青天を衝け、第1話「栄一、目覚める」が始まりました。そのあらすじと感想です。
第1話では幼少時代の栄一を描いています。頑固でおしゃべりで大人たちは手を焼かされてばかりでした。
渋沢栄一は武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家渋沢・中の家の長男として生まれました。
何度か家出めいた事件を起こすのですが、ある日、罪人が藩に送られ、その罪人を見たくて牢に忍び込みこみます。
その罪人が後に栄一の心に火を灯す砲術家・高島秋帆でその出会いが強烈でしたよね。
一方、江戸では、水戸藩主・徳川斉昭の息子、七郎麻呂(後の慶喜)を次期将軍にするため御三卿の一橋家に迎え入れる計画が進んでいました。
時代の転換期を駆け抜け、破天荒な人生を送った渋沢栄一と徳川幕府最後の将軍徳川慶喜の大河ドラマ「青天を衝け」が始まりました。
放送:2月14日
視聴率:20.0%
そして1話の視聴率の発表があり20.0%でした。前回の「麒麟がくる1話」がは19.1%でしたので上回る視聴率でした。
青天を衝け第1話「栄一、目覚める」のあらすじと感想。
ドラマのイントロでは「こんばんは、徳川家康です」と北大路欣也演じる徳川家康が登場しましたね。
予告はありましたが、場面設定は極秘でしたので、まさか、まさかの登場場面でした。
さて、家康が退場すると、渋沢栄一が登場します。
文久4年(1864年)、徳川御三卿一橋家当主・徳川慶喜が供を連れて街道を馬で駆けていると、背後から叫び声が聞こえます。
それがしは渋沢栄一でございます。
もし天下に事のあったとき、あなた様がその大事なお役目を尽くされたいと思いならばどうか、どうかこの渋沢をお取り立てくださいませ!
栄一はまっすぐに慶喜の顔を見つめるのでした。
これが栄一と慶喜の最初の出会いですね。番組の番宣でお話ししていましたが、これは史実だそうです。
それにしても栄一は勇気ある行動をとったものです。もしかしたら「無礼者!!」で首が飛んでいたかもしれませんよね。
威風堂々とした徳川慶喜はひれ伏す栄一をじっと見つめ、側近の平岡円四郎に後ほど屋敷に呼ぶようにとへと伝えます。
渋沢栄一の思いは徳川慶喜へと届きました。
一橋家の家臣となるきっかけのほんの数分の短いシーンでしたが、この出会いが「栄一と慶喜」生涯の友になるスタートですね。
「青天を衝く」で興味深い二人の人生を描いてくれます。
2021年は江戸幕府の幕末と渋沢栄一が生きた歴史を学びながら視聴後の感想を記していきます。
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青天を衝け第1話「栄一、目覚める」のあらすじ感想。深谷編「主人公・渋沢栄一」
徳川慶喜の出会いからさかのぼる事20年前。時は天保15年(1844年)。栄一は5歳です。
限られた国としか付き合ってこなかった日本に、国交を求めて多くの外国船が押し寄せてきます。
江戸幕府の幕末、日本が大きく動き始めました。平和な日本から激動する日本のスタート地点です。
と言っても5歳の栄一では知る由もありません。
そんなある日、栄一がいとこの喜作や長七郎と遊んでいると、岡部藩の代官・利根の行列が通りかかります。
最後尾には、罪人を乗せた”かご”がありました。どうやら藩の陣屋にある牢に連れていかれるようです。
そこで、罪人が誰なのか?気になる栄一たちは、夜中に陣屋に忍び込もうとたくらんでいました。
その罪人は砲術家・高島秋帆でした。
青天を衝け第1話「栄一、目覚める」のあらすじ感想。江戸編「江戸の幕府内」
一方、江戸では、次の将軍候補が次々と亡くなり、幕府の存続が危ぶまれていました。
そんな中、水戸藩主・徳川斉昭の息子・七郎麿呂(後の慶喜)に白羽の矢が立ち、御三卿のひとつ・一橋家の養子になる話が進んでいました。
慶喜と父・斉昭。
水戸藩主・徳川斉昭はいち早く「日本を外国から守る」と立ち上がり、大砲や小銃を揃えて人々を驚かせていました。
しかし、斉昭は幕府から隠居・謹慎を申し付けられるのです。
理由は追鳥村で大砲を連発したことや寺院の弾圧などでした。
その後、若き老中・阿部正弘がひそかに水戸藩駒込屋敷に斉昭を訪ねます。
斉昭の教育。
外国の手は確実に日本に迫っています。しかし幕府内は次期将軍候補が決まりません。
水戸藩主徳川斉昭は7男の慶喜を将軍にするために厳しく教育していました。
1話でこんなセリフがありました。
「武士たるもの、つねに乾いていなければならない。湿っていることは体に悪いことだ」「中指を肛門で打てば痔にならない」
などと、自ら独特の教育を幼少時代の徳川慶喜に施すシーンですね。
青天を衝け第1話「栄一、目覚める」のあらすじと感想。母と将来の妻。
愛情深い「母・ゑい」は「人は生まれてきたその時から一人でないんだよ。いろんなものと繋がってるんだよ」「あんたが嬉しいだけじゃなくて、みんなが嬉しいのが一番なんだで」
という教えを栄一にやさしい言葉で伝えます。
「みんなが幸せになる」ことを目指した栄一は母の言葉が礎だったのです。
また将来の妻になる千代に「俺はお千代が大事だ。幸せにしてぇ。上に立って守ってやんべ」というシーンもありました。
母の教育が幼いながら将来の妻に伝えるシーンです。
まとめ。
1話ではわんぱくで頑固で元気な幼少の栄一を描いていました。
走る、走る、走る、そんなシーンがとても多いですよね。村のセットは東京ドーム約5個だそうです。
すべて地元の地権者の方々の協力で作ったようです。
そんな素晴らしいセットでの展開でした。栄一がこれからどのように成長するか?渋沢栄一の思想に影響を与える方々の紹介でしたね。
渋沢栄一と徳川慶喜。さて、この二人の大河ドラマは何話になるのでしょうか?小さなギモンです。
それにしてもイントロで徳川家康の講義を聞くことになるとはビックリでした。2話も同じ構成なのでしょうか?
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
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