青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第21話「決戦!桶狭間」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
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麒麟がくる第21話「決戦!桶狭間」のあらすじと感想です。

放送:6月7日(日曜夜8時)

視聴率:16.3%

やはり歴史的に誰もが知っているシーンを演出するのは演出家として最高のお仕事なんでしょうね。

今川義元が少し可哀そうになりました。

義元を演じている愛之助さんの目に今井さんが演じる毛利の矢が写るCGシーンは細かな演出で素晴らしいです。

麒麟がくる第21話「決戦!桶狭間」のあらすじと感想。元康の三河勢。

さて、保守主義者らしく、当初は今川義元の力が恐れ多いということで、織田からの寝返りを断った元康でした。

三河の人間ということでさんざん今川方にこき使われてしまい、織田軍を挟み撃ちにすることは拒絶しました。

これが結果的には織田信長を助ける形となり、松平元康は今川を裏切る形となりました。

今川軍の松平元康(家康)。

結局のところ、元康は今川に面従腹背していたというのが本当のところなのでしょうね。

松平竹千代時代の時にも『敵は今川』と言っていましたが、これは本音だったと思います。

とはいえ家康が今川を憎んでいたのか?その理由もわかりずらいですよね。

もちろん人質生活が長かったのと、今川が三河の実質的な支配をしていたということで反骨心は当然あったと思います。

義元が『三河守』という官名をもらった時に表情が曇りました。

『敵は今川』という幼少期の記憶を思い出して、それから上司の言う事を聞かなくなりました。

それが演出的に象徴なのでしょうね。

織田信長の戦略。

エリート家臣団が進めてきた籠城戦を排除し、一か八かの奇襲に出た織田信長です。

史実によるとこれは父の織田信秀譲りだったと言われています。

実際に麒麟がくるの信長も、・・・

父・信秀の教え『義元は用心深いゆえ、東の守りも置き、隊を不必要に分配する』を受けて作戦を立てているような感じでした。

ここは信長の父譲りの面が出ていて史実通りの戦略だったのではないかと思います。

さて、21話をもう一度視聴したい方は「無料トライアル」で麒麟がくるを観ましょう。

麒麟がくる第21話「決戦!桶狭間」のあらすじと感想。奇襲戦法。

「麒麟がくる」では家老たちには清州城に籠城すると嘘をつき、実際は義元の本陣に突撃しようとする織田信長でしたね。

史実では信長は何も考えていないように見せかけ、実際は奇襲戦法を行う決意していたようです。

織田信長の考え。

麒麟がくるでは家老たちをも丸め込む器を持つというように見せかけたい演出でした。

信長がこの時『敦盛』を謡い舞うというのは史実通りなのです。

『ひとたび生を享(う)け』で途切れたのは、なぜだったのでしょうか。分かる方は教えて下さいね。

大軍を率いている今川軍は、織田方の城を落とすのに兵を分けています。

本陣の兵がどんどん少なくなっているということが数字表記まで使われて演出されていました。

本陣の兵が薄くなったところを一気に攻め込みます。

そして、義元の首だけを狙うという演出は、大坂夏の陣の真田信繁(幸村)にも通じるものがあると思います。

何も考えずに突撃するのではなく、きちんと義元の本陣の兵の数まで予想するあたりが、勝敗を分けたといえましょうか。

織田信長の諜報。

ドラマでは登場しませんが、信長はあらかじめ今川方の敵将を裏切ったと誤解させ、切腹させるという戦術まで取っているようです。

この戦いは史実でも情報戦だったとよく言われています。

諜報という点においては、織田信長の方が一枚も二枚も上手だったのかもしれません。

たんなる何も考えない意図不明の突撃ではなく、したたかに計算したが故の突撃作戦ということなのでしょう。

織田信長の子と帰蝶。

史実でも織田信長と帰蝶の間に子はおらず、信長は側室の子に信忠・信雄・信孝と3人の男の子がいました。

信長が子を帰蝶に紹介したのは・・・

『できることはしたので、あとは帰蝶にすべてを任せたい。自分が死んでも自分の子はいるから』

ということを強調させたかったのだと思います。

とはいえ、帰蝶は自分以外の人間との間に子を持つことを快く思ってはいなかったはずです。

当時は家を残し子を残していくのも『孝』のうちに入るとはいえ嫁としては複雑ですよね。

それでも側室の子を懸命に育てるあたりは、この時代のあるべき夫婦とはまた違った理想の夫婦であると思われますね。

桶狭間の戦いに勝利した織田信長は「自分のしたことを一切親は褒めてくれなかった」。

しかし「帰蝶は何でもほめる。あれは母じゃ」というあたりは、信長と帰蝶の絆がわかる気がします。

麒麟がくる第21話「決戦!桶狭間」のあらすじと感想。光秀、清須城へ。

さて、2020年はできるだけステイホームです。家族と海や山へ行きたくなりますが我慢なんですね。

明智光秀はこの決戦に参戦していませんが、この21話から光秀と信長の真のドラマが展開していきますね。

明智光秀と帰蝶。

今回は明智光秀と帰蝶は何もできなかったという筋書きです。

大一番の戦に行く人間の不安と心配を、この2人は象徴していると思いますね。

越前国一つの繁栄に胡坐をかいている朝倉義景に愛想をつかして、光秀は左馬助と共に帰蝶の元へ向かいます。

これは『自分はこんなことでいいのか』といたたまれない思いの象徴だったのでしょう。

かたや帰蝶は、信長が側室の間に産ませた子供に対して、『天からの授かりもの』といっていました。

自分のことも側室の子とも言わないあたりは、夫に対し複雑な思いがあったのではないかと思います。

帰蝶が光秀に対し見せた涙が、夫がどんどん離れていく寂しさの描写というような感じでいいのではないかと思いました。

この思いが、後に駒がもらう『戦から生き残れるのを含めて何にでも効く薬』の下りと繋がっていくと思われます。

まとめ。

桶狭間の山場は、日にちではなく時間単位でテロップが出されていました。

今川本陣の兵力がどんどん削減されていく様を数字で書いていきます。

信長の突撃するうえでのタイミングを計ろうとしている演出がよかったですね。

今川義元を討ち取ろうとする今井翼さん演じる毛利新介の大ジャンプ。

『今川義元討ち取ったり!』のエコーをかけた演出は、まさに中盤の山場といった感じで鳥肌が立ちました。

この大金星に明智光秀は一切かかわれなかったというのは残念です。

けれど、これによって光秀は信長にさらに一目置くようになるのでしょうね。

さて、放送はしばらく小休止ですね。収録も再開し22話の放送日は8月30日と決まりました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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