後はその経験を買われて近代日本の経済体制を確立していきます。
その中には、日本最初の銀行である第一国立銀行(現:みずほ銀行)や東京証券取引所の設立など、現代日本の経済の礎を創ります。
その功績から渋沢栄一は『日本資本主義の父』と呼ばれています。
そんな渋沢栄一を演じるのは『仮面ライダーフォーゼ』の朔田流星(仮面ライダーメテオ)役やNHK朝ドラ『なつぞら』の山田天陽役で人気を確立させた吉沢亮さんです。
1年4か月の撮影をすべて終え、『青天を衝け』昨日、無事にクランクアップいたしました〜〜!!吉沢亮さん、渋沢栄一を演じきりました。
まだまだ続く、エネルギッシュな栄一の人生を、最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。#青天を衝け#吉沢亮#青天オフショット pic.twitter.com/sqiuT6hQzr
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 9, 2021
大河ドラマ2021年「青天を衝け」の渋沢栄一とは?
渋沢栄一の功績は青天を衝け第26話「篤太夫、再会する」の明治編からですね。
明治になっても政府の財政は圧迫しています。太政官札とか商工会議所とか郵便制度などが紹介されます。
でも明治政府の功績は「廃藩置県」だと思います。大きく国の仕組みを変えました。
渋沢栄一の功績は第32話の第一国立銀行設立。
引用:NHK首都圏ナビ
近代的な貨幣制度に基づき、信用ある貨幣を流通させるため、明治6(1873)年、日本最初の銀行・第一国立銀行が設立されました。
「国立」とは「政府が定めた国立銀行条例に準拠」する銀行という意味で、資本や経営は民間の合本組織でした。
総監役に就いた栄一は、銀行を軌道にのせると、日本に必要な事業を会社組織として立ち上げ、育成支援していきます。
その際、栄一は私利私欲のためではなく、国家や社会のための「公益を追求する」という考えを理念とし、鉄道やガスといったインフラ事業などにも携わりました。
渋沢栄一の功績は第30話の廃藩置県から始まる。
青天を衝け第30話は「渋沢栄一の父」ですが、この30話では井上馨によって、明治政府の最大の変革と呼ばれる『廃藩置県』が断行されています。
廃藩置県に栄一がかかわったとされる確かな功績はないのですが、天皇の下に日本を一つにまとめ上げるという案は井上馨だけではなく、大久保利通や木戸孝允も賛成していました。
この制度が現在の都道府県の礎になります。
しかしこれは、維新後華族と名を変えた大名たちの権限と食い扶持を取り上げるということでもありました。
ですので大きな抵抗が予想されていましたが、最終的には旧藩主たちが東京に移住し、旧藩主時代の収入を得るという妥協案で落ち着いたと言われています。
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吉沢亮ってどんな人?
吉沢亮さんは1994年(平成6年)、男4人兄弟の次男として生まれました。
『仮面ライダーフォーゼ』の朔田流星(仮面ライダーメテオ)役で人気を集め、『なつぞら』の山田天陽役で人気に、
そして大河ドラマ「青天を衝け」の主役を演じ人気を不動のものにしました。
趣味はギターの練習。特技は剣道で小学校から高校までの約9年間、ずっと続けており、二段の腕前があるといわれています。
端正な顔立ちですが本人は人見知りで、ストレートな2枚目よりも暗くて癖のある役や、どこか残念な三枚目を演じることが多いといわれています。
吉沢亮が過去に出演した大河ドラマは?
吉沢亮さんは今回の『青天を衝け』が大河ドラマ初出演・初主演となりますが、特撮イケメン俳優たちが集まったこの『青天を衝け』
ちなみに平成生まれで初の大河ドラマ主演俳優になっております。これで人気を集め、これからの大河ドラマにも出演できるといいですね。
吉沢亮が出演したNHK朝ドラ。
実在の短命だった画家・神田日勝がモデルと言われている山田天陽を好演した吉沢亮、天陽は幼馴染の広瀬すずが演じる「なつ」に恋心を抱きます。
しかし、最終的に「なつ」はアニメーターを目指すため上京することになり、思いをあきらめそれぞれの道を歩むことになります。
同時に、絵画の道を自らで切り開こうとして、結婚して所帯を持ちます。
でも、最終的には風邪をこじらせて入退院を繰り返し、絵を完成させてからなくなるという壮絶な人生を送ることになるのです。
その志はなくなってからも、なつに影響を与え続けたものと思われます。
広瀬すずさんとは、1ヶ月ほど『なつぞら』で共演し、少し期間が空いてから『一度死んでみた』でも共演しています。
再び『なつぞら』の撮影に戻り約1年間一緒に撮影をしましたが、お互い人見知りのため出会ってから話すまで半年近くかかったそう。
NHKは朝ドラに出演しその後大河ドラマの主役になるストリーが多いですので吉沢亮さんもその路線を歩んでいますね。
吉沢亮の芸能界入りは?
2009年:母が応募した『アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン』で応募者31514名の中からRight-on賞を受賞。
なお、この時のグランプリは野村周平。
吉沢亮の主演作。
人前では人当たりの良い性格を演じつつも臆病者で、怪人が出てくるとすぐ逃げ出してしまう。
ただ、中身は任務を遂行しようとする冷徹さと、昏睡状態に陥った友人を助け出そうとする熱さ、その多重人格ぶりをよく演じたと思います。
この作品はTBS放送後舞台としても上演されましたた。
吉沢亮さんはもともと強い憧れもなく芸能界入りしたため、15歳でデビューしてからしばらくはこの仕事が好きになれずにいました。
ですが、主演を務めたこの舞台でうまく現場をまとめられず、客席も埋められなかった悔しさが役者としての意識に繋がったといいます。
作品は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、行定勲監督、二階堂ふみとともにレッドカーペットに登場します。
作品は国際映画批評家連盟賞を受賞しました。
映画『ママレード・ボーイ』や『あのコの、トリコ。』でも主演を務め、5社からCMに起用されております。
吉沢亮が出演した映画3選
この少年ジャンプの人気漫画の実写映画において、吉沢さんは新選組の沖田総悟を演じております。
ルックスは爽やかだが腹黒いドSという原作設定。
公表されたキャラクタービジュアルは原作の設定に近く、原作ファンからも支持を得たといわれています。
『~でさぁ』などの江戸っ子便が特徴の沖田ですが、吉沢さんはよくこの言い回しを使えたと思いますね。
テレビ版に引き続き、仮面ライダーメテオこと朔田流星役を演じております。
人類滅亡をたくらむキョーダインを撃破するため、流星は如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ)に自らの力を託す重要な役割を演ずることになるのです。
吉沢さんはこの作品で第62回ブルーリボン賞で助演男優賞を、第43回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞しております。
主人公・李信の幼馴染で、彼に志を託して息絶える漂(ひょう)と、のちに秦の始皇帝となる嬴政の二役を演じました。
冷静でポーカーフェイスを崩しません。
ですが、昌文君や信のことを信頼しており、発想が柔軟かつ大胆な賢人ながら武芸にも長けています。
優秀だが癖の強く、秦の始皇帝らしい性格をよく演じたものと思われます。
まとめ。
寡黙で実直、しかし藍を使った商売は極めて上手だった父・市郎右衛門。
そんな父を見ながら、同時にそれだけの経済力を持っていたから、栄一は幕臣に入ることが出来と思います。
そのなかで経済的な才覚を発揮し、日本資本主義の父と呼ばれるだけの功績を残しました。
栄一が攘夷志士を志して家を飛び出す時も、金だけあげて彼の志を止めないという父の姿は、非常に父らしいといってよかったと思われます。
父亡きあとも、明治政府に仕官し働く栄一が今後どのような道をたどっていくか?
明治編の後半では、その姿が描かれるのでしょう。
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