染谷将太が出演した「映画とテレビドラマ」のおすすめ作品を一覧で紹介します。
染谷将太の芸能界入りは7歳時に子役として活動を始めたことでした。9歳のときには「STACY」で映画初出演を果たしています。
ブレイクは2011年です。
第68回ヴェネツィア国際映画祭に出品された園子温監督作品「ヒミズ」で共演した二階堂ふみとともに、最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞しました。
日本人の同賞受賞はこれが初でした。
染谷将太が出演した「映画」おすすめの作品一覧。
染谷将太の映画作品には、“普通では終わらない空気”があります。静かな佇まいの中に狂気や孤独、優しさを同時に滲ませる演技は唯一無二だと思います。
感情を大きく爆発させるのではなく、視線や呼吸、わずかな表情の変化で人物の内面を浮かび上がらせるため、観る側は自然と引き込まれていきます。
若くして数々の名監督に起用され続ける理由は、その“説明しきれない存在感”にあります。どんな役でも染谷将太が演じると、その人物が本当に存在しているように感じますよね。
だからこそ彼の映画は、一度観ると強烈な余韻を残し、また次の作品を観たくなるのです。
2025年:爆弾。
第49回日本アカデミー賞では11部門にノミネートされ、スズキタゴサクを演じた佐藤二朗は最優秀助演男優賞を受賞しました。
| 公開日 | 2025年10月31日 |
| 監督 | 永井聡 |
| 脚本 | 八津弘幸/山浦雅大 |
| 原作 | 呉勝浩(爆弾:長編推理小説) |
| 主演 | 山田裕貴(役:類家)刑事 |
| 出演 | 染谷将太:(役:等々力功)刑事 |
| 出演 | 伊藤沙莉(役:倖田沙良) |
| 出演 | 佐藤二朗(役:スズキタゴサク)最優秀助演男優賞を受賞。 |
爆弾は、一見すると爆弾テロを題材にしたサスペンスですが、その本質は“人間心理”と“組織論”を描いた社会派ドラマにあります。
物語は、正体不明の男・スズキタゴサクが謎めいたクイズを取締役官に出しながら「東京に爆弾を仕掛けた」というストーリー。
しかし本作の見どころは、爆弾そのものではない気がします。
取調室で刑事たちを翻弄するスズキの言葉によって、警察組織の弱点や人間の思い込みが次々と暴かれていく点にあります。
染谷将太が演じる刑事・等々力は、スズキの過去を追う中で、事件の真相だけでなく“なぜ人は他人を支配したがるのか”という根源的な問題に向き合います。(マスコミも含めて)
特に警察内部の縦社会や出世競争は、現代の企業組織や社会そのものの縮図として描かれており、多くの視聴者が自分の職場や人間関係を重ね合わせるでしょう。
また、一度の視聴では理解しきれないほど、登場人物たちの心理は複雑です。
スズキは本当に悪なのか。警察は本当に正義なのか。観るたびに見方が変わる構造になっています。
そしてラストでスズキが等々力に告げる「勝負は引き分けだな」と“もじゃもじゃ男=山田裕貴が演じる刑事・類家)”に伝えなという言葉。
この一言には、事件の勝敗ではなく、人間という存在そのものへの諦めと理解が込められているようにも感じられます。
『爆弾』は単なる犯人探しの映画ではありません。現代社会に潜む不安や組織の歪み、人間の弱さを映し出す鏡のような作品です。
だからこそ、一度観ただけでは終わらず、もう一度観て初めて真の面白さに気付く映画と言えるでしょう。
ただ、残念ながらプライムビデオでは配信していません。配信は「ネットフリックス」だけですので、サブスク嫌いの方はDVDで観るしかありません。
一度では、真相にたどり着けない。観るたびに、言葉の意味が変わる。DVDで何度も確かめたくなる。
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2016年:海賊とよばれた男。
| 公開日 | 2016年(平成28年)12月10日 |
| 監督 | 山崎貴 |
| 脚本 | 山崎貴/守屋圭一郎 |
| 原作 | 百田尚樹「海賊とよばれた男」 |
| 主演 | 岡田准一(役:国岡鐵造) |
| 出演 | 綾瀬はるか(役:国岡ユキ) |
| 出演 | 染谷将太:(役:長谷部喜雄) |
主演の岡田准一さんは2023年大河ドラマ「どうする家康」で「織田信長」を演じています。
「海賊とよばれた男」では岡田さんが演じる「国岡鐡造」は戦前から石油の将来性に目を付けます。
消費者の利益のために、問屋を介さず広範囲に直営店を展開する「大地域小売業」の夢を持ち業界との戦いに挑んでいます。
終戦前に染谷将太が演じる「長谷部喜雄」と一緒に満州鉄道に燃料の売り込みに挑戦し見事成功するのですが、長谷部喜雄は戦争の犠牲者となり機上で亡くなります。
原作は百田尚樹の「海賊とよばれた男」で当時の「出光」を見事に描いています。2026年のイラン戦争を振り返る作品だと思います。
染谷将太が刻む、静かで強い存在感が必ず、心に残る、男たちの“覚悟”が、日本を動かした作品です。
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2016年:空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎。
| 公開日 | 中国:2017年12月22日/ 日本:2018年2月24日 |
| 監督 | チェン・カイコー |
| 脚本 | ワン・フイリン/チェン・カイコー |
| 原作 | 夢枕獏:沙門空海唐の国にて鬼と宴す |
| 主演 | 染谷将太 |
| 出演 | ホアン・シュアン |
| 出演 | 阿部寛 |
私が大好きな作品の一つが、2016年、中国の巨匠チェン・カイコー監督による日中合作映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」です。
外国語の習得も早く、2016年中国の巨匠チェン・カイコー監督による日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(日本では2018年公開)
染谷将太さんの空海役は本作が海外作品初主演です。主人公・空海役として全台詞を中国語で話し、同時に中国語も習得しています。
相棒役は実力派人気俳優、ホアン・シュアン。
中国長安の街を大規模なセットで再現し、壮大なエンターテイメントが展開される作品です。
時は7世紀の中国。
若き日の空海は、遣唐使として荒波の危険と背中合わせの航海で日本から唐へ向かいます。
唐で密教を会得しようと決意に燃える道中で詩人の白楽天と出会います。
一方、唐の都では、権力者の不可解な死亡事件が続けて発生します。そして、真相に迫る空海と白楽天の前に、巨大な謎が立ちはだかります。
壮大な王朝の舞台と美しい女性たちそして猫との戦いのファンタジックは一見の価値があります。
その謎は、美しく、妖しい。歴史と幻術が交わる瞬間、世界が変わる。染谷将太が魅せる“空海”の世界を観て下さい。
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2015年:バクマン
2015年映画『バクマン』では、平時や漫画を描く際も漫画の効果音を呟くなどの変人ぶりを見せつつも、
作画においてもストーリー展開においても天才的力量を持つライバル漫画家・新妻エイジの役を演じております。
夢を笑うな。努力を侮るな。染谷将太が挑んだ青春傑作バクマン!
レンタルで500円。
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大河ドラマに出演した俳優(キャスト)の映画&ドラマ作品の一覧はこちら。
⇒「大河ドラマと朝ドラ」に出演した俳優(女優)のおすすめ「映画とドラマ」作品一覧。
染谷将太が出演した「テレビドラマ」おすすめの作品。
染谷将太が出演したテレビドラマは、やはり「サイコパス」な信長を演じた2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」が一番印象的でした。
2020年:大河ドラマ「麒麟がくる」
織田信長の最期。それはクライマックスの「本能寺の変」ですが、それは過去に観ることができなかった「本能寺の変」です。
染谷将太の織田信長はこちらをご覧ください。
⇒染谷将太(キャスト)が「麒麟がくる」で演じるのは織田信長。
染谷将太が出演した「映画とテレビドラマ」おすすめの作品一覧のまとめ。
染谷将太の映画作品を振り返ると、その最大の魅力は“説明できない存在感”にあります。
静かな役でも画面に映った瞬間に空気を変え、視線や沈黙だけで人物の感情や孤独を伝える演技は唯一無二。
社会派ドラマ、歴史作品、ファンタジーまでジャンルを問わず、その人物が本当に存在しているようなリアリティを生み出します。
派手に感情を爆発させるのではなく、内側から滲み出る表現で観る者を引き込む、それが染谷将太という俳優です。
一度観れば強烈な余韻が残り、また次の作品を観たくなる。そんな中毒性こそ、彼の映画の魅力と言えるでしょう。
大河ドラマ倶楽部管理人の31chanです。
長年販促活動と局の下請けで番組制作に従事。現場で培った視点を活かし、今も大河ドラマとキャストを深く追い続けるシニア大河ファン。
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