青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第36話「訣別」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
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麒麟がくる第36話「訣別」のあらすじと感想です。

放送:12月13日(日曜夜8時)

視聴率:12.3%

信長が崇敬する正親町天皇とはいったいどういうお方なのか?36話では遂に光秀も帝から「おことば」をもらうことになります。

光秀は、伊呂波太夫や老公卿・三条西実澄の助けを借り、帝のいる御所へと向かいます。

そして帝と交わしたわずかな言葉は、光秀の心に深く刺さるものとなります。

麒麟がくる第36話「訣別」のあらすじと感想。光秀と帝。

光秀は、三条西実澄のお供で御所内裏へ、そして、帝からの「おことば」をもらうことになります。

三条西実澄が庭に珍しい鳥がいます。と帝に「万葉の歌を好む珍しき鳥」を話します。

拝謁は許されていないので明智光秀は庭で待機しています。すると、内裏から和歌が聞こえてきます。

その歌の内容から、平穏な暮らしを求める帝の思いを知った光秀は、みすの奥に向かって、

思わず[char no=”25″ char=”明智光秀”]私もそのように生きたく存じまする[/char]と言葉を放ちます。

そこで、帝は[char no=”33″ char=”正親町天皇”]目指すは何処ぞ[/char]と光秀に問うのです。

光秀はハッキリと[char no=”25″ char=”明智光秀”]穏やかな世でございます[/char]と答えます。

[char no=”33″ char=”正親町天皇”]その道は遠いのお。朕(ちん)も迷うておる。なれど迷わずに歩もうではないか。

明智十兵衛、その名を胸にとどめおくぞよ[/char]というお言葉をもらうのです。

光秀はなぜ信長が帝を崇敬しているのかが解ったようです。と同時になぜ帝が光秀に「おことば」をかけてくれたのか?を考えていたようです。

このシーンはジーンときましたね。光秀が求めていた「何か?」が解ったのでしょう。

それと帝を演じる人間国宝の「坂東玉三郎さん」の正親町天皇の「おことば」も厳かでしたね。

実際に帝のおことばを聞けば感動しますよね。(36話の見せ場はイントロでした。)

そして光秀自身の役割も考えると思うのです。その役割が「本能寺の変」だと思うようになってきました。

それは、明智光秀と信長の帝への向き合い方の違いです。

光秀が描く帝の姿。信長が想う帝の姿。共に帝を敬ってはいます。

でも、その心にある思いは異なっています。信長の想いは帝が「褒めてくれるから」と自身の満足感に軸があります。

これに対して光秀は、「穏やかな世が訪れてほしい」という願いを帝に話し帝も同じだ話しています。

穏やかな世とは帝を頂点にした決して武士が帝を超えない穏やかな世なのです。

麒麟がくる第36話「訣別」のあらすじと感想。織田方。

御所から帰った光秀を、柴田勝家と佐久間信盛そして木下藤吉郎(秀吉)が待ち構えていました。

松永久秀との戦の相談だということです。

秀吉の主張。

一度は収束を見せた松永久秀と筒井順慶の争いが再燃していました。

柴田と佐久間は、足利義昭から松永久秀を討ち取るよう命じられ光秀の舘にきていました。

ですがこの戦には気乗りしない様子です。

柴田によると、この戦は将軍・足利義昭の強い意向だが信長は気が重い様子だと話します。

だが秀吉は[char no=”23″ char=”秀吉”]公方様はああ見えて油断のならぬお方じゃ[/char]

木下藤吉郎(秀吉)は、いま本当に戦うは松永ではなく、朝倉勢だと主張します。

織田信長が大和に気を取られ美濃が手薄になったころを足利義昭が朝倉勢に攻め込ませるつもりだと声を荒げます。

佐久間信盛のお願い。

真っすぐで、忠義に暑く、信仰心も深かった佐久間信盛は暴力的支配を強める信長に不安を覚えていたのでしょう。

佐久間は信長よりも光秀にシンパシーを感じていたかも知れません。

[char no=”45″ char=”佐久間信盛”]こたびの戦(松永と筒井)も、明智殿の思うところを殿(信長)に直言していただきたい[/char]と光秀に語りますよね。

暴力的になっていく信長を止められるのは光秀しかいないと感じた佐久間は自分の力量不足を認めたうえで光秀に頼むのです。

麒麟がくる36話「訣別」のあらすじ(ネタバレ)と感想。義昭と光秀。

そんな折、義昭に呼ばれた光秀は二条城に向かいます。

光秀と義昭。

庭で剣術指南を受けていた足利義昭は、突然、光秀とも手合わせをしたいと言い出します。

大の戦嫌いだった公方様が刀を・・・戸惑いを隠せない光秀は義昭と対峙します。

摂津を追い払った後、明智光秀は幕府復権に再び力を注ぐのです。

ですが、今度は足利義昭自ら戦をしかけることになります。

一変した義昭の姿に疑問を抱き始めた光秀は大きな決断を下すのです。

光秀の心。

明智光秀は徐々に足利義昭から心が離れていきます。かつては貧しい者や病気の者を救おうとする気持ちの優しい義昭でした。

しかし、今やすっかり変わり果てていました。

足利義昭は光秀に織田信長と戦をすることを告げるのです。光秀は必死に止めますが既に遅しでした。

三淵藤英「戦にはせ参じよ」と言われた時は、

[char no=”25″ char=”明智光秀”]誰との戦か、信長さまと戦えと?[/char]と叫ぶのです。

光秀の憂いを帯びた瞳からは、光秀が既に隔たりを感じている様子が伝わってきましたね。

[char no=”28″ char=”足利義昭”]儂は信玄と供に戦う。信長から離れよ。儂のために[/char]と、目に涙を貯めながら自分の心の内を光秀に伝えるのです。

つらい決断の時が来ました。光秀は泣きながら足利義昭の命令を断り立ち去っていくのです。

ついに義昭は織田信長に向け、兵を挙げるのです。

一方、甲斐の武田信玄は、上洛の決意を固め先ずは浜松城の徳川家康を討つことを宣言します。

窮地に立たされた家康は、信長から十分な援軍を得られずに大敗してしまいますね。

36話の第二クライマックスはこのシーンでしょうか。

光秀は号泣しながら「それはできませぬ」と声を振り絞って去っていきます。

この時の光秀を演じる長谷川博己さんは明智光秀の「深い悲しみと苦悩」を、こん身の力を込めて表現していました。

大河ドラマは俳優の卓越した演技力と気迫で私たち視聴者はのめり込んでいきます。名演技でしたね。

まとめ。

織田信長は義昭に冷たく当たっていたことを反省しますが、時はすでに遅かったようですね。

足利義昭は「暴虐の限りを尽くす信長に激怒」していたシーンが先週ありました。

完全に二人の進む方向は違ってきました。その間に入る光秀も帝と会ったことで義昭にギモンを持ち徐々に離れていきます。

そして、遂に義昭と明智光秀は離れてしまうのです。その時の義昭は追放されるとも思ってもいなかったでしょう。

武田信玄は強かったですからね。

[char no=”59″ char=”大河くん”]最後までお読みいただきありがとうございます。[/char]

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