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2016年大河ドラマ真田丸5話「窮地」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2016年真田丸

2016年大河ドラマ「真田丸」の第5話「窮地」のあらすじ(ネタバレ)と感想をご紹介します。

歴史的な大事件「本能寺の変」が関東の武将達の行動を変えてしまうのです。

天正10年6月2日(1582年)未明。

京の本能寺にいた信長は、明智光秀の謀反により、天下統一を目前に49年の生涯を閉じました。武田家を滅ぼしてから、わずか3ヶ月後の事でした。

また、織田信忠は二条城を襲撃した明智軍と戦い、自害して果てました。

堺に滞在していた徳川家康は、その朝、穴山梅雪とともに京に向かう途中で、明智による本能寺焼き討ちの知らせを受けます。

2016年大河ドラマ「真田丸」5話「窮地」のあらすじ。

天正10年(1582)年6月2日、明智光秀軍が本能寺を襲撃し、織田信長と信忠親子が命を落とします。

堺にいた家康は京に向かう途中、一連の出来事を知ります。

恐怖におののく家康は本多忠勝に鼓舞されながら、伊賀の山を越えて岡崎城を目指します。

そのころ、織田の人質となっていた松と共に安土城下にいた信繁は、松を残して京での火事騒ぎを聞き付け、三十郎を連れて様子を見に行きます。

程なく京で信長の死を知り、松が明智軍に捕らわれることを案じて急いで引き返しますが…。

一方、真田の郷ではきりが真田家に奉公することになりました。そんな折、昌幸や信幸らにも信長の死が伝わります。

一同はぼうぜん。信じられないと言い張る昌幸の前に、明智の使者が現れました。

2016年大河ドラマ真田丸5話「窮地」のネタバレ。家康の伊賀越え。

「信長の生死は定かでないが、戦豪者の明智が決行したからには討ち果たしただろう。恐らく京の町は、明智軍に制圧されているはずだ」と家康は思います。

こうなると徳川は逃げるしかないが、海は海賊が出没するし、琵琶湖沿いの道は明智の領地を通るため危険が大きすぎます。

うろたえ、やけになる家康を、石川数正や忠勝がなだめすかします。

明智の意表をついた逃げ道はないのか?家康は、忠勝、数正、梅雪らと地図をにらむうち、少しずつ落ち着いてきます。

徳川家康
徳川家康

これはどうじゃ。まっすぐ東に向かい伊賀を抜ける。

生きて三河に帰るためには、家康は伊賀越えという険しい山道を選んだのです。

家康の伊賀越え。

家康の一行は、伊賀の山道を急いでいます。

梅雪は、家康と行動を共にすることに不安を感じ、とうとう腰痛を口実に別行動をとりことにしました。

これが運命の分かれ道で、その後、梅雪は落ち武者狩りに遭って落命したといいます。

家康たちは、途中で伊賀を根城とする服部半蔵が加勢し、落ち武者狩りや明智の兵を振り切り、2日後、命からがら岡崎城にたどり着きました。

後々に天下の安定を完成させる家康の人生には、切羽つまった事件が度重なります。この伊賀越えも最も危険な賭けでした。

ただ、服部半蔵の働きで無事超えることもでき、岡崎城に着いた時の家康はさぞ半蔵に感謝したことでしょう。

皇居(江戸城)の半蔵門。

現在も半蔵の名は健在ですね。

皇居(江戸城)の半蔵門、そして地下鉄の半蔵門線など家康は自分を助けた家臣の名を門に残したのです。

さて、「本能寺の変」で信長は死にましたが、疑問は多々ありますよね。

光秀はなぜ謀反を。

本能寺は寺ですが、無防備な寺ではないようです。信長の滞在場所として建築し本堂を改築し、堀、土居、石垣、厠を新設しています。

光秀謀反の理由は諸説あるようですが、現代社会で仮定してみましょう。

織田製作所は中小企業の商工会から、大企業の経団連に入ります。その成長過程では頭脳明晰な男(そうです光秀です)が社長直属の専務で働いていました。

専務は小さな組織を徐々に大きくし会社の成長に尽力します。しかしある日、まだ形のない新たな部署を作ることを社長から命じられます。

専務は光秀です。真面目にコツコツと働き、部下の面倒も良く、家族的な組織を作ってきた光秀です。

しかし、改革重視で「人をモノ」として使いこなしてきた社長は信長です。その間に亀裂が起きても当然ではないかと思いませんか?

ましてこの時代は下剋上であり信長は古きしきたりを重んじる人間をモノとして使ってきた結果の変であったのではないでしょうか。

京の町は大混乱。

本能寺で起きた変事に、京のひとたちはわれ先にと町を逃げ出し、京に近い安土城下にも大勢の人たちが押し寄せてきます。

信繁は大荷物を抱えた商人に何があったのか聞いてみますが、要領を得ません。信繁の胸に言い知れぬ不安が渦巻きます。

真田信繁
真田信繁

とりあえず、京へ行ってみようと思います。

信繁は事態を把握するため、姉・松の身を安全を茂誠に託すと、三十郎と共に安土を出ました。

京の信繁。

信繁と三十郎は、本能寺の焼け跡に立っています。京は避難する人々でごった返しています。

信長の死など信じなかったが、町の人たちが口に話している様子から、明智の謀反に間違えなさそうです。

信繁がはっとし、京に来る途中、すれ違った明智の軍勢は、安土に向かっていたに違いない。

真田信繁
真田信繁

姉上が危ない!。

ときずくのです。

伝達手段は口コミしかない時代、正確な情報をいかに手にするかは武将の大事な仕事の一つですね。

信繁もこの騒ぎが一体何なのか、胸騒ぎはしますが、それが何なのか、まさか信長が明智のクーデターで死亡するとは思ってはいないでしょう。

安土の真田屋敷。

信繁と三十郎が安土の真田屋敷に戻ると、松は織田の兵らに安土城に連れていかれて茂誠しかいませんでした。

信繁、三十郎、茂誠は、松を救出するため、織田勢の混乱に乗じて裏門から城に潜り込みます。

城内を捜していると、松が廊下の一角で不安げにしているのを見つけます。見張りの兵は、人質を残して逃げてしまったと言います。

信繁たちも早く城から脱出しないと、明智の軍勢が城内になだれ込んで来ることでしょう。

ところが松は、一緒に捕らわれていた20人ほどの女、子供を連れて逃げると言って譲らないのです。

真田信繁
真田信繁

これだけの城だ。抜け道がきっとあるはずだ。

信繁は城内に侵入したとき、目に留まった井戸が抜け道だと見当をつけていたのです。裏門に戻り、井戸の蓋を開けると案の定、抜け道がありました。

信繁たちは井戸を抜け、どうにか城の外へと逃げ信繁も京に走り本能寺の前で信長の死を確信します。

真田の郷。

真田の郷でも、本能寺の事変はまだ伝わってはいません。内記が、年頃になってきた娘・きりの将来を考えています。

地侍の作兵衛やその妹・梅と親しくしているが、高梨家はれっきとした武家で身分が違います。そこで、昌幸に相談し、真田家に奉公に出すことにします。

中原内記:「真田家にお仕えしておれば、源次郎様と話す機会も増えるだろう」

中原内記:「お前が真田のお家に嫁いでくれれば、わしとしてはこれほどうれしいことはない。これはそのための布石と思ってくれ」

きりは殊勝な顔で応じたが、本当は胸の鼓動が高鳴っていました。信繁と梅が好き合っていることに、心の中でやきもきしていたのでした。

明智の使者。

信濃にいる、昌幸、信幸の耳に、京から戻った薬売りの情報で本能寺の事変が届きます。とはいえ、圧倒的な存在感を放っていた信長がやすやすと討たれてしまったのか。

昌幸が半信半疑でいるところに、明智の使者が書状を携え訪ねてきました。昌幸が書状を読むと、明智の謀判は動かしようのない事実です。

即座に一計を案じた昌幸は、使者から書状を取り上げ、真田屋敷にとどめることにします。

真田昌幸:「小県の惣代は、この真田である。ご書状は、それがしが受け取っておく」

昌幸の合図で、家臣たちが使者を無理やり連れてていくのを、信幸はあっけにとられて見送ります。

それからおもむろに、昌幸が書状の内容を信幸と内記に明かします。

真田昌幸:「義によって、信長を成敗したそうだ。明智殿はわしに味方につけという。ほかの国衆に宛てた文も同じ内容だ」

恐らく、滝川一益はまだ知らないと昌幸は思っています。

昌幸の知力。

早急に対策を講じようと、真田宛ての書状以外はすべて燃やしたのち、国衆を急ぎ集合させるように内記に命じるのです。

戦国時代の象徴的な下剋上である「本能寺の変」。昌幸にとっては晴天の霹靂(へきれき)だったでしょう。

わずか数ヶ月前に武将人生最大の知力を発揮し信長の家臣となったばかりです。

滝川一益の家臣として小県の国衆の惣代を命じられ、織田の傘下に入ったわけです。この事態をどう乗り切るか?

それにしても情報合戦の一番やりは口コミですが、ガセネタも当然このような時代ですからあるわけです。

その口コミが事実であるか?はっきりと証明されるのは「書状」です。

いつの世も書いて記すことはとても大事ですが、それをうまく利用する昌幸のような知謀もこの時代では必要であったようです。

織田信長亡き後の政局は北条、上杉、徳川・・・そしてその間に真田がいてお互いがけん制し合うわけです。

脚本・三谷幸喜は、権謀術数が張り巡らされたすごい戦にもかかわらず、これまでほとんど描かれていなかった「天正壬午の乱」を真田家で描けることがとてもうれしい、

とにかく「どうなるの?」の連続だそうです。

天正壬午(じんご)の乱とは。

「本能寺の変」によって空白地帯となった旧武田領を巡って、周辺の大大名である徳川家康・北条氏直・上杉景勝が争った出来事です。

さらに真田昌幸を始めとする武田の遺臣や、地元の国人衆が復帰や勢力拡大を画策したため、情勢がより複雑化した乱です。

天正壬午の乱とは⇒三谷幸喜が真田丸で描く天正壬午の乱とは?

昌幸と正武。

真田昌幸:「どうすればよいのか、この父に教えてくれ!」これほど弱気な昌幸を信幸は見たことがありません。

昌幸は混乱した思考を時間をかけてほぐし、整理していくにしたがい、大胆不敵さを取り戻していくのです。

真田屋敷に国衆が集まると、正武は織田への服属を決めて昌幸の責任を追求します。この事態を予測し、昌幸が明智の密書を一人占めした策が生きます。

真田昌幸:「明智は小県の惣代として、わしを選んだのだ。真田の名は、すでに天下にとどいておる」

昌幸は書状を差し出して正武を黙らせると、明智には返事はしていないと前置きして話を進めます。

真田昌幸:「信長亡き後の織田に、天下を治めるだけの力はない。よって、われわれ小県の国衆は、織田を見限ることにした」

昌幸は言葉をきり、国衆から反論がないのを確かめるのです。

上杉に頼る。

真田昌幸:「信濃をねらう大名たちの中で、われわが小県の値打ちを、まことにわかっておるのは上杉だけじゃ。これよりわれわれは、上杉の家臣となり、この小県を守る」

こういい張ると、またしても一人噛みついてきたのは、正武でした。

室賀正武:「今度は織田が黙ってはおるまい」

真田昌幸:「それゆえ、先手を打つ。上杉の力を借りて、小県から織田を追い払う」

昌幸は早手回しに信伊を動かし、上杉景勝との交渉に臨んでいたのです。上杉の本拠は、越後の春日山城です。

亡き上杉謙信の後を継いだ景勝は、情に厚く、篤実な人柄で知られています。信伊が小県の実情を訴えると、景勝は快く後ろ盾となることを了承します。

上杉景勝:「ただし、・・・織田勢を信濃から追い払う件は、お断りいたす」

信長が討たれて失速した織田に戦を仕掛けるのは、上杉の家風に反すると言われます。その旨を知らせる信伊からの書状を読んだ昌幸は、上杉の苦しい内実を察したのです。

つい最近まで、織田の大軍に攻め込まれ、瀕死の状態に追い詰められていました。

信長の死で救われたようなもので、今は戦どころではないのです。昌幸はどうしたものかと苦慮します。

上杉は諦めざるをえず、不義理をしている北条でもありません。信幸はこれまで、自分の考えを主張しなかった。

だが、信長が亡くなっても真田は織田の家臣です。

真田信幸:「ここはやはり、織田家臣として道を貫くべきではないでしょうか」

ところが、昌幸はほかに考えることがたくさんあり、信幸の言い分に取り合おうとしなかったのです。

昌幸の決意。

真田昌幸:「いずれにしても、わしらのような国衆には、力のある大名にすがるしか、生き残る道はない。しかし、真田安房守昌幸、この荒波を乗り切ってみせる。

国衆には国衆の生き方というものがあるのだ。誰が最後の覇者になるか、しかとこの目で見極めて、食らいついてやるわ。

…おもしろなってきた」

ただ、安土に送った松の事が気になります。明智勢はいずれ安土に進攻し、織田の一族を人質に取られれば、真田は明智につくしかありません。

そして、すぐに佐助が呼ばれます。

2016年大河ドラマ真田丸5話「窮地」の感想。

日本史大事件「本能寺の変」は下克上をもっとも象徴する事件ですよね。日本の頂点に立った織田信長が日本全国をこれからどのように束ねていくか?

そのスタートに立った瞬間だったと思うのです。

光秀は古いしきたりも重んじる武将だったと思います。一方信長は超合理的主義者だったかもしれません。

そしてミーハーでありその目の先には世界があったのでしょう。でもやり過ぎた感がありましたね。

もし光秀と信長がタッグを組んで日本の政治に取り組んでいたら日本の堺は国際都市になっていたでしょう。

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