大河ドラマ2021年「青天を衝け」第7話「青天の栄一」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
第6話で千代は「栄一さんをお慕い申しておるんだに!」と告白しますよね。幼い頃からの積み重ねた本音がポロっと出たのでしょう。
でも、昭和の戦前でも女性が男性に思いを伝えるのは「はしたない」との風潮がありましたからね。栄一の青年時代ではなおさらでしょう。
でもそんな千代の姿はとてもかわいらしく思いますよね。
さて、「青天を衝け」で渋沢栄一を演じる吉沢亮をもう一度観たい。そんな大河ファンは、すでに「NHKオンデマンド」で視聴していますよね。
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千代から思いを伝えられて以来、栄一は妙に千代を意識するようになってきました。
このような事ってありますよね。お互いに好きな事は解っていても素直になれない事って・・・
2人の関係はぎくしゃくするのですが、長七郎の江戸からの手紙を読んで決心するのです。それは、「栄一と千代は幼いころからお互い慕っていたのでは」
「決心するなら今だぞ」との文でした。
さて、第6話で慶喜の正室として一条家から迎えられた美賀君が感情の起伏が激しく慶喜と慶喜の養祖母・徳信院の仲を疑い嫉妬する場面がありました。
その後の、美賀君はどうなったのでしょう。
栄一の従兄・長七郎が範之介の勧めで江戸へ武者修行に行くことになりました。
すると喜作が長七郎に対し「江戸から帰ってきたら勝負して欲しい」と言い出します。
それは、勝った時は千代を嫁に迎えたいと喜作は言うのです。その件を聞いた栄一は心中面白くありません。
栄一:「お前と一緒になったら、きっと苦労する」と喜作にいい二人は取っ組み合いの喧嘩になりますね。
栄一はどうするのでしょうか?まだ千代を嫁にする意志を固めていません。
栄一の心は惇忠との二人の旅に心が躍っていますが、栄一の父は栄一に商いを忘れぬようにとくぎを刺します。
険しい山道を登りながら、漢詩を詠み合う二人です。そして番組では栄一が妙義山に登った際に詠んだ詩を紹介しました。
一巻の書を肩に険しい峰をよじ登る。やがて谷を歩くも峰をよじ登るもますます深く険しくなり、見たこともないような大きな岩や石が横たわっている。
私は青天を衝く勢いで、白雲を突き抜けるほどの勢いで進む!
この漢詩の中にタイトルの「青天を衝く」があったのですね。
その道中で栄一は自分の心の中にある思いに気づきます。妙義山の頂上で青天に手を伸ばして叫ぶのです。
千代への思いはここで決心になりました。
ある日、正室の美賀君が、「将軍になるおつもりであらしゃるか?」と、慶喜に問いかけます。
慶喜は、「私が天下を取ったりすれば公儀滅亡のもとだ」と言います。そう言う慶喜の表情に、美賀君は別の思いを見出します。
嫉妬で前が見えなくなっていた美賀君ですが、だんだん自分の立場を理解し、慶喜を支えていく存在になります。
慶喜を時期将軍に推そうと慶永や佐内らが積極的に動いています。
円四朗もそれとなく探りを入れますが、慶喜は、「またその話しか」と聞く耳をもちません。
青天を衝けのあらすじ(ネタバレ)感想の一覧はこちら。
⇒2021年大河ドラマ「青天を衝(つ)け」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
第7話はまさに栄一が道中で何かを感じ取り青天に拳を突き上げます。まさに青天を衝けですね。そしてその言葉は栄一の漢詩だったのです。
まさにこの7話から青天を衝けが始めるのです。妙義山のシーン、ヘリから撮った映像の美しさに圧倒されましたね。
千代に想いを寄せる栄一は、旅で己を見つけました。そして素直に千代にその思いをぶつけると思います。
ただ、喜作と争っていたのは、幼いころからの親友としては少し心苦しかったのは事実だったのではと思います。
いずれにしても次週は「祝言」の週タイトル通り栄一と千代は結ばれます。いよいよ千代と歩む栄一の冒険が始まりますね。
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