大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」を演じた俳優。2011年「江~姫たちの戦国」は岸谷五郎。
スポンサードリンク
スポンサーリンク
Pocket

2011年大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で豊臣秀吉を演じたのは岸谷五朗さんです。

 

『人たらし』と呼ばれ、人心掌握が得意な一方、自らの欲望に忠実な秀吉を演じていました。

 

若いころの秀吉は明るい一方で、「江の家族=浅井家」を殺した張本人でもあり、秀吉自身もそのことに対しては複雑な心境のように描かれていました。

 

その一方で、晩年の愚行続きの秀吉を演じる岸谷五郎さんはときは眉がないようにメイクされ、非常に怖い秀吉を演じていました。

 

今回は『江~姫たちの戦国~』の豊臣秀吉と、秀吉を演じた岸谷五朗さんを紹介します。

目次

大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」を演じた俳優。2011年「江~姫たちの戦国」は岸谷五郎。

のちに秀吉は、「江の姉・茶々(淀殿)」を側室に据えるだけあって、サブタイトルでも秀吉の名が多く描かれていましたね。

 

秀吉は「江」の家族を皆殺しにした張本人で、「江」の姉である茶々(淀殿)を側室に入れることもあって、浅井姉妹とは切っても切れない関係でした。

 

悲劇のヒロインたちである浅井三姉妹にとって、秀吉は憎しみの対象であったのです。

 

ですが、と同時に、自分たちの生活の伝を支援してくれた存在ですので、複雑な思いがあったと思います。

 

その複雑な関係を2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」では描いてくれました。

大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」を演じた俳優。2011年「江~姫たちの戦国」の主な登場シーン

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」第11話「猿の人質」

2011年3月27日放送

この時には、浅井三姉妹の義理の父である柴田勝家と、母親であるお市が殺され、浅井三姉妹は秀吉を非常に憎んでいるという存在でした。

 

秀吉の側室にされた京極龍子いわく、秀吉は優しい方だということでしたが、それは両親を失った浅井三姉妹の面倒を見るということで強調されていたのでしょうか。

 

秀吉は女好きな一方、惚れた女に対しては非常に優しい可能性は高いのでしょうが、それが淀殿に対する態度で出ていたような気もしますね。

 

この時が、浅井三姉妹の後見人としての秀吉が描かれる起点だったのではないかと私は思います。

 

浅井三姉妹にとっての秀吉はひょっとしたら、『すごく嫌いなオヤジ』だったのかもしれません。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」第15話「猿の正体」

2011年4月24日放送

この時の江は、秀吉によって最初の夫と離縁させられたという筋書きでしたね。

 

江の最初の夫は尾張大野城城主「佐治一成」で、三姉妹とは従姉妹にあたります。

 

佐治一成は江の母であるお市の方の姉(一説には妹)のお犬の方が佐治家に嫁ぎ生まれた子でした。

 

この佐治家の水軍力を手に入れるために秀吉は江を嫁がせたとするのが通説になっています。

 

さて、江は一成と離縁させられたことで秀吉を深く恨んでいたという設定であり、秀吉の弱点をできる限り探し回っていたようです。

 

この時秀吉は、かつての上司であり江の伯父でもあった信長が怖いということが分かり、江は一番信長の面影を持っていることが描かれています。

 

秀吉が江を抱きしめるさまは、江が秀吉を憎んでいる一方で、人たらしである彼は憎み切れないという点が強調されていたのだと思います。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」第16話「関白秀吉」

2011年5月1日放送

ここでは、強大な権力を手に入れようと、征夷大将軍や関白になろうという、権力欲の塊のような秀吉が描かれていましたね。

 

その中で分不相応にも足利将軍や近衛家に接近するあたりがその象徴でしょう。

 

『将軍になりたい』と笑顔でいうさまは、秀吉の明るさと同時にその大きな欲望も描かれていました。

 

望み通り関白になってから、いのいちに浅井三姉妹にその姿を見せるさまは、浅井三姉妹をそれだけ一目置いていたということでしょう。

 

その中で江は、秀吉が百姓の出でありながら、望み通り関白になっていくのに対して、『自分の力を信じて生きたい』という思いを加速させていくのではないかとも考えられますね。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」第21話「豊臣の妻」

2011年6月5日放送

21話は、江の姉・茶々と秀吉が結ばれ、さらには茶々が秀吉の子を身ごもっている直後の話でした。

 

そのことで江は秀吉だけでなく、茶々にも憎しみを抱いてしまうというような話でしたね。

 

それでも、100人以上の妾を囲いながら子ができなかった秀吉に、自分が好きだった市の面影を持つ茶々との間で子供ができたことは非常にうれしかったのでしょう。

 

この時に秀吉は、江に秀吉の養子である秀勝に嫁に行くように迫るのですが、これは秀吉にとって、茶々をなだめるための行動だったのではないかと思われるのです。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」第31話「秀吉死す」

2011年8月14日放送

秀吉が醍醐の花見から病に伏し、どんどん衰弱して最後には息を引き取る中で、江と最後の会話をする描写が描かれてきました。

 

今までの物語の中で、江は秀吉によってさまざまな苦しみを味わわされてきており、秀次の処刑を機に絶縁を通告されていましたね。

 

最初の父と二番目の父、さらには母親にまで秀吉によって滅ぼされましたね。

 

さらには最初の夫は秀吉によって離縁させられ、※2番目の夫は朝鮮出兵をさせられてそこで客死。

(※江の2番目の夫は秀吉の養子・秀勝)

 

極めつけは姉を秀吉の側室に入れられたことでしょう。

 

江にとっては、憎しみの相手以外の何物ではなかったと思います。

 

しかし晩年の秀吉が政治面で暴走をしていき、さらに病が苦しむ中で、秀吉もまた一人の人間に過ぎないということを江は理解していくのだと思われます。

 

登場当初の若々しく明るい秀吉から、白髪だらけで床に臥す秀吉の変貌ぶりは、その象徴だとは思いましたね。

 

この時の江は3番目の夫・徳川秀忠のもとに嫁いでいました。

 

秀吉が死の床で江に言った『徳川の世で幸せになれ』といった言葉は、秀吉の本音だったと思いますね。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。「江~姫たちの戦国」主な秀吉登場シーンのまとめ

秀吉が天下人になって後の大河ドラマでは必ず秀吉のラストシーンがあります。

 

そしてそのシーンには必ず主人公が立ち会っているのです。江~姫たちの戦国では「江」が静かに眠る秀吉の側にいて回想しています。

 

天下人になっても最後のシーンは寂しく一人で逝くのですね。

大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」を演じた俳優。2011年「江~姫たちの戦国」の岸谷五郎とは?

岸谷五朗さんは1964年9月27日、東京都生まれ。

 

1990年10月から1994年9月までTBSラジオで放送していた『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』で初めてディスクジョッキーとなり、人気を集めます。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。岸谷五郎の結婚

ラジオ番組においてプリンセスプリンセスの奥井香(現:岸谷香)さんとは初対面時には激しく喧嘩するほどの仲の悪さでした。

 

しかしのちに打ち解けて1996年6月28日に結婚しております。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。岸谷五郎の活動

世界エイズデーに全国で開かれていれる『AAA〜アクト・アゲインスト・エイズ』の発起人です。

 

1993年以降(近年は主に武道館で)自らチャリティコンサートをプロデュース・演出し、募金活動を続けています。

 

その伝で知り合ったサザンオールスターズの桑田佳祐さんとは、ラジオで共演したこともあり、桑田さんを『大将』と呼んでいるそうです。

2011年大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。岸谷五郎の芸能と大河ドラマ

アニメ『ジャングルの王者ターちゃん♡』では主人公・ターちゃんの声を当て、多少棒読みっぽいながらも間延びした声が当たり役として注目を集めました。

 

大河ドラマでは『琉球の風』に続き『江~姫たちの戦国』が2番目の大河ドラマ出演となります。

 

2021年の大河ドラマ『青天を衝け』でも井伊直弼役にキャスティングされています。

 

さて、「青天を衝け」を見逃してしまった。録画も忘れてしまった。

そんな方は31日間【無料トライアル】「U-NEXT」でお楽しみ下さい。

大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」。2011年「江~姫たちの戦国」の秀吉は岸谷五郎のまとめ

『人たらし』と呼ばれ、男に対しても女に対しても人心掌握が得意な一方、自らの欲望に忠実な人物として描かれた「江~姫たちの戦国」の秀吉です。

 

若いころの明るい秀吉から、老年の眉のない怖い秀吉に変貌していく中で、秀吉の栄光と暴走は見るものに強い印象を残してきたものと思われます。

 

大河ドラマ準主役的な存在もやはり表現力の素敵な俳優さんが演じますね。

 

様々な役を演じてきた岸谷五郎さんだから今回の「秀吉」も存在感がありましたね。

 

岸谷五朗さんは60回の大河ドラマ『青天を衝け』で井伊直弼を演じます。

 

幕府と権力を守ろうとする中、安政の大獄という大弾圧を実行する直弼を、岸谷五郎さんがどのように演じるのか非常に気になりますね。

スポンサードリンク
スポンサーリンク