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「鎌倉殿の13人」第31話「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

第30話「全成の確率」では頼家は急な病に倒れてしまいます。この病がもとで鎌倉が混乱の渦に巻き込まれていくのです。

建仁3年(1203年)7月。頼家は重い病状で回復は期待できません。

鎌倉では第2代将軍・源頼家の後継者をめぐり北条と比企の争いが激化しています。

比企能員は、せつが生んだ長男・一幡を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になっています。

しかし、大江広元らは取り合ってはいません。

一方、義時は妻の比奈に頼んで比企の動向を探り、三浦義村に相談を持ち掛けるのです。

そんな中、政子のもとに北条時政と”りく”らが集まって・・・。

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鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)。

病に倒れた頼家の意識は一向に戻りません。

医者の見立ても頼朝の時と同じ事であることから、早くも跡継ぎ問題が勃発しました。

北条と比企の対立も如実に大きくなり、鎌倉に戦の匂いが漂い始めたのです。

放送:8月14日
視聴率:12.1%(△0.7%)

もはや鎌倉は後継者争いの枠を超えて、御家人たちの権力闘争になってきました。

「鎌倉が二つに割れる」。

そんな中、京の寺で修行中の全成の嫡男が父の陰謀に加担した疑いで殺されました。

比企の指図(さしず)であることは明白でした。

義時は源頼朝のような冷酷さをもって比企を滅ぼすことを計画します。

比企を滅ぼす義時のその眼に、頼朝と一緒に過ごした時の義時の面影は残っていません。

感情の昂りを抑え、淡々と事を進めていく義時の姿にはどこか恐ろしさを覚えるのです。

そして、エンディングで義時が見せた鋭い眼光は、鎌倉幕府の実権を握る“北条義時”として覚醒した瞬間でした。

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)。その時、頼家は。

建仁3年(1203年)7月。頼家は重い病状で、回復は期待できそうもありません。

頼家の正妻は、源氏の血筋の”つつじ”です。頼家にもしもの事がおきれば跡取りは”つつじ”の子公暁となります。

頼家が信頼した”せつ”

頼家は”せつ”の言葉を信じていたと思います。奇跡的に頼家が目を覚すと、

「すぐにでも一幡に会いたい。せつを呼べ」頼家の回復に喜ぶ医者と、戸惑いを隠せない義時たち。

「頭がぼんやりする…」そう己の頭に触れた頼家は、剃髪されたそれに驚愕します。

全てが終わったあとに頼家の意識が回復したのは、神仏のご加護か、それとも地獄の鬼の悪ふざけなのでしょうか。

頼家の病。

重い病ではあったがエンディングで奇跡的に回復します。

イントロでは、汗をかくのは「生きよう」とする証だと医者はいうものの、一向に容体の戻らない頼家。

頼朝の時と全く同じ様子に、周囲は諦めをつけ、意識のないまま床の上で出家させました。

着々と三代目鎌倉殿を即位させる準備が整う中、奇跡的に頼家が目を覚まします。

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)。その時、時政は。

時政は義時から千幡(後の実朝)はまだ幼いので鎌倉を率いる覚悟があるかと問われると・・・

「ある!この先は北条を守り抜いて見せる」と応えます。

時政は比企に和議を申し入れます。しかしこれは罠であったのです。比企能員は時政の策略にはまり、逃げ場を失うのです。

時政VS能員

この段階で次の鎌倉殿の候補となりえるのは、比企のついている一幡、三浦のついている善哉、北条のついている千幡の三人。

後継者争いは同時に御家人同士の権力闘争の場でもありました。

頼家が倒れた後、比企は娘のせつと頼家の子の一幡こそ次の鎌倉殿だと朝廷に働きかけようとします。

義時はそれを阻止するべく千幡を鎌倉殿にし、比企との権力争いに幕を引こうとしました。

まだ幼い千幡が鎌倉殿となれば、その後見として政を司るのは北条です。

その覚悟はあるのかと義時に問われた時政は「ある」と即答します。

「儂には大事にしているものが三つある。伊豆の地とりくと息子たちと娘達じゃ。その三つを死に物狂いで守る。それが儂の天命じゃ」

しかし、時政は義理の息子である全成を死に追いやってしまい、実の娘である美衣にも辛い思いをさせてしまったと悔いていたのです。

「もう二度とこんな真似はしねえ。この先は北条を守り抜いてみせる。鎌倉のてっぺんに立って北条の世を作ってみせる」

時政は本心を吐露し、義時と共に比企を倒し鎌倉の頂に立つ決意をしたのでした。

比企の乱。(北条VS比企)

30話では実衣の夫で頼朝の弟・阿野全成が頼家への謀反の罪で誅殺(ちゅうさつ)されると、北条氏と比企氏による頼家の後継者争いが表面化します。

最初は頼家を推す比企氏が優位にたっていました。

しかし、頼家が病に倒れたことで様相が変わります。頼家自身も回復の見込みがないと悟り、死後の権力譲与を決定し出家します。(ドラマでは北条が段取りますね)

それは能員の娘と頼家の嫡男・一幡に千幡(実朝)より多く譲与されるというものでした。

不服なのは千幡(実朝)の乳母夫である北条氏でした。時政は能員を自邸に招き殺害。

また義時が一幡を殺害しました。

頼家は奇跡的に回復しましたが、将軍職を追われ伊豆の修善寺に幽閉、その後暗殺されました。

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)。その時、義時は。

先に刃を向けてきたのは比企だが、受けて立てば大戦になると思った義時は十歳の千幡を鎌倉殿に推します。

義時の行動。

義時たちは比企を滅ぼし、千幡を次の鎌倉殿に据える算段を整えようとしていました。

「千幡様は元服しても良いお年。御家人たちも納得する。それが叶わなかった時、初めて兵を用いる。」

北条に近しい者達も納得する中、義時は更なる一手を打ちます。

義時の策とは?

東国と西国に墨で訳引いた地図を広げてみせ「鎌倉殿のお役目を、千幡様と一幡様で2つに分けるというのは?

関東28カ国の御家人は一幡様に、関西38カ国の御家人は千幡様に仕えさせます。」と提案します。

その時、「鎌倉殿は一幡様、ただ御一人」比企は激怒し、地図を破いて出ていってしまいます。

義時は部屋に残った御家人たちに念押しするように言いました「方々、拒んだのは向こうでござる」。

これで大義名分がたったと義時は比企を滅ぼす決意をします。

義時の策の実行とは?

北条と比企の交渉が決裂した翌日、義時は時政の名で比企に和議の申し入れをしました。

時政と話をしようと北条の館にやってきた比企能員を、義時をはじめ北条の面々がぐるりと取り囲みます。

「比企能員、謀反の罪で討ち取る」義時が重々しく言い、御家人たちが斬りかかります。

比企の首を討ち取ったことを政子に報告した義時は、そのまま比企の館に攻め入ることを伝えます。

政子からは一幡の命は助けるよう願われ、それには「仏門に入っていただだく」と答えていた義時でしたが、内々に息子である泰時にはこう命令していました。

『戦になったら、真っ先に一幡様を殺せ。生きていれば、必ず災いの種となる』。

政子の居室で待つ義時のもとに、時房が現れ「全て終わりました」と報告します。

これにて、比企と北条の戦いは幕を引き、比企の乱が終わる事となったのです。

善児とトウが登場。

北条の軍勢が比企の舘を取り囲みました。

能員の妻・道はまず比企尼を逃がし、”せつ”には一幡とともに生き延びよと因果を含めて立ち去らせます。

その時、今は義時配下になった善児と弟子のトウが飛び出しトウはためらいもなく”せつ”を切り捨てるのです。

そして、善児は一幡をジーと見つめ・・・

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)。義時VS能員。

義時は宿老たちとの会議で、鎌倉殿を頼家の弟・千幡と頼家の息子・一幡で2つに分けるという提案をします。

能員はその提案を示した図を破り捨て義時の案には不賛成で退けます。

もちろん、義時ははなから能員がこの提案をのむとは思ってはいません。比企を滅ぼすための口実が欲しかったのです。

義時が大江広元ら宿老に「拒んだのは向こうでござる」と念を押したとき、泰時は義時の意図を察するのです。

義時の命令。

義時は泰時に「真っ先に一幡様を殺せ」と命を下します。

泰時はとまどい、たじろぎますが、義時の命は一切揺るがありません。

また、義時は比企の動向を探るために妻の比奈をも利用します。まだ若く、誠実な泰時には義時の非情な決断が理解しきれていない様子でした。

しかし、頼朝の下で経験を積んできた義時にとっては、非情な決断こそが望む未来をもたらすとの信念があります。

そして、義時は能員を討ち取ったのです。

義時が思い出す兄の言葉。

31話では、頼朝の教えを忠実に守り、冷血な決断で能員を討ち取った義時の耳に、兄・宗時の声が蘇(よみがえ)りました。

宗時:「坂東武者の世をつくる。そして、そのてっぺんに北条が立つ」

兄・宗時の野心を引き継ぎ、頼朝に付き従ってきた義時。義時が覚悟を決めたその眼光には非情な人間が映っていました。

義時と政子。

政子:「これでよかったのですね」

義時:「よかったかどうかは分かりません」 「しかし、これしか道はありませんでした」

義時と政子が交わす言葉でした。義時は今までは姉の政子の前でふいに“弟”の顔になることがありました。

父・時政とのやり取りでも同様なことがありました。しかしこの政子との場面で見せた義時の顔つきは違いました。

北条の未来を築くために覚悟を決めた者の顔でした。

鎌倉を北条家で守り抜くその覚悟があえて比企を滅ぼすことを選んだのでしょう。

鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」の感想。

今回も見応えのある回でしたね!義時と泰時が、まるでかつての頼朝と義時のようでした。

義時が冷酷な言葉を口にすればするほど、かつても頼朝がどんな気持ちで義時に接していたのかがわかって胸が熱くなりました。

そして、気が付いたのですが、「鎌倉殿の13人」に出てくる女性は、皆強い!

王道の「戦はいやです~」とヨヨヨと泣き崩れるような女性がいないですね!

夫と息子を殺された実衣は「すぐにでも比企を滅ぼしてください。首を撥ねて大きい順に並べるの」と言うし、

りくは時政を陰からあげまくるし、比企の妻のみちも、館に攻め入られたときに「兵を整え迎え撃て!」と指揮を執るし、

せつも殺されるとわかっていても凛とした姿で歩み出て短刀で泰時たちに斬りかかりました。

女性ゆえの強さというのが的確に描かれていて感動です。

そして今回のタイトルは「諦めの悪い男」でしたが、比企を追い詰めていく義時の行動を見ると、諦めが悪いと言うよりは、

念には念を入れているのでは…とちょっと怖くなる場面もありましたよね。

最後の最後で義時らに捕えられ「北条は策を選ばぬだけの事。そのおぞましい悪行は永劫消えまいぞ」と、

最後の言葉を言う比企役の佐藤さんの狂気に満ちた演技も秀逸でしたよね。

どの人物にもドラマがあるので、どの人物にも思い入れてしまって大変です。

まとめ。

次週は第32話「災いの種」です。遂に頼家は伊豆の修善寺に流され殺害されてしまいます。

まさかの回復をした頼家が真実を知ってしまうようです。

義時の「頼家様が息を吹き返される前に戻す。それしか道はない」という言葉が気になります。

善児は次女に抱かれる一幡をじっとみていただけで殺す描写はなかったですしね。

何が、そして誰が「災いの種」なのか、そんな悲しいストーリですが楽しみに次週を待ちます!

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