高杉真宙(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる「藤原惟規」を紹介します。
「藤原惟規」はどんな貴族だったのか?資料が少ない惟規を大石静さんがどのような描き方をするのかに注目です。
演じる高杉真宙はNHK朝ドラ「舞い上がれ」で「なにわバードマン」のロマンチックな設計担当を演じました。
「光る君へ」では高杉とおなじ名の“まひろ”の弟・藤原惟規をどのように演じるかに期待しながら視聴しています。
大河ドラマ「光る君へ」では第39話「とだえぬ絆」で惟規の最期が描かれました。
父は藤原為時、母は藤原為信の娘です。惟規は紫式部の弟で2~4歳下と言われています。
幼少名は「式部丞」と呼ばれ漢籍を朗読するのに時間がかかり忘れてしまうのに対し、姉の紫式部はそれを聞きながら覚えてしまいます。
その様子を父の為時は紫式部が男子でなかったことを非常に残念がったと言う有名な話が「紫式部日記」に載せられています。
中級貴族として朝廷でさまざまな官職を歴任していたと考えられますが、具体的な官位や職務についての詳細な記録は少ないです。
貴族の日記では六位蔵人の官職に就いています。
惟規は、紫式部の弟ですから文芸や教養にも優れていたと思います。
平安時代は、漢詩や和歌といった文芸が非常に重視されていた時代であり、惟規も文学や書道、音楽に通じた教養人であったでしょう。
紫式部の弟なので知性や感受性を共有していたとは思いますが、自由奔放な性格だったようです。
登場からして勉強が苦手な若者ですが、卑屈にならず自由に生きる惟規です。
幼少期から人の心の機微にすぐに察知する能力がありました。物語でもその様子が表現されています。
物語中盤のまひろが結婚するシーンでは「幸せならそれでいい」とまひろを応援します。でも宣孝との結婚は正直複雑な気持ちだったと思います。
まひろと惟規はお互いに守り合う関係です。早く母を亡くしたこともあり、惟規にとってまひろは見守るべき存在だったのでしょう。
「光る君へ」は兄弟であっても叔父との関係でもドロドロしていますが、この二人は助け合う姉弟とし描かれています。
ただ、まひろと道長の関係にはある種の恐ろしさを感じていたと思います。その様子を高杉さんがどう演じるか?にも注目です。
物語では、式部省試に合格し、少内記などの官職に就いています。父の為時と共に越後に行きますが、急病に見舞われ、帰らぬ人になってしまいます。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」第39話「とだえぬ絆」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
藤原惟規は主人公まひろの弟ですので、まひろが成人式を行うシーンで登場します。
⇒「光る君へ」第2話「めぐりあい」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「光る君へ」に出演する他のキャスト一覧はこちら
高杉真宙さんが演じる藤原惟規は、平安時代の宮廷社会の中で、姉の紫式部を支えつつ、自身もまた父の為時と共に生き抜いていきます。
藤原惟規の史実が少ない中で「おおらかな性格」で描いている惟規でした。おおらかな性格ですがまひろをバックアップする姿に共感します。
「光る君へ」でその当時の貴族社会を学びながら高杉真宙の藤原惟規を見守っていきたいと思います。
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