片岡愛之助が出演した「映画とテレビドラマ」は数多くありますが、ここでは私の推しを紹介します。
片岡愛之助は、1972年3月4日、大阪府生まれで、本名は片岡寛之です。
スクリュー製造工場を営む家庭でしたが、1977年に習い事の一環として加入した松竹芸能の子役オーディションに合格し芸能の世界へと進みます。
その後の活躍は御承知の通りです。
さて、「大河ドラマ」や「朝ドラ」に出演した俳優(女優)さんの演技を観て感動したファンは他の映画作品やテレビドラマも観たくなりますよね。
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片岡愛之助(キャスト)が出演した「テレビドラマ」のおすすめ作品。
数々のドラマに出演されている愛之助さんですが、片岡愛之助さんの出演したドラマと言えば、やはりこれでしょう!
2013年、2020年「半沢直樹」(役:黒崎俊一)
2013年に放送されると大反響を呼び、2020年に続編も放送された大人気ドラマは「半沢直樹」です。
メガバンクを舞台に繰り広げられるパワーゲーム。その中で、金融庁証券取引監視委員会統括検査官「黒崎俊一」を演じました。
プライドが高く高圧的な、正直言って「嫌な奴」なのですが、なぜかオネエ言葉!そのせいか、どうにも憎めないキャラクターになっていました。
対峙する相手の大事なところ(男性の大事なところですね)を素手でギュッ!!と掴む様も話題になりましたよね。
「今度失敗したら…潰すわよ♡」なんて、なかなか怖いセリフも。強烈な個性を放つ黒崎のこれまた強烈なオネエ言葉。最高でした!
半沢直樹がブレイクした後で、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演男優賞で香川照之さんに次いで2位に入賞しました。
これにより、オリコンによる「ブレイク俳優ランキング」で2013年に3位、2014年に第10位にランクインしております。
2018年には、歌舞伎版『NARUTO -ナルト-』にて、うちはマダラ役として出演し、アニメ関係作品初出演となります。
2006年「新選組!!~土方歳三最期の一日~」
2004年に放送された大河ドラマ「新選組!」では、香取慎吾が演じる主人公・近藤勇の死によって終了しました。
近藤勇の盟友である副長・土方歳三は新選組を率いて宇都宮まで転戦しているところで終わってしまったので、その後の会津・箱館までが描かれなかったのです。
そのため、番組終了後に視聴者から多数の続編希望がNHKに寄せられ、大河ドラマとしては初の続編が正月時代劇として製作され放送されました。
『新選組!! ~土方歳三最期の一日~』ではリアリスト土方に対するロマンチスト・榎本武揚を演じました。
ちなみに片岡愛之助が出演している大河ドラマはこちらです。
2011年「小川の辺」(役:佐久間森衛)
藤沢周平作品の中でも、特に名作と呼ばれている小川の辺 。東山紀之さん主演で、2011年に公開された時代劇です。
藩命で、妹が嫁いだ佐久間という男を討たなければならない朔之助を東山紀之さんが、佐久間を片岡愛之助さんが演じています。
義と情の間で揺れるごく感情がつぶさに描かれている作品ですが、何といっても見どころは、東山さん演じる朔之助と、片岡さん演じる佐久間の真剣勝負の立ち合いシーン。
スクリーンから一瞬たりとも目が離せないほどに緊迫したあの場面はこの映画の大きな見どころになっています。
のちに愛之助さんがこぼれ話として話されていたのですが、東山さんとの立ち合いの場面で、誤って東山さんの手を打ってしまったそう。
映画界には進出し始めたばかりだった愛之助さん「終わった…」と思ったとか。
東山さんは、気にしないでくださいと大人の対応で救われた、なんて話しが聞けたのも良かったです。
片岡愛之助ってどんな人?
1979年のNHK銀河テレビ小説『欲しがりません勝つまでは』に子役として出演した後、本名で歌舞伎の舞台にも出演します。
その演技力の高さと歌舞伎への関心の高さを十三代目片岡仁左衛門さんに見出され、二代目片岡秀太郎さんの誘いで1981年に片岡一門の部屋子へ転身。
『片岡千代丸』を襲名した後、『勧進帳』で初めて歌舞伎役者の舞台を踏みます。
1993年に二代目片岡秀太郎さんの養子となったのを機に、六代目片岡愛之助を襲名します。
「ラブリン」の愛称でも親しまれる片岡愛之助さん。その名のごとく、色気のある役者さんです。
歌舞伎界では昔から実力を知られていましたが、「片岡愛之助」の名をさらに世に知らしめたのは、市川海老蔵さんの代役を務めた「外郎売」。
急遽の代役だったため、稽古期間はわずか3日。しかも務めるのは成田屋のお家芸。とてつもないプレッシャーの中、見事に演じ切り大喝采を得ました。
舞台に立つ姿は男の色気たっぷりですが、プライベートでは、駄菓子の「きゃべつ太郎」をこよなく愛し、
一時は毎日のようにドン・キホーテに通っていたのもギャップがあって面白いですよね。
結婚されてからは、奥様のしっかりとした体調管理、栄養管理のもとジャンクフードなどは食べなくなったようですが、
そのぶんスタイルがより良くなって、さらに舞台映え・画面映えされているのが印象的です。
まとめ。
その端正な顔立ちから女性ファンも多く、女形を務めることが多いのですが、その一方で荒事やミュージカルなど様々な役をこなすのが愛之助さんの魅力と言っていいでしょう。
ちなみに仮面ライダーは子供のころから見て育った世代であるそうで、『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』への出演オファーが来たときは二つ返事で承諾したといわれております。
また、ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』の大ファンで1作目からプレイしており、
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が発売された後ではすれちがい通信をするために、秋葉原に足を踏み入れるほどだったと語っております。
(このゲームを愛之助さんは一番やりこんだようです。)
それが高じて、2015年の『ドラゴンクエストヒーローズ』ではヘルムートの声を2つ返事で承諾しております。
これからも目が離せない俳優の一人です。
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