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「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人

「鎌倉殿の13人」第29話は「ままならぬ玉」です。そのあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

御家人たちを統べていた梶原景時が正治2年(1200)1月20日討ち死にしました。

「鎌倉殿の13人」第28話は「名刀の主」

その3日後に三浦義澄がそしてあとを追うように安達盛長もその生涯を閉じるのです。

これで「鎌倉殿の13人」の宿老のうち、中原親能が出家し最初に抜け9人となりました。

この先も北条と比企の衝突は避けることはできません。義時はどうするのでしょうか?

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「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ(ネタバレ)の概要。

放送:7月31日
視聴率:11.9%(▼1.0%)

義時の推察通り、京へ向かった景時は、義時が放った追っ手と戦い討ち死にしました。

景時がいなくなったことで否が応でも比企と北条の対立は深まっていきます。その間に立って丸く収めるのが義時の役目になりました。

景時が討ち取られた三日後には、病の床にあった三浦義澄も身罷り、更にその数日後に頼朝に最も長く使えた盛長も亡くなりました。

鎌倉を支えてきた宿老の一角が崩れたことにより、権力が大きく振り子のように揺れています。

一体、だれがそれを止めるのか。鎌倉の行く末は、まだ見えてきません。

13人の宿老から4人がいなくなりました。評議は当初の勢いを失い、頼家の抑止力は弱まっていきます。

義時は北条と比企の争いの激化を懸念し、頼時と比奈に決意を語ります。

そんな中、つつじが源頼家の次男・善哉(後の公暁です)を出産し、三浦義村が乳母夫となります。

御家人たちのパワーバランスが崩れ始めていく鎌倉で、比企能員は長男・一幡が嫡男だとけん制します。

しかし、北条時政は、りくから政子の次男・千幡を跡継ぎにする策を考えて全成にあるお願いをするのです。

これが後々とんでもないことになるとはこの時点では解りませんでした。

「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ。その時、頼家は。

正治2年(1200年)頼家の正妻・つつじが男の子を生みます。頼家にとっては第二子です。

善哉と名づけます。後に実朝を暗殺する公暁ですね。乳母夫は三浦義村が任じられました。

ここから頼家の跡継ぎをめぐっての権力闘争が始まります。比企能員は頼家の長男一幡こそが嫡男であるとけん制します。

一方、北条家は一幡でも善哉(公暁)でも得にはならないので、政子の次男・千幡を頼家の跡継ぎにとけん制します。

善哉は後の公暁で、千幡は後の三代鎌倉殿実朝です。

源氏嫡流が揃ったところで源氏滅亡がはじまる第29話「ままならぬ玉」の週です。

もちろん、「ままならぬ玉」とは頼家のことでしょう。

鶴岡八幡宮の大銀杏で知られる、公暁による三代実朝暗殺が発生し、公暁も落命して源氏は滅亡するのです。

その裏で公暁を操ったのは北条なのか三浦なのか、それとも義時なのか?鎌倉最大の謎の始まりです。

 公暁役は寛一郎で、父佐藤浩市が演じた上総広常は15話で梶原に殺されましたね。

頼家の行動。

「これからは、好きにやらせてもらう」 老宿たちが次々に亡くなったことが、頼家の身勝手さに拍車をかけます。

老宿達が評定しているさなかの議案を取り上げ、詳細も聞かずに処罰を決めるなど、目に余る行為を繰り返していました。

頼家の無策。

また更にこの年、坂東の地を台風が襲い、多くの被害が出ていました。

作物が取れずに農民たちは困窮していましたが、頼家は一向に手を討とうとはしません。

それどころか蹴鞠に興じる始末。

ついに頼時は「もっと他にやることがあるのでは」と苦言を呈しますが「蹴鞠は遊びではない」と耳を貸しません。

一方、義時に命じられ、伊豆での訴訟事を任された頼時。

貸した証文があると主張する武家側と、台風の被害で作物が作れず返したくても返せないのだと訴える農民側。

双方の意見を聞いた頼時は、証文を破り捨て、鎌倉として武家側にも農民側にも米を与えるという判断をくだします。

この裁きは代官・農民双方を安心させ評判を呼びますが、この噂を聞きつけた頼家は面白くありません。

頼家が北条頼時の名を改名。

褒美と称して、頼時の名を「泰時」に改めるよう申しつけたのでした。

頼時の「頼」は頼朝からもらったもの、納得のいかない頼時ですが、逆らうことはできませんでした。

頼家の心の変化。

頼家は景時からのアドバイスを受けて「人を信じない」とひとまず宣言します。

しかし、まだ宿老たちや御家人たちとの人間関係のバックグラウンドがまだありません。

まだまだこれからだというところで、政子の「誰も信じていないけれど心の底では信じたい人物」評が効いてくるのです。

そしてせつの真っ直ぐな思いの吐露と、義時の優しい助言に心を溶かされ、「わしは弱い。信じてくれるものを頼りたい」という、素直な本音を吐露していましたね。

この頃、頼家の心はつつじとの間の子・善哉に傾き、全くせつや一幡に会いに行こうとはしませんでした。

それを知った政子は、せつを呼び、頼家の心のうちを代弁します。

「信じてないけど、信じたいのです」だからこそ、嘘偽りなく心を伝えれば必ず頼家の心は動く、と。

頼家に訴える「せつ」

せつは政子の教えを守り、せつの後ろにいる比企の家が煩わしいのだと憤る頼家に想いをぶつけます。

「跡継は嫡男(善哉)で結構!私はただ、あなた様とお話しがしたいのです。私と一幡を傍に置いて欲しいのです。

比企は関りございません!そういう者もおるのです」と訴えます。

心から頼家を思う気持ちに、かたくなだった頼家の心はほぐされ、せつを大切にすると決意するのでした。

しかし、この決断で頼家が嫌う「家」同士の戦いが始まるのです。

頼家は征夷大将軍に。

建仁2年(1202年)7月。頼家は征夷大将軍に任官しました。頼家は「わしは一幡を跡継ぎにする」と宣言します。

頼家の「2つの顔」。

頼家の2つの顔の1つは、北条頼時から泰時へ改名させた時の嫉妬心を募らせ卑屈に歪んだ顔ですね。

もう1つの顔は、義時と叔父・全成に心を開いた時の、まだ子供らしさの残る邪気のない表情です。

若くて未熟で危うい鎌倉殿の2つの顔を見せた29話でしたね。

「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ。その時、時政は。

予告編では時政が涙を流しながら「次郎ー!!」と叫んでいるシーンがありました。

鎌倉殿の13人で「次郎」とは、北条の娘婿で武士の鑑と評される畠山重忠がいます。

はたして畠山の退場週になるのか?

もう一人の次郎は時は、三浦の父義澄です。長きに親友として鎌倉を盛り立ててきました。

予告編ではわかりませんでしたが、やはり三浦義澄でしたね。

その後も、北条と三浦はエンディングの紀行で横須賀を紹介するとに義澄の墓と義村を祭る神社を紹介していました。

時政とりくの行動。

跡継ぎが一幡になっても善哉になっても北条には何の得にもならないと考えた時政とりくは、全成に呪詛を頼みます。

時政は比企に呪詛をかけるつもりでしたが、りくの狙いは頼家でした。

「命までとろうとは思っていません。病でしばらく床に臥せって頂ければよいのです」 。

気乗りしない全成ですが、自分が乳母を務める千幡を頼家の跡継ぎにと言われ、渋々と頼家への呪詛を引き受けてしまいます。

「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ。その時、義時は。

義時は、嫡男の頼時が頼家の側にいることを懸念し伊豆のもめごとの調整役の命を出します。

頼時は立派な仕事をするのですが、鎌倉に帰って来た時、頼家は頼時の名を改め泰時と改名するのです。

義時の行動。

実衣から全成の様子がおかしく、怪しい人型を作っていることを聞いた義時は、時政とりくを訪ねて行きました。

「全成殿は呪詛をかけているのでは?」と時政に問います。 始めはとぼける時政でしたが、すぐにぼろがでてしまいます。

懲りないりくと義政に義時は「余計な事はもうやめて頂きたい!比企と争うときは終ったのです!」と訴えます。

ですが、「そんなことは比企に言うてくれ」と時政もりくも理解を示しません。

義時は頼家に助言。

一方、気乗りしないまま呪詛を続けていた全成が新たな呪詛のための人型を埋めに行ったとき、ある光景を目にします。

頼朝を超えようとするあまり苦悩する頼家と「お父上を超えたいのなら、人を信じるところから始めてみてはいかがでしょう」と諭す義時の姿でした。

「わしは一幡を跡継ぎにする。比企の顔色を窺っておるのではない。

せつだ。せつは強い。父上が母上と手を携え鎌倉をつくったように、せつとなら鎌倉をまとめていける気がする。

私は、弱い。信じてくれるものを頼りたい。」

そう決意を新たにし、蹴鞠の指南役である知康に毬を返します。

義時は頼家と知康を井戸から救う。

しかし、その毬を取ろうとした知康が誤って井戸に落ち、それを助けようとした頼家まで落ちてしまいます。

必死に縄で井戸から引き揚げようとする義時ですが、縄はか細く今にも切れそうです。

このままほっておけば頼家は井戸に落ち、全成の呪詛は成功です。

しかし全成は我慢できず、助けに入ります。

2人を助けたあと、晴れ晴れとした表情で「呪詛はやめる」と実衣に宣言し、実衣もそれに安堵したように微笑みます。

呪詛の人型は全部回収してきたかと問う実衣に、勿論だと答える全成でしたが、実は一つだけ回収し漏れた人型があったのです。

「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」の感想。

今回も頼家のダメっぷりが浮き彫りになった回でしたね。

農民と武家との揉め事を見事に仲裁した頼時に嫉妬して名前まで変えさせちゃってどんだけー?!

それだけ、頼朝の存在が大きく、頼家は頼家なりにもがいているのだとは思うのですが、なんだかなぁと思ってしまいますね。

さらに、比企と北条の「そんなことより、今の鎌倉殿をなんとかしなさいよー!」と怒鳴りたくなるような跡目争い。

呪詛も厭わないりくの怖いこと怖いこと…。

全成も断ればよいのに、実衣の笑顔を見たいがために引き受けてしまう。なんとも切ないですね。

頼家のダメっぷりゆえに、あちこちで押される地獄のピタゴラスイッチ。

善児の跡目のトウも登場し、これからどう暗躍するのでしょうか。

今回のちょっぴりコメディパートは、義時の「おなごはキノコが大好きだ」発言でしたよね!

あなたそれで八重さんの時に大失敗してますよー!と笑いを禁じえませんでしたね。

そんなコメディパートから一転して、何より気になるのが、全成が回収し漏れてしまった人型を拾ったのが誰なのか。

比企の者か、北条の者か、はたまた頼家自身なのか…ドキドキの展開を残して終わった第29話でしたね。

視聴者の感想。

まとめ。

頼家が「もう蹴鞠には逃げない」と言った夜明け、御所の庭に薄明かりがさしています。

床下に一体、回収し忘れ残った木人形が浮かびあがりその木人形を持ち出す人影で終わりました。

次週は、⇒「鎌倉殿の13人」第30話「全成の確率」

全成が呪詛を行っていたとが頼家に知られてしまいます。陰で糸を引いているのはどうやら比企の様子。

比企と北条の対立がさらに悪化し、ついに義時も動き始めます。

全成はどうなってしまうのか?義時はどう動くのか、そして鎌倉はどうなっていくのか、ドキドキしながら、次週を待ちましょう!

次週はこの木人形でまたまた争いが始まるのです。

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