「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」ついに義経逃亡。
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「鎌倉殿の13人」第7話「敵か、あるいは」のあらすじと感想。亀が登場。

2022年鎌倉殿の13人
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NHK大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第7話「敵か、あるいは」のあらすじと感想です。

平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行)は、時折頼朝の夢枕に出現していましたね。

第7話「敵か、あるいは」のイントロでは、平清盛(松平健)から挙兵した源頼朝が石橋山で大敗したとの知らされを聞きます。

そのころ、安房国で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、北条義時和田義盛(横田栄司)を送り込みます。

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鎌倉殿の13人第7話「敵か、あるいは」のあらすじ。

放送:2月20日
視聴率:14.4%(△0.7%)

第7話「敵か、あるいは」の見せ場は佐藤浩市が演じる上総広常の動向ですね。

「俺はまだどっちにつくか決めてねえ。が、はっきりしていることが一つある。俺がついた方が勝つ。正念場だぜ」と豪語する広常です。

上総広常の動向は。

頼朝が再起を図るには、2万の兵を率いる関東屈指の豪族・上総広常(佐藤浩市)を味方にできるかどうかが大きな鍵になります。

しかし、それだけの勢力は当然敵方の大庭軍も欲しいところですよね。

頼朝軍からは、義時(小栗旬)和田義盛(横田栄司)が、大庭軍からは梶原景時(中村獅童)が交渉役につきました。

豪胆な広常は個々に交渉することはせず、義時らと景時を同席させ「味方になればどんな得があるのか言ってみろ」と真っ向から切り込んできます。

その問に、梶原景時は動じもせずに「上総介殿のお望みの官職に」と背後にいる平の権力をちらつかせました。

一方、和田義盛は「敵から奪った土地を好きなだけ」と苦し紛れな答えを出しますが、広常にそんなものに興味はないと一蹴されてしまいます。

そこで若き北条義時は正直に、平家に気に入られたものだけが得をする世の中を変えたい、坂東武者の世を作りたいのだと訴えます。

それは返せば「頼朝はお飾り。頼朝を利用して自分達の世界を作るのだ」と言ったようなものですが・・・。

でも、この言葉が広常の興味を惹きます「教えてくれ。頼朝は利用する値打ちのある男か?」と。       

義時は、「はい。あの方は天に守られています。現に何度も命を救われています。

そして、その運の強さに引かれて、多くの者が今、集まっています。助殿は担ぐに足る人物です」

頼朝が何度も命を救われているのは天に護られているからだと頼朝の強運を力説します。

その運の強さに引かれて今多くの者が集まっているだと訴える義時の言葉が広常を動かしたのかも知れません。

北条義時は景時を頼朝軍に誘う。

義時は馬上の景時に頼朝を石橋山で見逃したお礼を述べます。

石橋山での出事は第6話(悪い知らせ)頼朝が天に守られていると景時も感じていました。

そして、頼朝を殺したら神罰を受けると思ったと義時に打ち明けるのです。

景時はこの時明言を残しています。

「刀は、斬り手によって名刀になれば、なまくらにもなる。決めるは斬り手の腕次第。御免」と。

景時は口元に笑みを浮かべ、去っていきました。

千葉常胤は頼朝軍に加わる。

60歳を超えた千葉常胤は広常に頼朝軍に味方することを報告しています。

常胤は「誉ある大戦でひと暴れしないかという話がくれば武士としては乗らない手はないだろう」

広常は、この千葉の武士としての信条に心が動いたのかもしれません。

双方への返事を保留します。

上総広常の思い。

その後も門前払いされながらも、足繫く広常の元に通う義時に、ついに根負けする広常。

損得ではなく、平家隆盛の時に謀反の兵を挙げ、新しい坂東を作る愉快さを話す義時の想いに耳を傾けながら、広常は一計を思いつきます。

大庭が差し向けた長狭常伴が、今夜頼朝を襲撃することは聞いている広常。

義時が言うように頼朝が本当に天に護られているなら助かるだろうと思ったのでしょう。

頼朝の運の強さ。

大庭が差し向けた長狭常伴襲撃の晩、頼朝は偶然にも亀(江口のりこ)と逢引きをしていました。

そこに、「お逃げ下さい!この女の夫が乗り込んできます!」と側近の安達盛長が急を告げ、頼朝と亀は逃げ出します。

亀の夫・権三とその仲間が頼朝の寝所になだれ込んできました。

その直後に大庭が差し向けた常伴が押し入り、それぞれの仲間と大乱闘になっている間に、頼朝は見事逃げることができました。

頼朝の運の強さでしょう。                                     

翌朝、頼朝の無事を知った広常は、頼朝軍につく決心をするのでした。

頼朝が滞在する寺に向かう上総軍は、総勢2万騎。平野一体を行列するその兵を見ながら、広常は呟きます。

「戦の支度は出来ている。此れがどういう事かわかるか?頼朝は太刀をつきつけられたのさ。喉元にな」

不穏な言葉に戸惑いを隠せない義時を背に「行こうか」と広常は悠々と軍を頼朝の元へ進めていくのでした。

頼朝のはったり!

広常がようやく重い腰を上げて進発。総勢2万騎とも言われる大軍を率いて頼朝の元へ駆けつけました。

しかし、「帰れ!」「今さら何をしに来た……帰れ!」と広常を叱りつける頼朝。

己の力と軍力を誇示するように、わざと遅れて対面の場に現れた広常。

名を名乗る広常に対し、頼朝は一言「帰れ!」と告げました。

驚く広常や義時たちを他所に、頼朝は広常の無礼さを叱責し「遅参する者など、戦場では役に立たん」と両断します。

焦らす事で己の価値を頼朝に見せつけようとした魂胆を、頼朝は見抜いていたのです。

軍量がどれ程凄かろうが「礼儀を知らないものとは天下錚々の志を同じには出来ん」と言い切る頼朝と、頼朝の器を見定めようとする広常が睨み合い、やがて広常は頼朝に頭を下げます。

「これより上総介広常、身命を賭して兵衛殿に仕える所存」広常が、頼朝に忠誠を誓った瞬間でした。

その後、頼朝の立派な態度を賞賛する盛長に、頼朝はほとほと困り果てた様子で呟きます。

頼朝
頼朝

(広常の)顔が怖いんじゃ。

と。第7話「敵か、それとも」の名場面ですね。

上総広常の本心。

頼朝との対面を果たし、引き上げる広常を義時が追いかけます。

礼を言う義時に、広常は、実はあの対面で頼朝が棟梁の器に非ずと見れば、あの場で頼朝の首を討ち取り平家に差し出すつもりだったと話しました。

驚く義時に、広常は不敵な笑みを浮かべて言います「なかなかの男よの。源義朝」。

上総軍二万騎を味方にした頼朝軍。

「これで平家も終わったぞ」高らかに宣言し、馬を進める広常の背中に、若き義時は笑を浮かべながら深々と頭を下げるのでした。                       

八重と政子は。

伊豆山権現で、頼朝との間にできた愛息・千鶴丸の死を知った八重は、父の伊東祐親に立派なお墓を建ててくれたことの礼を言います。

「父上が、殺めたのですか」と聞く八重に、ついに祐親は真実を話します。

「八重はこれより、二度とこの方を父とは呼びません」と決別を伝える八重を、祐親は「戦が終わるまで閉じ込めておけ」と冷たく言い放つのでした。

一方、頼朝の現在の妻である政子は、伊豆山権現にて頼朝の無事を聞きます。

政子は「いい加減にして!こっちはもう尼になろうって腹を決めていたんですよ!」

無事を聞いて嬉しいはずの政子ですが、予定が台無しになったと怒る政子です。

でもその表情には、愛する人を失っていたかもしれないという恐怖から一転しての深い安堵、どこへ気持ちを持っていったらよいかわからないという女心が見えます。

八重と政子、同じ男を愛した2人の女性の運命が擦れ違っていくのです。

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「鎌倉殿の13人」第7話「敵か、あるいは」の感想。

天に護られているというか、運が強いというか、女好きが身を助けたというか。どの言葉がぴったりくるのか迷ってしまう頼朝でしたね。

どうにもこうにも、頼朝は女好きというイメージがついて回ります。

そして、間接的・直接的にその女たちが頼朝を救ってくれる三谷幸喜の「鎌倉殿の13人」です。

天性の人たらし…つまりはやはり、天に護られているということになるのかもしれません。

満を持して登場した「亀の前」は、かなりひょうひょうとした人物に描かれているようです。

亀が人妻だと知り驚く頼朝に「言ってなかった?」とサラリと口したりもします。

さらに凄いのは、常伴を討ち取りに行く三浦義村に「ついでにうちの人も討ち取って」となんでもないように言ってしまうところですね。

「亀の前」無邪気な腹黒さを感じました。

頼朝との子という理由で愛息を殺されてしまった八重、正妻でひたむきで頭の回転の速い政子。

そこに「亀の前」が加わる事で女たちの戦いも熾烈を極めていきそうです。

怖いけれど、何故かワクワクする展開です。

その一方で、運の強さを武器に度量も見せつけ、人を集めていく頼朝の姿。

シナリオの緩急が見事で、役者陣の演技も見事ですね。

じわりじわりと源氏の兵力が増し、時代のうねりが目に見えるようだった三谷幸喜「鎌倉殿の13人」

第7話「敵か、あるいは」は目が離せない展開でした。

視聴者の感想。

まとめ。

「鎌倉殿の13人」第7話「敵か、あるいは」のあらすじで、遂に菅田将暉さん演じる源義経が姿を現しました。

父のように慕い、「北の王」ともいえる立場の藤原秀衡の全幅の信頼を背に受け、頼朝の元に馳せ参じます。

そして、いよいよ役者が揃いそうな第八話!勢いを増していく源氏に、焦りが出始める平家。

明暗がはっきりとついて行きそうな「いざ、鎌倉」。次週が待ち遠しいです。

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