青天を衝けはいよいよ明治編です。

麒麟がくる第8話「同盟のゆくえ」のあらすじと感想。

「麒麟がくる」感想
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麒麟がくる第8話「同盟のゆくえ」のあらすじと感想です。いよいよ帰蝶(濃姫)が、織田信長のもとに嫁ぐことになります。

第8話「同盟のゆくへ」は帰蝶が尾張の織田家に嫁ぐことで美濃が豊かになればそれで良いと考える斉藤道三と道三の施策に反対する息子・高政の争いの序曲が描かれています。

明智光秀がその争いの輪にどのようにかかわっていくのか?織田信長と今後どのように接していくのか?とても面白くなってきた第8話の「麒麟がくる」です。

その中で光秀の帰蝶への思い、駒・帰蝶の光秀に対する思いなど、艶も多かった気がしますね。

駒が光秀の本当の思いを知ったときの、駒の悲しげな顔つきがなんとも切ないですね。

放送:3月8日(日曜夜8時)

視聴率:13.7%

麒麟がくる第8話「同盟のゆくえ」のあらすじと感想。

よく都合よく菊丸がいたなあと思ったのですけれど、やはり織田信秀のもとに行った時といい、彼は只者ではなさそうです。

信長を待つ光秀。

その中で光秀は、信長がどんな人間かということを知っていくと思うのですけれども、帰蝶が指摘したように、普通は織田の若君だから会えるはずはないのですが・・・。

それでも尾張へ向かったというのは、それだけ同盟を成立させて戦を終わらせたいという思いと、美濃を豊かにしたいという道三の志を知ったからでしょうね。

菊丸のおかげで信長に出会えた光秀ですが、信長は武士というよりも商人のような行為を繰り返していて、服装も奇怪なようです。

常識人という光秀のイメージからすれば、『うつけも大うつけ』ととらえてもよかりそうなものですが、ここでは帰蝶が信長のもとへ嫁ぐという史実との整合性を優先させたためか、

『うつけだが、よくわからない男』という感想で済ませたようです。

どちらを優先させるべきだったかは非常に難しい問題ですが、のちに信長のもとで光秀は頭角を現していくわけですから、『何か運命みたいなものを感じた』という風にとらえてもいいのかもしれませんね。

明智光秀の思い。

今回の光秀と帰蝶はいとこ同士で、幼馴染という設定です。

逆にそれが兄妹同然に育ったという感性を二人に与えて、恋愛感情は芽生えないと思っていたのですが、どうやら光秀は帰蝶のことが好きだったようです。

だからこそ、駒が光秀の本当の思いを知ったときに、悲しげな顔をしていたのでしょう。本当は誰よりも光秀は帰蝶を行かせたくなかった。かもしれません。

しかし母の思いと、道三の志である『海とつながっている尾張と同盟を結び、国を豊かにしたい』に触れたからこそ、自身の意に反して帰蝶の嫁入りを進めたのだと思います。

ちょっと今の今までそのあたりがはっきりしていなかった故、分かりにくかったのが残念ですが、自分自身のことよりも美濃のため、という光秀の思いが分かるような気がします。

道三の言葉。

道三がなぜ、高政はじめほかの国衆の反対を押し切ってでも織田との同盟を結ばせたいと思ったのかというと、先ほども言ったように、『海を利用して経済力を高めた織田家とつながり、地震の経済力を高めたい。そうすれば身内同士で争わずに済む』

これは第7話で語られた言葉ですが、帰蝶が無事織田家に嫁ぐということですっかり道三は有頂天になっていました。

それだけ織田家との同盟は道三の本願であり、うれしかったと思います。

ただその前に、織田家との和議を遠回しに反対されたときに怒って爪切りを投げつけなければねえ。

麒麟がくるの道三は、志は立派であると同時に、その器量の限界もまざまざと見せつけられるような気がします。

麒麟がくる第8話「同盟のゆくえ」のあらすじと感想。明智の荘。

帰蝶自ら『尾張へ行けと光秀自身が言え』というあたりは、帰蝶自身が光秀に未練を持たないようにという帰蝶自身の決意でもありましょうか。

光秀と帰蝶。

ということは、帰蝶も光秀のことが好きだったのでしょう。

幼馴染には恋愛感情は芽生えにくいでうが、大人になればわかりませんよね。でも好きでも結ばれない時代だったですよね。

駒がそのことを指摘していましたが、帰蝶は光秀と結ばれる可能性は薄いということを遠回しに言っていました。それはその通りですよね。

確かに光秀と帰蝶はいとこ同士ですから、幼馴染という設定でも違和感はないのかもしれません。

光秀の母・牧。

天下泰平の江戸時代ですら、平均寿命は48歳、つまり50にも満たなかったといわれています。

まして戦国時代ですから、戦などで死ぬ人間の数はあまたといったところでしょう。

(実際にこの時代、5人中3人は大人になることなく死亡したといわれています)

その中で牧も夫に先立たれつつ、残された光秀などを育てた自分の経験から、「どれだけ好きな人であっても、いつ先立たれるかわからない。

自分自身のことよりも大事なのは、この土地であり、山であり、国ぞ」

普段は温厚な母親からの力強い諭しを受けて、光秀は帰蝶に尾張へ嫁に行くことを進めるわけですね。

自然の前ではどれだけ人間が無力かというのは、昨今の世界を見てもわかります。

その中で人間は現実と折り合いをつけて生きるわけですが、今も昔もそのあたりは、あまり変わっていないようにも感じます。

やはり大事なのは政治力かもしれません。

光秀と菊丸。

光秀と菊丸はどういう縁なのか、しばしば顔を突き合わせますね。

もちろん菊丸は人間として光秀のことを好いてはいますし、光秀も菊丸のことはかっているのでしょうけれども。

とはいえ、ちょっと尾張が狭いような気がしますが。

普通はこうも都合よく菊丸とは会えないはずですし。やはり熱田という、今でいうなら新宿の繁華街みたいな場所だから?

ともあれ考えてみれば、私も行きつけのショッピングモールで昔の友人と顔を突き合わせるから、わからなくもないのですがね。

麒麟がくる第8話「同盟のゆくえ」のあらすじと感想。道三に伝える。

秩序を重んじる性格の高政は光秀が帰蝶に嫁入りを進めたことに不満げです。

光秀と斉藤高政。

ただでさえ当初は『光秀が道三に尾張との同盟を真っ向から反対した』というあらぬ尾ひれを信じて大喜びしたわけですからね。

この頃から、高政と光秀の確執の伏線があるとは思えるのですが、当初からこのような確執があるとするならば、むしろ仲が悪いという設定のほうが整合性あってよかったかもしれません。

光秀が高政より才があったのは事実なようですけれども、実は高政は光秀に嫉妬していた、とか。

のちの物語でも、高政が光秀に何度も裏切られ、それでも自らの配下に入れようとする姿を見ていると、高政が逆に不憫(ふびん)なような気がしてなりません。

光秀と土岐頼芸。

貴族然として頼りない頼芸を、光秀が尊敬できないのも当然といえましょうか。

政治家然とはしていて、光秀の言を遠回しに受け入れるのはさすがというべきなんでしょうけれども。

やはり深吉野が指摘したように、頼芸は道三が怖くて、表立って逆らえなかったのでしょうかね。

頼芸は道三に表立って逆らえない気弱さと、その裏で様々な策略をめぐらして道三を追い落とそうとする卑屈さがありますが、そこはどこか現在の政治でも行政でも同じことが起きているように見えますね。

とはいえやがてばれて、手持ちの鷹をすべて殺されて、おびえて逃げるさまは、どこか滑稽とでもいえましょうか。

頼芸の狙い。

守護・土岐頼芸も光秀には敵対視しています。そんな頼芸に光秀は尋ねます。[char no=”5″ char=”光秀”]尾張の熱田に行ったことはありますか?[/char]と、頼芸はあると応えます。

光秀は語ります。熱田の市や港がいかに賑わっているか、いかに流通が盛んであるか?光秀は詳細に語るのです。

そして、あの豊かな国と戦って果たして勝つことができるのか?いっそう尾張と手を結び美濃が傷つくことなく豊かになればそれはそれで良いのではないか・・と。

しかし、美濃の守護・土岐頼芸は道三に対して敵対しているので、道三の息子・高政を利用することしか考えていません。

長谷川博己さん演じる明智光秀はこの時点では高政の真の狙いは何なのか?は解っていないようです。

いかがでしたか!?8話「同盟のゆくえ」を再視聴したい時は、こちらからをお読みください。

まとめ。

いよいよ帰蝶は、信長のもとへ嫁ぐことになりました。

その中で帰蝶は信長に惹かれていき、やがて信長を守ろうと様々な策略をめぐらすようになるわけです。

これはもう二度と土岐頼純の二の舞を作りたくないという思いがあったからなのでしょうかね。

光秀も妻となる煕子と結ばれて、この織田家と明智家の家がどのような結果になるかは既に歴史で解っていることです。

「麒麟がくる」でそのプロセスを見る事ができるのがとても楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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