「鎌倉殿の13人」第30話は「全成の確率」です。そのあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
建仁3年(1203年)3月。蹴鞠の指南役・平知康が京に戻る日が近づき、義時の弟・北条時連は最後の稽古をしていました。
この時の、知康とのやり取りから、時連はその後「時房」と改名するのです。
さて、先週は御所の寝殿の縁の下に人形が置かれ誰かの手がその人形を取り出そうとしていました。
比企能員はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強めていくのです。
⇒「鎌倉殿の13人」第29話「ままならぬ玉」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
※あらすじと感想は7月7日の視聴後に掲載します。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」のあらすじ(ネタバレ)概要。
\#鎌倉殿の13人 あらすじ/
第30回「全成の確率」
公式HPでは フォトギャラリーなどのコンテンツもお楽しみいただけます。
あす8月7日(日)
[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#小栗旬 #小池栄子 #坂口健太郎#山本耕史 #佐藤二朗 #坂東彌十郎 #宮沢りえ ほかhttps://t.co/QapSaVSAck— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) August 6, 2022
視聴率:
30話では、源頼家に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける全成がいます。
夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣が父・時政(坂東彌十郎)を追及した時、名乗り出ようとしますが「りく」に止められます。
義時は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠の助力を得ながら三浦義村と和田義盛に相談します。
義村は早速行動に移すのです。30話から北条家と比企家の争いがかなり表面化してきます。
ここからの大きな変化は女性たちの動きです。
26話までの平家と争っている時期が長かった頼朝時代は、平家と戦う、源氏の仲間と戦うなど「外で戦う」ことを描いていました。
頼朝時代を第1章とすれば、女性の存在はただ案じることしかできないことが多かったと思います。
しかし、27話からは舞台の中心は鎌倉です。
第2章は「家」を描くドラマになりました。そしてそこに女性の存在も目立つようになるのです。
時政を操る妻・りく。
義時に「鎌倉の中心」とされた政子。
ただあなたの傍にいたいだけ」という真っ直ぐな思いで頼家の心を動かしたせつ。
鎌倉を動かしていくのは女性。その活躍にも注視しながら視聴していきます。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」のあらすじ(ネタバレ)。その時、頼家は?
頼家は急な病に倒れてしまいます。この病がもとで鎌倉が混乱の渦に巻き込まれていくのです。
比企能員は縁の下から回収した人形を頼家に見せ、北条が仕組んだ仕業だと訴えるのです。
⇒頼家は全成を流罪、実衣は罪に問わないと言い渡す。しかしその後全成は死罪を申し付ける。
⇒頼家の意向は御家人たちの所領の再分配。
⇒頼家は比企に手本を見せろと迫る。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」のあらすじ(ネタバレ)。その時、時政は?
時政は責任を感じ全成を許してもらおうとします。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」のあらすじ(ネタバレ)。その時、義時は?
義時は畠山と作戦を立て、戦支度を整え、比企が攻めてくれば応じる構えを見せます。
その時、声をかけたのが三浦義村と和田義盛でした。
⇒比企能員と対決する覚悟を決める。
⇒頼家が死んで得するのは比企能員、頼家に従えば所領は大きく減る。断れば今の立場が危ない。
⇒能員は頼家亡きあとは頼家の長男一幡が鎌倉殿になる。
義時は比企の魂胆を頼家が直接聞くのが良いと考え近くに呼んでいましたが、すでに頼家は意識不明の状態でした。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」のあらすじ(ネタバレ)全成の壮絶な最期。
/#吾妻鏡
建仁3年(1203)6月23日条
\
源頼家の命により、八田知家が阿野全成を誅殺しました。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/RCmZuxyvDN— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) August 7, 2022
第30話「全成の確率」で壮絶な最期を遂げた阿野全成。本当に悲しい、すてきな最期でした。
全成の最期も「実衣」の赤。
全成が実衣と一番最初に会った時も「赤」がとっても似合う実衣に惚れました。
そして、陰陽師でもある全成のその時の呪詛の効き目はありませんでしたね。
しかし、全成の最期は陰陽師の呪文は嵐と雷を呼び込みました。しかし残念ながら八田知家の一刀でその生涯を終えたのです。
ドラマエンディングで、全成が斬られ横たわって流れた血が見えた時、日の光が彼の顔に挿していました。
全成はずっと実衣ちゃんに「君は赤が似合うね」と言ってきました。最期まで実衣を思い出していたのですね。
全成と実衣夫婦。
全成・実衣(宮澤エマ)夫婦に隙間風が吹く時期もありました。
それは第25話「天が望んだ男」での出来事でした。この25話は頼朝の実質的なラストシーンでした。
全成が、かつて恋のきっかけとなった実衣のラッキーカラー・赤を、頼朝に「忌むべき色」と伝えた経緯で、実衣が嫌がるそぶりを見せた頃でした。
宮澤エマは思わずハッとするほどきめ細やかに実衣を演じていました。
ただ、そんなこともあった2人でしたが身の丈の幸せを追い求めていました。
しかし、29話は悲劇へと転じてしまいました。
鎌倉殿の13人第30話「全成の確率」の感想。
まとめ。
次週は、鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」です。頼家はどうなるのでしょうか?
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。