古川琴音が出演した「映画とテレビドラマ」のおすすめ作品を紹介します。
古川琴音の魅力は、派手さではなく“心の揺れ”を自然に表現できる演技力にあります。
大きな台詞や感情の爆発に頼るのではなく、視線や沈黙、わずかな表情の変化だけで人物の不安や希望を伝えることができる稀有な女優です。
そのため、どんな作品でも「演じている人」ではなく、「そこに生きている人」として観る者の心に残ります。
本記事では、そんな古川琴音の魅力を堪能できるおすすめ映画とテレビドラマをご紹介します。
大河ドラマ「どうする家康」で歩き巫女・千代を演じた姿に心を掴まれた方も、ぜひ彼女の奥深い演技の世界を楽しんでください。
古川琴音が出演した「映画とテレビドラマ」のおすすめ作品一覧。
私が古川琴音に強く興味を持ったのは、2022年放送の「アイドル」をAmazonプライムビデオで視聴したことがきっかけでした。
戦時下の日本で実在したアイドルグループ「明日待子とハローガールズ」を描いた作品です。
古川琴音は夢と現実の狭間で懸命に生きる女性を繊細に演じ、その存在感に一気に引き込まれました。
2022年:NHK【特集ドラマ】アイドル。
| 番組名 | NHK特集ドラマ『アイドル』 |
| 放送局 | NHK |
| 放送 | 2022年8月11日 |
| 主演 | 古川琴音(役:小野寺とし子/明日待子(あした まつこ) |
| 出演 | 椎名桔平(役:支配人でプロデューサー) |
| 出演 | 山崎育三郎(役:劇場の看板俳優) |
| 脚本 | 八津弘幸(他の作品:半沢直樹、おちょやん) |
| 演出 | 鈴木航(他の作品:大河ドラマ青天を衝け) |
| 物語の舞台 | 劇場:ムーラン・ルージュ新宿座 |
8月15日は終戦記念日。テレビなどマスコミはその特集が組みますよね。日本人として決して忘れてはいけない日だと思います。
特にNHKでは毎年8月は、戦争や原爆をテーマとした特集番組が放送されます。
ドキュメンタリー番組で取り上げますが、2022年は戦時下を描いた、異色のドラマで特集ドラマ『アイドル』が放送されました。
ステージでの歌も踊りも音楽もそして当時(戦前、戦中)の新宿のセットも本格的な作りです。
主演は古川琴音さんです。主役は明日待子で、物語の舞台は、「ムーラン・ルージュ新宿座」という劇場です。
明日待子は戦前・戦中のトップアイドルで1920年生まれで2019年に他界、実存した人物です。
そうです、特集ドラマ『アイドル』は史実を元に描かれています。
イントロで映し出された一枚の写真は明日待子です。ショートカットでとても色っぽく強烈なインパクトがあります。
1936年(昭和11年)当時の新宿が映し出され市電で劇場に向かう地方から出てきた少女・小野寺とし子は、ムーランの座員に選ばれます。
やがて「明日待子(あしたまつこ)」の名でトップアイドルになりました。ドラマでは支配人役の椎名桔平がスターではない“アイドール”と言ってましたね。
ムーラン・ルージュ新宿座は戦時下とはいえ、館内はいつも満員でした。劇場には学徒出陣の学生達も“アイドール”の明日待子に会いにきています。
そんな中、明日待子はある学生に恋をします。学生の名は、須貝富安(正門良規)、戦時下ですからムーランは恋愛禁止なんですが・・・。
待子は、戦時下でもアイド~ルは「人を励ます仕事」だと信じていました。やがて、明日待子は支配人の反対を押し切って戦地へ兵士たちの慰問に向かいます。
もしかしたら恋した学生に会えるかもしれないと思ってかもしれません。
しかし連隊長から、「彼らは明日最前線に向かいます。あなたの笑顔で彼らを笑って死なせて下さい」と言われ、
死へと向かう彼らの背中を押すことになると気づいて、待子は苦しむのです。劇場でも、出征が迫るファンたちに、待子が学生に呼びかけるシーンがありました。
「皆さん、私はずっとここにいます。だから、また会いに来て下さい!」 生きて帰って欲しいという、痛切な願いの言葉です。
どんな時代も、人々はエンターテインメントを求め、戦時下の不穏な空気をひと時忘れ、歌とダンスに熱狂したのです。
エンディングは終戦後(1946年)の新宿が映し出されてムーラン・ルージュ新宿座は戦前と同じくオーデションを行っていました。
明日待子は審査する立場です。その待子の前で歌を披露したのは幼い少女で名を「美空かずえ」
支配人は「あんなのは売れないね。上手すぎて退屈だ」と言います。
でも待子は「でも、分かりませんよ。お客様が求めるものは変わっていきますから。私たちがそうだったでしょう」と言います。
待子の時代は終わったと思ったのでしょうか?
かずえは待子にあなたのようなスターになりたいというのです。それは待子が上京した時と同じでした。
でも待子は私はスターではない「アイド~ル」と答えました。アイド~ルは戦時下でも戦後でも大衆の「希望の光」だったのです。
「かずえ」は後の国民的スター「美空ひばり」なんですね。このドラマは現代社会にもあるヒントを与えているのではと感じます。
戦火の時代、歌は希望になれるのか。夢を諦めなかった少女たちの実話に、胸が熱くなる。古川琴音の繊細で力強い演技が、あなたの心を揺さぶる。
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古川琴音が演じる明日待子とは。
実在した明日待子は実在の女性です。本名は、須貝とし子さん。1920年(大正9年)に岩手県で生まれました。
13歳で俳優を目指して上京します。「ムーラン」に採用され、デビューすると、あっという間に人気ナンバー1のアイドルになったのです。
昭和初期から戦後にかけて活躍した後、1949年の結婚がきっかけで札幌に移住します。俳優を引退し、日本舞踊の家元・五條珠淑(ごじょうたまとし)として活動を続けました。
亡くなったのは2019年。99歳でした。
ちなみに、ムーランの開館は1931年(昭和6年)で演劇やレビューなどを上演して人気を集めました。戦時下でも営業を続け、閉館されたのは戦後の1951年でした。
古川琴音の学生時代。
裕福な家庭に生まれ育ったのでしょう。幼いころよりバレエを習い、その延長線上で演技を始めようと中学、高校で演劇部に入部します。
そして大学でもその専門の学部で知識を習得。
古川琴音のオーディション。
就職活動の時期に将来何をしたいかを考えた「無理かもしれないけど、役者をやってみたいな」と思い、ユマニテのオーディションを受け、合格しました。
ユマニテを受けた理由は、満島ひかりに憧れ一緒に芝居をするには同じ事務所に入ればいいと思ったとコメントしています。
満島ひかりさんに引かれた理由を聞きたいですね。デビュー作は2018年の沖縄市観光PR動画「チムドンドン コザ」です。
古川琴音のコメント:引用:立教大学校友会のインタビュー
舞台について専門的に学びたい。そんな思いから立教大学に進学しました。
中学校、高校と演劇部に所属していたので、10代の頃は舞台に関することに一番興味があったんです。
将来どうなるかよりも、そのときの自分の「好き」という思いを道しるべに映像身体学科を選びました。
写真、映像、ダンス、演劇…いろいろな授業がありましたが、最も心に残っているのは4年次に受講した稲垣諭先生の現象学の講義です。
唐突ですが、たとえば私が今日ここに来るまでには、何匹かのアリを踏んだかもしれません。
でも、自分がそれを認識しなかったら踏んでいないのと一緒で、そのモノ・コトが存在しているという認識は、それが在ると“自分が信じている”という認識でしかない。
現象学の講義はそんな、自分になかった視点を授けてくれました。
いろいろな角度から光をあてて噛み砕いていくプロセスが、役作りの過程と似ているというか、参考になることが多くあって。
その頃すでに今の仕事を始めていたので、講義が毎回楽しみでした。
古川琴音の出演CM。
サントリー『ほろよいで話そ、夏』⇒サントリーほろよい
古川琴音のプロフィール。
出身地:神奈川県
身長:161 cm
活動期間:デビューは2018年
事務所:ユマニテ
公式サイト:古川琴音 公式プロフィール
出身大学:立教大学現代心理学部映像身体学科 2019年卒
古川琴音が出演した「映画とテレビドラマ」のおすすめ作品一覧のまとめ。
アマプラで視聴できる作品を視聴後に掲載していきます。
大河ドラマ倶楽部管理人の31chanです。
長年販促活動と局の下請けで番組制作に従事。現場で培った視点を活かし、今も大河ドラマとキャストを深く追い続けるシニア大河ファン。
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