大河ドラマ2022年は61作目「鎌倉殿の13人」です。そのあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けしています。
「鎌倉殿の13人」は三谷幸喜が描く“予測不能”のエンターテイメント大河ドラマです。
平安時代末期の坂東武者たちがエリートの頼朝を頼りそして離れやがて北条家が鎌倉幕府を支える「鎌倉殿の13人」
第1話「大いなる小競り合い」の放送は1月9日でした。
そして、「鎌倉殿の13人」は12月18日放送の第48話「報いの時」で義時の最期が描かれました。
まさに、予測不能な壮絶な最期でした。
「鎌倉殿の13人」の史実は鎌倉時代の書「吾妻鏡」を参考に描かれています。ですが、史実でも詳細が分からない人物は三谷流のオリジナルキャストです。
その代表が梶山善さんが演じる「善児」と江口のりこさんが演じる「亀の前」でした。そして、「善児」の弟子として登場するのが「トウ」です。
善児は怖さ満点の人物として演出していますので番組の見どころの一つです。
そして大河ファンも三谷ファンも大変嬉しいニュースが飛び込んできました。テレビドラマの優秀な作品に贈られる「向田邦子賞」の授賞式が2023年5月に行われました。
【動画公開🎥】
🎊第41回向田邦子賞贈賞式🎊#三谷幸喜 氏が
『#鎌倉殿の13人』
で受賞🎉「本当にうれしいです。ありがとうございます。
向田邦子さんは、僕にとって憧れであり目標です。」#向田邦子賞 pic.twitter.com/s7XCBcw3HN— 東京ニュース通信社 PR担当 (@tokyonews_pr) May 25, 2023
さて、「鎌倉殿の13人」の最終話はご覧になりましたか?義時最期のシーンは壮絶で政子の泣き声の瞬間は号泣でした。
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- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。承久の乱へ。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。実頼が鎌倉殿に。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼家が鎌倉殿へ、そしてその最後は?
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝の最後。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。八重と大姫の最期。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝は鎌倉殿に。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。八重の懐妊から義高の最期。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。左殿から鎌倉殿へそして義時の愛。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝が挙兵、いざ鎌倉へ。
- 「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝が挙兵する前。
- 鎌倉殿の13人とは?
- まとめ。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧。
鎌倉殿の13人で最後まで残るのは「北条義時」と栗原英雄さんが演じる「大江広元」です。
脚本の三谷幸喜は2004年「新選組!」、2016年「真田丸」に続く6年ぶり3作目です。
小栗旬は8作目にして大河初主演です。
三谷幸喜さんは誰もが知る歴史上の人物ではなく、それでも日本史として重要な役割を果たした人物にスポットを当て書いてくれるのでとても勉強になりますよね。
前作の2016年に放送した「真田丸」「天正壬午の乱」も「本能寺の変」の後、関東の武士たちの勢力図を細かく分析し描いていました。
歴史的な重要人物だけでない武将も取り上げ歴史の深さを教えてくれましたね。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。承久の乱へ。
承久の乱が起きたのは、源頼朝の死後22年経った承久3年(1221年)です。
この戦いの後、朝廷と幕府の力関係が逆転したという歴史的に意義ある出来事でした。この史実を三谷さんが残り3話でどのように描くのか?大注目です。
第48話「報いの時」義時の最期。
視聴率:12.7%(△0.8%)
遂に最終話になりました。北条義時の最期が描かれます。
⇒「鎌倉殿の13人」第48話「報いの時」のあらすじ(ネタバレ)と感想
第47話「ある朝敵、ある演説」政子の演説
視聴率:11.9%(△0.6%)
幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京が描かれます。そんな中、鎌倉では政子の演説が行われました。
⇒「鎌倉殿の13人」第47話「ある朝敵、ある演説」のあらすじ(ネタバレ)と感想
第46話「将軍になった女」政子が尼将軍に。
視聴率:11.3%(△5.1%)
実朝死後、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇が藤原兼子、慈円と共に今後を見据え鎌倉への圧力を強めていくのです。
⇒「鎌倉殿の13人」第46話「将軍になった女」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。実頼が鎌倉殿に。
実朝が12歳で3代征夷大将軍に就きますが、執権は北条時政で実質の政治を取り仕切ります。
北条の力は増々大きくなります。
第45話「八幡宮の階段」実朝暗殺。
視聴率:6.2%
雪が降りしきる夜になりました。源実朝は鶴岡八幡宮本宮での拝賀を終えて廊下に出ました。
大階段上の楼門前には公卿五人と大刀持ちが控えています。
⇒「鎌倉殿の13人」第45話「八幡宮の階段」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第44話「審判の日」。公暁の計画。
視聴率:11.0%(▼0.5%)
静まり返った鶴岡八幡宮の御堂で、公暁が図面を広げ、三浦義村、義村の弟を前に練り上げた計画を語っていました。
⇒「鎌倉殿の13人」第44話「審判の日」のあらすじ(ネタバレ)と感想
第43話「資格と死角」。公暁が帰ってくる。
視聴率:11.5%(△0.2%)
建保5年(1217)6月20日条 源頼家の息子である公暁が、園城寺から鎌倉に到着しました。
円城寺で修行していた頼家の遺児・公暁が、鶴岡八幡宮の別当となって6年振りに帰ってきました。
このことが、新たな悲劇を生むことになるのです。どこまで描くのか?注目です。
⇒「鎌倉殿の13人」第43話「資格と死角」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第42話「夢のゆくえ」。実朝の決意とは?
視聴率:11.3%(±0%)
和田合戦から1年が過ぎました。実朝は頼盛の壮絶な死を目の前にして戦のない鎌倉を目指したのでしょう。
決意を新たにした源実朝は、後鳥羽上皇を手本として人任せ(義時任せ)にせず自らが政に裁定を下すことを決意します。
⇒「鎌倉殿の13人」第42話「夢のゆくえ」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第41話「義盛、お前に罪はない」。和田合戦が勃発。
視聴率:11.3%(±0%)
和田義盛が「鎌倉殿に約束をしたのだ。決して戦は起こさぬと」と語り、妻である巴御前がその横で涙を流しています。
一方、義時は「これを謀反と言わずして何というか」と冷徹な声が聞こえます。
遂に勃発「和田合戦」
⇒「鎌倉殿の13人」第41話「義盛、お前に罪はない」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第40話「罠と罠」。和田合戦の火蓋。
視聴率:11.3%(▼0.7%)
閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子の進言に心を躍らせ、慈円と共に笑みを浮かべています。
鎌倉では思惑通りに重い負担に御家人らの不満は高まりまり反発します。
⇒「鎌倉殿の13人」第40話「罠と罠」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第39話「穏やかな一日」。実朝の和歌。
視聴率:12.0%(△0.3%)
義時と後妻・のえとの間に生まれた男子(のちの北条政村)はすくすくと育ち、成長していました。
実朝は当時の重い病気である「ほうそう」にかかり命の危機に瀕していましたが、幸い病は回復しました。
⇒「鎌倉殿の13人」第39話「穏やかな一日」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第38話「時を継ぐ者」。牧氏の変。
視聴率:11.7%(▼0.9%)
時政に連れ去られた実朝を義時の舘に連れ戻します。遂に「牧氏の変」が描かれ、執権時政とりくは退場しました。
時政は知っていました。この策が成功することはありえないと。
悪女として名高い宮沢りえさんが演じる可愛い「りく=牧の方」も退場してしまいました。
宮沢りえの演技を見ることができないのは残念ですね。
⇒「鎌倉殿の13人」第38話「時を継ぐ者」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第37話「オンベレブンビンバ」。親子の戦い。
視聴率:12.6%(△0.2%)
元久2年(1205)閏7月19日 牧の方(りく)が悪だくみを考え、平賀朝雅を鎌倉殿にして現在の将軍家(源実朝)を滅ぼそうとしているとのウワサが鎌倉に流れました。
北条親子の対立が表面化してきます。義時の父・時政は妻の「りく=牧の方」に言いなりになった感です。
時政にとっては悲劇です。
⇒「鎌倉殿の13人」第37話「オンベレブンビンバ」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第36話「武士の鑑(かがみ)」。畠山重武の最期。
視聴率:12.4%(△1.2%)
吾妻鏡 元久2年(1205)6月22日 畠山重忠軍の奮戦により、時間が経過してもなかなか勝負がつきませんでした。しかし申の剋(さるのこく/午後3時~5時)も終わろうとするころ、愛甲季隆の放った矢が重忠を射抜き、重忠は戦死。事態は収まりました。
北条時政と畠山重忠との対立が増々表面化していきます。りくを信じる時政は、源実朝の下文を得て御家人を招集します。
遂に始まります。この週が来てしまいました。「畠山重忠の乱」
⇒「鎌倉殿の13人」第36話「武士の鑑(かがみ)」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第35話「苦い盃(さかずき)」。時政の独断の陰にりく。
視聴率:11.2%(▼0.7%)
源実朝と婚姻する後鳥羽上皇のいとこ・千世が鎌倉へ到着し婚姻が行われ夫婦の盃を交わします。
そして、いよいよ北条と畠山の争いの火ぶたが上がってきました。
⇒「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第34話「理想の結婚」。義時の3人目の妻「のえ」
視聴率:11.9%(△1.9%)
三代目鎌倉殿として文武政を学ぶ大人になった源実朝が登場します。それと並行して実朝の御台所選びが進んでいました。
源実朝と後鳥羽上皇のいとことの婚姻が決まります。しかし実朝はとても心配そうです。
⇒「鎌倉殿の13人」第34話「理想の結婚」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼家が鎌倉殿へ、そしてその最後は?
主人公の北条義時は、頼朝が落馬で命を落とす第26話「悲しむ前」までは野心とは無縁の北条家次男坊でした。
建久10年(1199)1月13日
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源頼朝が1月11日に出家し、1月13日に亡くなりました。
2代目の鎌倉殿は頼朝から頼家に移ります。頼朝亡き後の若き2代目鎌倉殿の苦悩を金子大地が演じています。
「鎌倉殿の13人」の長い、長い序曲が終わり御家人たちの権力争いが遂に始まります。
第27話「鎌倉殿と十三人」以降は義時がいかにして武士の頂点に上り詰めるのか?
新都・鎌倉を舞台に、13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げていきます。
“北条義時”は覚醒し鎌倉の内部闘争は増々激しくなってきます。
第33話「修善寺」で頼家の生涯は満21歳の若さで閉じました。
鎌倉殿は頼朝の嫡男である頼家が引き継ぎますが、御家人を治めるには若すぎます。そこで生まれた合議制の政治体制が十三人でした。
さて、鎌倉殿の13人の見逃し配信はNHKオンデマンドの「見放題パック」です。
第33話「修善寺」。源頼家と善児の最期。
視聴率:10.2%(▼1.6%)
鎌倉では源頼家の弟・源実朝を鎌倉殿とする新体制が始まりました。
北条時政が執権別当に就任します。しかし、時政が派手に権力をふるうので御家人たちは敬遠し始めます。
そして、エンディングでは頼家と善児の一騎打ちがあり二人ともその生涯を閉じます。
⇒大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第33話「修善寺」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第32話「災いの種」。比奈が退場、頼家は修善寺へ。
視聴率:11.8%(▼0.3%)
第32話では、比企を滅ぼした北条に憤りを露わにする頼家や、離縁を申し出る比奈の複雑な心中を描いています。
そして、善児がふいに見せた人間らしい表情なども印象に残るシーンです。
比奈は比企の血を引く身でありながら比企を滅ぼす手助けをしたことで傷心し、離縁を決意するのです。
比奈の退場はとても寂しいですね。
⇒大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第32話「災いの種」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第31話「諦めの悪い男」。比企能員の最期。
視聴率:12.1%(△0.7%)
義時は比企が力を持つことも鎌倉が2つに割れることも望んではいませんでした。
しかし、比企は北条に刃を向けたのです。
京の寺で修行中だった全成の嫡男・頼全が、父の陰謀に加担した疑いで殺されました。
それが比企の指図であることは明白で、受けて立てば大きな戦となる比企との争いをどう収めるのか?
義時は比企を滅ぼす策を考え実行するのです。
⇒大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第31話「諦めの悪い男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第30話「全成の確率」。全成の壮絶な最期。
視聴率:11.4%(▼0.5%)
頼家への呪詛を行ったことが露見し、全成は頼家の命により死罪。
八田とその御家人によって庭に引き据えられた全成は、ひたすら呪文を唱えています。
すると急に暗雲が立ち込め雷鳴が轟きました。
第29話「ままならぬ玉」。安達盛長と三浦義澄の生涯。
視聴率:11.9%(▼1%)
梶原景時が討ち死にした3日後に三浦義澄と安達盛長もその生涯を閉じました。
これで「鎌倉殿の13人」の宿老のうち、中原親能が出家し最初に抜けその後3名がいなくなったので9人となりました。
第28話「名刀の主」。梶原景時が討ち死に。
視聴率:12.9%(△1.2%)
頼家と宿老の不協和音はより一層深刻になるなかで、宿老の一人「梶原景時」が討ち死にします。
第27話「鎌倉殿と十三人」。権力闘争の始まり。
視聴率:11・7%(▼0.39%)
7月17日は第27話「鎌倉殿と十三人」です。カリスマ性と実力で鎌倉幕府を治めていた頼朝。
それに対し、正治元年(1199年)に鎌倉殿となった頼家はまだ若く、宿老13人が評議して、幕府運営を補佐することになりました。
しかしそこはまもなく、宿老たちの権力争いの場になっていくのです。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝の最後。
非情ともいえる頼朝も落馬によって26話で命が絶たれます。
7月3日の放送は第26話「悲しむ前に」でした。頼朝が静かに天に旅立っていきました。
大泉洋さんが演じた、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝。
その頼朝から統治のすべてを学んだ小栗旬さんの「二代目執権・北条義時」。
義時は武士の世を盤石にし鎌倉幕府を築き上げた人物です。ドラマは義時の生き様と彼の周囲の人々を描き出していました。
第26話「悲しむ前に」。頼朝静かな最期。
視聴率:12.09%(△0.7%)
遂に頼朝の火葬が行われます。頼朝の死は新たな権力争いのスタート。義時はドロドロした政治の世界をどのように調整するのか?
そして政子の立場はどうなるのか?北条と比企の争いが始まります。
第25話「天が望んだ男」。頼朝の落馬。
視聴率:12.2%(△0.2%)
頼朝の恐怖は最大限になっています。夢では自分の死を嘆いている北条の家族が見えます。
死にとうないと言いながらも、自分の最期が近づいていることは感じていたのです。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。八重と大姫の最期。
第24話「変わらぬ人」。範頼そして大姫の最期。
視聴率:12%(▼1.3%)
6月19日の放送は第24話「変わらぬ人」です。
24話ではまっすぐな思いを胸に生きた2人の人物が命を落としました。
範頼は頼朝に疑われ伊豆の修善寺に幽閉。疑い深い頼朝はエンディングで善児に命じて平和に野菜を育てている範頼を殺害。
その様子を一人の少女(後のトウ=山本千尋) が目撃していました。
一方、義高のことを一途に慕っていた大姫は20歳という若さでこの世を去りました。
頼朝の焦りはピークを迎えています。そろそろ頼朝の最期が描かれるのでしょう。
第23話「狩りと獲物」。牧狩りで謀反。
視聴率:13.3%(△0.4%)
嫡男・万寿の披露目の場とするため御家人を集めて富士の裾野で巻狩を行うことを決めた源頼朝。
工藤祐経が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎・五郎兄弟らが謀反を計画。
第22話「義時の生きる道」。頼朝が征夷大将軍に。
視聴率:12.9%(%)(▼0.3%)
建久元年(1190年)源頼朝の上洛が決まり、義時は命に従い随行します。
大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇、九条兼実と会談。今後の世のあり方を思い描き後白河法皇と二人きりで対面します。
一方、比企能員は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈を頼朝の側女にする案が浮かびます。しかし…。
第21話「仏の眼差(まなざ)し」。八重との別れ。
視聴率:13.2%(△0.4%)
文治5年(1189)6月、義経の首樽が鎌倉に送られたのち頼朝は奥州に攻め込み、藤原泰衡を討ち取ります。
この戦で奥州藤原氏は滅亡します。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝は鎌倉殿に。
そして、源平合戦の締めとして第20話「帰ってきた義経」では義経の首樽が頼朝のもとに届けられます。
ここまで非情ともいえる頼朝を描いています。その非情さを目のあたりにし義時は政治を学んでいくのです。
第20話「帰ってきた義経」。義経の最期。
視聴率:12.8%(▼0.4%)
義時は頼朝の命を持って義経に会いに奥州へ向かいます。その命とは?
⇒大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第20話「帰ってきた義経」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第19話「果たせぬ凱旋」。義経の不運。
視聴率:13.2%(△0.5%)
義経は後白河法皇に翻弄される。
第18話「壇ノ浦で舞った男」。強すぎる義経。
視聴率:12.7%(△0.2%)
義経は禁じ手の「漕ぎ手撃ち」も敢行し、壇ノ浦の戦いに勝利します。
平家は滅亡したが、宗盛の母・二位尼は宝剣を抱いて、安徳天皇も入水します。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。八重の懐妊から義高の最期。
第17話「助名と宿命」。義高の悲劇的な最期。
視聴率:12.5%(▼0.4%)
父を追うように義高の悲劇的な最期が描かれた17話でした。
第16話「伝説の幕開け」。義仲の最期は?
視聴率:12.9%(先週と変わらず)
義仲の死が描かれています。
第16話「伝説の幕開け」は2つの戦いが描かれています。
一つは「宇治川の戦い」で寿永3年(1184年)1月20日ついに義仲は相模の国の住人・石田次郎によって殺害されました。
もう一つは「一の谷の戦い」で寿永3年(1184年)2月4日ついに義経は一の谷にいる平家との戦いに挑みます。
この時、平家は平清盛の3回忌を迎えて仏事を行っていたようです。義経はこの行事もしっていたのでしょうか?
⇒「鎌倉殿の13人」第16話「伝説の幕開け」あらすじ(ネタバレ)と感想。
第15話「足固めの儀式」。広常が非業の死。
視聴率:12.9%(△0.8%)
久しぶりに視聴率が伸びました。でも6週間ぶりの回復です。この上総広常の最期のシーンは圧巻でした。
第15話は平家討伐に向けて御家人の足並みが揃わず謀反を企てるのです。
義時は坂東武者の中で最も力を持つ上総広常を謀反側に加わえ、謀反を回避するようお願いをするのです。
上総広常はうまく御家人たちを鎮め、頼朝はそのお礼を述べて杯を交わします。
しかし、それは頼朝がすべて仕組んだ策略であったことを義時は知りません。その策略を分かった時の義時は・・・。
第14話「都の義仲」では八重が懐妊。
視聴率:12.1%(▼0.8%)
4月10日放送の第14話「都の義仲」では頼朝の策略が描かれています。第14話から頼朝の怖さが出てきますね。
坂東武者たちはついていけるのでしょうか?
義時はどのようにしてまとめるのでしょう?そして、八重が懐妊し義時は父として頑張らねばなりません。
でもなぜか視聴率が伸びません。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。左殿から鎌倉殿へそして義時の愛。
少し頼朝に恐怖を感じてきたのは第13話「幼なじみの絆」で木曽義仲の登場からです。
第13話「幼なじみの絆」。義時の愛。
視聴率:12.9%(▼0.2%)
義時の愛は実るのか?義仲が登場しますが、視聴率は伸びなかった・・・。
第12話「亀の前事件」
視聴率:13.1%(▼0.4%)
女同士の戦いも鎌倉殿の13人の見どころです。
第11話「許されざる嘘」。祐親の死。
視聴率:13.5%(▼0.1%)
治承4年(1180年)12月12日、鎌倉では源頼朝の新たな御所が完成しました。
「これより左殿は鎌倉殿。ご一同はその家人、御家人です」
イントロで新垣結衣さん演じる八重に「お断りします」と結婚を断れたしまった義時(小栗旬)がいました。
それも、頼朝、政子、そして、実衣のいる前でしたのでそのショックはとても大きかったと思います。
さて、頼朝のもとに異母兄弟が集まっています。
源範頼(迫田孝也)、全成(新納慎也)、義円(成河)、義経(菅田将暉)。
そこに頼朝の叔父である源行家(杉本哲太)が頼朝を訪れたことから義円(成河)の悲劇が起きます。
そしてもっと怖いお話です。善児(梶原善)が再登場します。
善児は伊藤祐親(浅野和之)の刺客として第1話「大いなる小競り合い」で八重の息子・千鶴丸を川に誘い殺しました。
そして第9話「決戦前夜」では八重の夫・江間次郎(芹澤興人)らを殺害。
第11話「許されざる嘘(うそ)」でも、八重の父・伊東祐親と兄の伊東祐清を殺害するのです。
第10話「根拠なき自信」。佐竹氏討伐。
視聴率:13.6%(▼0.4%)
治承4年(1180年)10月27日、 頼朝は、佐竹氏討伐のために日立に出陣します。
戦を避けたい頼朝は、上総広常を使者として派遣しますが、戦がしたくてたまらない義経は不満顔で言います。
「500の兵をくれ、3日で敵の大将の首を挙げてみせる」と。
予告編の「男と女の思いが駆け巡る」という字幕が気になりますね。
義時が「八重さんもこれからは幸せになってもらいたい」と、その言葉に続き、三浦が、「俺がもらっても文句はないな」といいます。
八重は義村の妻になるのでしょうか?
そして、義経が「甘えてもよろしいのでしょうか」と政子(小池栄子)に近づきます。
(あぶないあぶない)
戦いの舞台裏に注目すると「亀」の行動も気になりますよね。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝が挙兵、いざ鎌倉へ。
治承4年(1180)8月17日、頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆(木原勝利)に討って出ました。
それから2ヶ月後、頼朝軍は石橋山では大敗しましたが、軍を立て直し治承4年(1180年)10月7日、3万の大軍を率い、鎌倉に到着します。
第7話からは義経が登場します。義経の登場で「静御前」は誰が演じるのか?SNSでは話題になりました。
第9話「決戦前夜」。義経は頼朝に対面。
視聴率:14%(△0.3%)
治承4年(1180年)源頼朝の軍勢はついに鎌倉入りを果たし、敵方である義時の祖父、八重の父である伊藤祐親の討伐を命じます。
北条義時は「八重さんはお守りします。助殿には渡しません」と伊東の舘に先回りして祖父の祐親も助けようとします。
これからいよいよ平家5万、7万の敵と戦う頼朝軍。そこに頼朝の弟・義経が頼朝の前に現れます。
第8話「いざ、鎌倉」。佐殿が武衛に?。
視聴率:13.7%(▼0.7%)
平家側の大物・大庭景親(國村隼)に石橋山で大敗した頼朝。
上総広常(佐藤浩市)らを加え軍を立て直し勢いを増しながら鎌倉を目指して進軍します。
そして、頼朝は治承4年(1180年)10月7日、3万の大軍を率い、鎌倉に到着します。
その頃、京の後白河法皇(西田敏行)は地図を広げ、丹後局(鈴木京香)らと戦況を占っています。
又、奥州をたった源義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めついに富士山が見えるところまで到達しました。
一方、頼朝の命を受けた北条義時(小栗旬)は、再び甲斐の武田信義(八嶋智人)を味方に引き入れるため出発します。
武田信義は追討軍が来れば真っ先に自軍が戦うことになると、頼朝軍に入ることとなりました。
源氏再興へ向け、役者がそろいつつある第8話「いざ、鎌倉」。増々面白くなる「鎌倉殿の13人」です。
第7話「敵か、あるいは」頼朝の本領。
視聴率:14.4%(△0.7%)
今週の見どころは、源頼朝対上総広常ですね。
治承4年(1180)9月1日、安房国(現在の千葉県)へ流れ着いた頼朝たちは真っ先に上総広常を頼ろうと考えます。
頼朝は義時に広常を説得する任務を与えます。
しかし、上総広常は「この戦、俺がついた方が勝ちだ」と、そう豪語するのです。
頼朝はイライラが限界を超え9月17日、広常を待たずに「いざ鎌倉」と出立します。
そこで、広常がようやく重い腰を上げます。
9月19日、総勢2万騎とも言われる大軍を率いて頼朝の元へ駆けつけました。
しかし、頼朝は「帰れ!」と!!
「今さら何をしに来た……帰れ!」と言い、
頼朝は「来いと言ったらさっさと来い。遅れて来る大軍よりも、ただちに駆けつける少数こそ、いざ有事には恃みになるものだ」。
頼朝は源氏の棟梁として、御家人(広常)の遅参を叱りつけたのでした。
この時、頼朝の軍勢はせいぜい数百騎。
これをキッカケとして坂東武者たちは「源氏につくべし」と雪崩を打って頼朝に従いましたが、このシーンを三谷幸喜がどのように脚色するのか?
⇒「鎌倉殿の13人」第7話「敵か、あるいは」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
第6話「悪い知らせ」。頼朝は安房に。
視聴率:13.7%(前週比△0.3%)
平家勢に大敗した頼朝は山中に潜伏。そこに頼朝を追っている梶原景時が現れ頼朝を発見するが、なぜか見逃して頼朝を助けます。
大雨で合流できなかった三浦義村は船で頼朝の救助に駆けつけるがそこにも平家勢が押し寄せます。
一方、時政と義時は援軍を要請するため武田信義のもとに・・・しかし、
八重が伊豆山権現に訪れ千鶴丸の墓に冥福を祈るシーンはとても切ないですね。
頼朝の運命は、義時と義盛が説得に向かう上総広常の肩にかかっているようです。
源平合戦はさらに続きますね。
⇒「鎌倉殿の13人」第6話「悪い知らせ」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
第5話「兄との約束」。源平合戦の始まり。
視聴率:13.4%(前週比▼2%)
北条義時の初陣は父と戦慣れした兄・北条宗時に助けながらのがむしゃらに刀を振りましていましたね。
治承4年(1180年)8月17日未明頼朝の軍勢は伊豆目代・山本兼隆(木原勝利)と目代後見役・堤の信遠の舘を奇襲し勝利しました。
闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに奇襲した頼朝(大泉洋)の一党。
見事に首級を挙げて勝利したのですが、戦いは思いもよらない方向へ進みました。
頼朝を助けるため雨に打たれる八重(新垣結衣)や伊豆山権現預けられたりく(宮沢りえ)と実衣(宮澤エマ)、そして北条政子(小池栄子)たち女性3名。
平氏側の大庭景親ら軍勢3000が出陣し頼朝軍(北条勢)は石橋山で大敗し、味方はちりぢりに山中を逃げまどうのです。
頼朝軍(北条勢)は追い詰められ、宗時は義時に思いを告げて第5話で退陣してしまいます。
(もう少し愛之助さんの宗時を観たかったですね)
兄・北条宗時の思いのバトンは義時が預かりました。宗時は義時に何を託したのでしょうか?
⇒鎌倉殿の13人第5話「兄との約束」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
「鎌倉殿の13人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。頼朝が挙兵する前。
クランクインは2021年6月上旬に行われ7月上旬から約2週間、静岡県内で物語序盤のロケが行われました。
北条家ゆかりの地・伊豆の国市に建てられたオープンセットを中心に、裾野市、沼津市、富士宮市などで行われました。
源頼朝が挙兵する前(第1話~第3話)までは、伊豆の弱小豪族北条家のホームドラマです。
挙兵する時(第4話)は、主人公・北条義時ら北条勢が伊豆の平家方の舘に攻めかかるシーンが描かれます。
治承4年(1180)8月17日、頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆(木原勝利)に討って出ました。
ここから、挙兵した源頼朝の軍が、父・義朝の拠点・鎌倉に入るまでの源平合戦を三谷幸喜がじっくりと描くのでしょう。
三谷ワールド全開の「鎌倉殿の13人」は源頼朝が挙兵するまで(第1話~第3話)はユーモアが盛りだくさんの「北条家ホームドラマ」です。
ただ、この北条家の平穏な生活は、いつまでも続きません。北条家の嫡男・宗時が頼朝をかくまったことで義時の運命も変わります。
さらに、義時の姉・政子が頼朝の妻になり義時も頼朝の非情な姿と政治力を身に着けていくのです。
第4話「矢のゆくえ」源平合戦の始まり。
視聴率:15.4%(▼0.8%微減)
今週の注目ポイントはエピソードタイトルにある「矢のゆくえ」ですね。
1本目の矢は八重が川向いの北条館に矢文を射る場面で、その矢は頼朝へのメッセージでした。
八重は義時に「おまえはわたしに父を裏切れというのか」とかわいい仕草で激高していました。
義時が八重に情報を漏らし頼朝挙兵を知ったことで大事な父と愛する頼朝との板挟みになってしまいます。
2本目はエンディングで佐々木経高が放った矢。「長澤まさみ」のナレーションは「この瞬間、約4年半に及ぶ源平合戦が始まる」でした。
源平合戦の始まりを象徴する矢でした。
さて、第4話のイントロは”りく”(宮沢りえ)が細工をしたおみくじを用意し頼朝が占う場面です。
引き当てられたおみくじに書かれていたのは拾七(17日)。
治承4(1180)年8月16日、挙兵を翌未明に控え、北条舘では着々と戦の準備が進んでいました。
しかし、集まった兵は少なく、しかも、挙兵の情報が筒抜けで、伊東祐親の耳に入ってしまいます。
番組の中で印象に残る頼朝の言葉は「嘘も誠心誠意つけば真になる」ですね。
ここから三谷ワールド全開の源平合戦「治承の乱」が描かれるのでしょう?大期待です。
⇒鎌倉殿の13人第4話「矢のゆくえ」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
第3話「挙兵は慎重に」謎の僧侶・文覚が現る。
視聴率:16.2%
治承4(1180)年、平穏だった北条舘に山伏の男が現れます。源頼朝の叔父・源行家です。
頼行が北条の舘に来た理由は後白河法皇の御子・以仁王の令旨でした。
北条の舘では頼朝と政子には大姫が誕生し、北条時政と「りく」の間にもお子が生まれる予定で穏やかな時間が流れていました。
以仁王が挙兵する令旨を行家は頼朝に渡しますが頼朝は挙兵には応じない決断をします。
時政の妻・りくも以仁王は失敗に終わることを予見していました。
そして、謎の僧侶・文覚が現れます。
以仁王の挙兵は失敗で伊豆の国の国主などが就任します。そして・・・
頼朝の夢枕に後白河法皇が現れ助けを求めています。義時は戦さ勝敗の計算をしていました。
頼朝が平家打倒の挙兵の決意をすることで義時の仕事は忙しくなります。
⇒「鎌倉殿の13人」第3話「挙兵は慎重に」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
第2話「左殿の腹」大庭現る。
視聴率:14.7%
伊東祐親らは北条の舘に押しかけ北条時政・宗時父子とまさに一戦交えようとしています。
そこに、両者の仲裁に大庭景親が現れます。大庭は相模の大物です。
頼朝は晴れて北条の客人となりました。
義時の姉・政子は頼朝に近づき二人は湯河原で会っていました。義時も湯河原に行きますが、政子は伊藤の八重に会いに行って留守でした。
さて第2話で左殿(頼朝)が義時にどんな腹の内を話すのか?
湯河原の温泉で左殿(頼朝)は義時に本心を告げるのです。その本心とは?
⇒「鎌倉殿の13人」第2話「左殿の腹」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
第1話「大いなる小競り合い」八重の子「千鶴丸」殺害。
視聴率:17.3%
安元元(1175)年秋、北条義時の父・北条時政と祖父の伊藤祐親が京での務めを終え、3年ぶりに伊豆に帰郷しました。
しかし、伊藤家で騒ぎが起きます。
平清盛から監視を託されていた流人・源頼朝と祐親の娘・八重が恋仲になり二人の間にはすでに男子が誕生していました。
激怒する祐親を尻目に、頼朝が姿をくらましたのです。
八重を慕っていた義時はがく然とするが兄・宗時が驚くことをささやくのです。
「佐渡(頼朝)は今、この舘にいる」
頼朝と挙兵し、平家の世を終わらせると意気揚々な宗時。
しかし当の頼朝は心の内を見せず、のらりくらりとしています。
頼朝は挙兵する気があるのか?そのうち、姉・政子が頼朝に急接近します。
伊東祐親らは北条の舘に押しかけ、時政らと一触即発に、お家の一大事。北条義時はさてどうしますか?
主な登場人物
義時の八重への想い
義時とその兄・宗時の行動
義時と頼朝の対面
義時の姉・政子と頼朝
伊東家と北条家の身内同士の戦いは頼朝が全ての原因でした。
⇒「鎌倉殿の13人」第1話「大いなる小競り合い」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。
鎌倉殿の13人とは?
物語の舞台は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、大泉洋さんが演じる源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした鎌倉幕府の第二代執権・小栗旬が演じる北条義時が主人公です。
主人公の「二代執権・小栗旬さんが演じる北条義時」は、若い時から武士制度の頂点を目指していました。
北条家も含めて当時の関東の武士たちを朝廷や公家は「関東」と呼び、武士からは鎌倉幕府将軍のこと「鎌倉殿」と呼ばれていたようです。
ですから題材の「鎌倉殿の13人」は坂東武士の頼朝の天下とりを支えた13人の家臣団です。
源頼朝亡き後、13人の家臣団は激しい内部抗争を繰り広げますが、最後に権力を手中に収めたのはもっとも若かった北条義時でした。
そして、女性キャストではやはり一番有名なのが小池栄子さんが演じる「北条政子」ですよね。
ですが個人的には義時の継母(けいぼ)「牧の方」役の宮沢りえさんに注目しています。
鎌倉殿の13人の合議制度とは?
「鎌倉殿の13人」は誰?と聞かれても応えれれる人は少ないと思います。この体制は法などの裏付けがあるわけではありません。
13人という員数に意味があるわけでもありません。源頼朝の遺言に則った体制というわけでもありません。
現代社会で言えば、特に中小企業ではまだある事ですが、創業者が急死し「後継ぎの息子」が社長になっても会社は混乱しますよね。
そのために株主総会や取締役会があるわけです。
源頼朝が急死し、若い頼家が二代将軍になるわけですが、将軍職に慣れていない二代目のために、取締役会のような重臣たちが自主的に設置した制度だと思います。
ただ現代社会と違うのは欠員ができても補充されず、世襲されることもなかったようです。
老いれば徐々に影が薄くなり、最後は辞表の提出もなくフェイドアウトしていくという何とも曖昧な職のようでした。
この13人は政の「訴訟案件の取り次ぎを13人に限定した」体制というのが真相のようです。
この体制と権力の争いを三谷幸喜さんがどのように描いてくれるのか?早く観てみたいですね。
⇒鎌倉殿の13人とは
まとめ。
第1話から第26話までは頼朝が流人の時代から坂東武士を束ねて挙兵し鎌倉殿になるまでのサクセスストーリーです。
主人公の義時はその頼朝の後ろ姿を見ながら御家人を束ね幕府行政を執行していくためには時として非情にならなければならないことを覚えていくのです。
そして、頼朝が亡くなった後の鎌倉はすぐに宿老たちの争いごとが表面化します。
2代鎌倉殿の頼家はまだ若く宿老を束ねるには若すぎます。
27話以降は義時が2代目執権として頼朝から学んだ束ね方をどのように実践していくのか?
大河は今中流に入りました。
日本史の中世で平家を滅亡させた源氏。その執権として活躍した伊豆の弱小豪族の次男坊・北条義時を三谷幸喜さんは鋭く描いています。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。